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マネーリテラシーよりも重要なこと

はじめに

マネーは手段である。何かを手に入れる手段、面倒ごとを避けるための手段、楽しむための手段、快適になるための手段。そう、そもそもマネーは手段的。ただ、手段としてのマネーが、ほぼワイルドカード的な(ほぼ、である)性格を持つので、マネー絶対論的な考え方になるのもわかる。しかしマネーは手段的である。

マネーより大事なこと

で、結論を言おう。手段であるマネーより大事なことは、目的である。お金でゲームを買いたい、本を買いたい、旅行に行きたい、快適な移動をしたい、面倒なことを人に頼みたい。こういうのはすべて、マネーを稼ぐ・使う目的である。仕事を辞めて自由時間を手に入れたい、というのも目的といえるだろう。
で、これ(お金を使う目的)が、なぜ重要かというと、これこそがマネーを稼ぐモチベーションになるからである。マネーを稼ぐモチベーションでもあり、さらにはこのような目的の中に、心の底からあなたがやりたいこと(やりたくないことも)や、人生の目的になりうるものがあるからである。

例えば

わかりやすいように逆を考えてみよう。つまり、目的が何もない日常であり、目的がない人生を考えてみよう。そのような人生は、とてもつまらなく、ハリがないだろうことが想像できる。どんなにお金があっても、やりたいことが何もない、やりたくないことも何もない。そういう無味乾燥した人生。

結局

誤解してほしくないのは、別に高尚な人生の目的を持とうとか、素晴らしい人生を歩もうとか、そのようなことを言っているわけではない。お金を手に入れてグウタラしたい、というのも立派な目的である。ただ、目的なしにはお金を稼いでも空虚であるということだ。どんなものでもいい、目標を持とう。目標あってこそのモチベーションである。人間、モチベーションを保つのが何より難しいのだから。

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