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今週はのれんについて解説していきます!
のれんというと居酒屋やお寿司屋さんなどの入り口にある、のれんの看板を想像する方も多いかと思います。のれんとは、一言で表すと目に見えない資産価値のことです!

のれんとは、企業結合会計基準にて「取得原価が受け入れた資産および引き受けた負債に配分された純額を上回る場合の超過額」と定められています。 

具体的には、企業のノウハウ、ブランドイメージなど、売り手企業の持つ将来性や、買収企業側が売却企業側にかける期待値のことをいいます。事業譲渡でののれん代とは、「買収企業側が支払った買収額で、売却企業側の純資産を上回った差額」のことです。

のれんは減価償却、消費税、減損処理の対象となります。もし、計上されていた価値よりも低い価値になってしまい、減損処理の対象となってしまった場合、減損損失として計上しなくてはなりません。またのれんの償却は、事業買収の会計処理時において、固定資産と同じように少しずつ計上していく減価償却の対象となります。

のれん償却の期間は日本会計基準では、償却期間は最大20年までと決められています。事業買収後、年ごとに均等に計上していきます。のれんは税務上では資産調整勘定と呼ばれ、5年間にわたって月割りで損金に参入します。ちなみに負ののれんは、税務上では差額負債調整勘定と呼ばれ、5年間にわたって月割りで益金に参入します。のれんを上手に生かすことで、大きな節税効果が期待できます。



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