事業再編が増加している理由
お世話になっておりますInvestorsHUBです。今週は、事業再編が増加している理由についてご説明させて頂きます。
事業再編の数が昨年に比べ増加しております。コロナ禍の影響もあり、業績不振により事業再編を迫られるケース、集中と選択をせざるを得なかったケースが増えたものと考えられます。
国内市場は成熟化にあり、人口が減少に転じていることも要因として考えられます。また、オーナー経営者の高齢化も原因の一つとして考えられています。その他の理由としては、M&Aに関与する事業者が増加したことも考えられます。
売り手が考える株主価値と、買い手が考える株主価値を双方が理解し、両社の情報格差を埋めることが出来る機会が増えたことが考えられます。事業再編の際、売り手は事業の情報を多く持っておりますが、買い手は売り手ほど持ち合わせておりません。
一方買い手は改善案、ノウハウや事業の改善点を持ち合わせている可能性があります。それらを上手に引き合わせることが出来るM&A事業者が、年々増加しているのかと思われます。事業再編でまず考えられるのが、事業内容を理解している同業他社への事業譲渡です。ノウハウや事業の改善点を把握できている可能性が高く、規模の経済を生かした、より効率的な事業運営が可能となるからです。異業種への事業譲渡も考えられますが、変化の激しい環境で異業種を経営することは容易なことではありません。
よほど何か強力なシナジーが存在するなど、事業価値を高める可能性が無いと難しいものと思われます。
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