見出し画像

【4月から都内で新生活をする人は必見】私たちがあえて都心近くに住む理由

こんにちは。

都内でひっそりと生きる専業主夫です。


今日は久々に日経平均株価が終値で1,032円上昇しました。今年で2番目の上げ幅だったようです。



先週までは様子見ムードといった感じで相場も停滞していましたが、本日は私の日本株も久々に含み益でした。


明日の11時半からは日銀の政策金利発表です。この記事の執筆時点においてはドル円は149円前後、既に織り込み済みとは言え多少は為替や株価に影響があると思います。明日、再び日経が4万円に戻るかどうか注目ですね。




私たち夫婦は東京23区内、さらに言いますと新宿や渋谷といった都心まで最寄り駅から10分程度でアクセス可能という比較的好立地な場所に住み、現在3年目になろうとしています。


子どもがいないとは言え、現在は妻だけの一馬力であり、決して裕福な暮らしとは言えません。


物価や税金が毎年のように上昇していくこのご時世で、そういったお金の負担を抑えるために「もう少し郊外に住めばいいのではないか?」と本気で考えたこともありますが、結局以下の理由により踏みとどまりました。


特に、4月から新社会人や大学生になる方、地方から上京して東京で一人暮らしを考えている方にはおすすめの記事となっています。


1.妻の会社に近いから


最も大きな理由はこちらです。


3年ほど続いたコロナ禍も終わり、一部の職種を除き在宅勤務は撤廃された会社が多いと思います。


東京に住み、20代の頃に満員電車での通勤も5年以上経験した身として言いますが、東京の満員電車は控えめに言っても「地獄」です。
(私が専業主夫になったきっかけの1つがこの満員電車です。)

都心に近ければ近いほど電車は入りきらないほどの超満員、夏は汗臭いおじさんたちに囲まれ、女性であれば痴漢や、朝の時間がない時に人身事故や急病人の介護のために電車が止まることも頻繁にあります。


特に地方から上京してきた方は覚悟しておいてください。


※これでも空いている方です。



社会人や大学生1年目はただでさえ慣れない仕事や勉強、新しい人間関係にストレスがたまることになりますが、加えてこの満員電車による通勤・通学のストレスがボディーブローのように体に蓄積されていくことになります。


ちなみに、うちの家の最寄り駅から妻の会社の最寄り駅までは電車で2駅、時間にして10分程度となっています。妻は小柄(148cm)なので、少しでも満員電車のストレスを緩和させてあげたいと思いました。


その上、海外の顧客や子会社とのミーティングが時差の関係で定時後に始まることや、メーカーのため地方の工場に日帰り出張することもあり、帰りが21時を超えることもしばしばあります。そのため、少しでも通勤に割く時間を減らしてあげたいと思いました。


ただし、当然ながら都心に近ければ近いほど基本的に家賃は高くなります。


特に社会人・大学生1年目の方は少ない収入でやりくりする必要がありますので郊外での暮らしを選択する方も多いと思いますが、満員電車の通勤通学は思った以上にストレスがかかります。


また、郊外といえどあまりに会社や大学から遠くに住みすぎて睡眠時間が極端に短くなったり、朝起きれずに遅刻したり、最悪の場合行くことすら面倒になって辞めてしまう方も一定数います。

そうなっては本末転倒ですので、家選びは慎重に検討しましょう。


2.徒歩圏内に安いスーパーがあるから


前述したように、都心に近ければ近いほど家賃が上がることはデメリットですが、メリットとしては住環境が良くなることがあります。


住んでいる人が多いほど利用する人も多いことからどんどんお店も出店されます。逆に人があまり住んでいない地域の場合、採算が合わないため出店は少ない傾向にあります。

郊外の場合ですと、駐車場を確保できる大通り沿いが大半かと思いますが、かといって大通り沿いは騒音も大きいです。


家賃の次に負担になるのは食費です。自炊をせずに3食を全てコンビニや外食で済ませようとした場合、恐らく5万円ほどはかかります。飲み会や交際費なども含めるとそれ以上です。


ここに光熱費や通信費なども乗ってきます。社会人・大学生1年目の場合、娯楽に使うお金や、貯金に回すお金はほとんど取れないでしょう。


実家から通える距離にある会社や大学に通えれば一番良いのですが、実家の立地次第ではそれも難しいと思います。私がおすすめするのは、「徒歩で」行ける場所に安いスーパーがあることです。


逆に、コンビニは極力家の近くにない方が望ましいです。今のご時世、コンビニのおにぎりやサンドイッチですら徐々に値上げされていき、一方で量は減らされています。

100円でおにぎりが買えた頃が懐かしいです。。


スーパーも色々ですが、都心でも安いスーパーは多くあります。私たち夫婦も愛用している「まいばすけっと」「オーケー」はおすすめです。このご時世でもおにぎりは100円以下、お弁当も安いです。自炊が大変な方は、夜に安くなった弁当を買うだけでも節約になります。


また、うちの徒歩圏内のスーパーは年会費無料のクレジットカードとマイボトルを持参すると、3Lの水を2本無料で入れることができます。

徒歩にあると良い理由としては、この計6kgの重い水を家まで持ち帰る必要があるからです(笑)


日々の生活で飲料水を確保することは、食料を確保することと同じくらい大事なことだと思っています。


睡眠時は汗などにより水分が失われており、夜間就寝中の呼吸や、発汗、排尿による水分損失は、早朝の血液粘度の上昇を引き起こし、脳梗塞などのリスクを高める可能性が示唆されています。

そのため、喉が渇いたと思ったら我慢せずに水を飲みましょう。


また、朝起きた時に水を一杯飲むとすっきりと目が覚める(寝起きが良くなる)効果もあります。

残念ながら、東京の水道水はあまり美味しいとは言えないので、私のように水道水を飲むことに抵抗がある方には、水を無料を入れることができるスーパーが徒歩圏内にあることは大変ありがたいことです。


3.自転車でどこでも行けて車が不要だから


「住環境が良い」=「スーパーが徒歩圏内にある」だけでは少し物足りないですよね。


役所や病院や郵便局、休日には外食やカラオケやカフェ、図書館や広い公園に行きたいこともあると思います。


そういった時に、これらの場所に徒歩(もしくは自転車)でアクセスできると非常に便利です。目安としては、片道10分以内であればそこまでストレスに感じることはないかと思います。


今のご時世、車については極力持たないことをおすすめします。都心に行けば行くほど道も狭く、駐車場も高くなり、さらに車検やガソリン代といった維持費が乗ってくることになります。
今はガソリンもかなり値上がりしていますよね。


よく言われることですが、都心近くに住むことのメリットとしては「路線網が張り巡らされていて車が不要だから」ということがあります。


確かにスーパーでまとめ買いする時などは車があると便利かもしれませんが、現在の夫婦2人暮らしの場合、どんなに買っても両手で持てるほどの量なので、車があったらいいなと思ったことは一度もありません。


「あったらいいな」で意外だったものとしては、私の家の目と鼻の先にはヤマトの営業所があるのですが、住み始めてみると便利でした。

理由としては、たまにフリマアプリで副業もしているので、重量物を歩いて持参できるからです。もし家の近くにヤマトがなかったら、この時ばかりは車が欲しくなっていたと思います。


4.都心へのアクセスが良いから


都心近くに住んでいれば都心へのアクセスが良いのは当たり前のことなのですが、仕事にしても遊びにしても都心に行くことは多いです。


仕事で考えてみると、例えば「営業職」の場合、業界にもよりますが顧客と打合せをするとなると、顧客の大半は都心のどこかにオフィスを構えています。慣れてくると、家~顧客のオフィスを直行直帰することもありますが、そんなときに都心近くに住んでいると朝が少し遅く起きることが出来たり、早く帰ることが出来ます。

これは地味にテンションが上がるところです。
(営業あるある)


遊びで考えてみると、友達との飲み会や、彼氏や彼女とのデート、最近ですとマッチングアプリでマッチした方と会う場合、首都圏に住んでいる人の場合は大抵は新宿や渋谷といった都心で集合になることが多いと思います。

例えば郊外にある自宅から片道1時間を要して行くとなると帰りが遅くなることでストレスもたまり、地味に交通費もかかります。また、最近は電車賃も少しずつ値上げしています。


ただ、結婚するとどうしても友人とは疎遠になり、休日もパートナーと自宅で過ごすことが増えるので、毎週のように都心に出て飲み会をしたり、妻と都心にデートに行く頻度は減りましたけどね。


そうなると大事になってくるのは、自宅をどれだけ居心地の良い環境にできるかどうかです。詳しくは以下の記事を参照ください。



5.両親の住む家に近いから


私の両親は神奈川に住んでおり高齢です。

今後は認知症などの懸念もあり、何かあった場合にすぐに駆けつけられるように片道1時間以内で行ける場所に住んでいます。


なお、今後は両親の家から近い神奈川で自宅の購入を検討していますが、妻の職場が遠くなってしまうことがネックなので、少なくとも今の賃貸物件が更新を迎える4年が経過するまでは今の家に住み続けると思います。


最初に戻りますが、日銀がマイナス金利を解除することにより、住宅ローンの変動金利も徐々に上がっていくことが想定されます。


私は前職が不動産コンサルで、弁護士から紹介を受けた離婚や破産をした方の不動産の仲介(任意売却)を担当していたのですが、特にコロナ禍では無理な住宅ローンを組んで家を手放す方を多く見てきました。


金利が上がるということは、住宅ローンの負担が苦しくなり家を手放す方が増えます。そうなると、売り物件が需要以上に市場に出回り、物件が増えるということは価格を下げなければ売れなくなります。


現在、特に首都圏においては不動産価格が本来の相場以上に値上がりしている状態(いわゆるバブル)なので、今後親の介護や子どもができた場合に自宅を購入することになっても、もう少し不動産価格が下がることを待ちたいと思っています。その場合でも35年ローンなどは組まないですし、そもそも属性的に組めないとは思いますが。。



それでは、今回はこの辺で失礼いたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?