【過去の大失敗を風化させない】新NISAの方針と運用結果(2024年1-2月)
こんにちは。
都内でひっそりと生きる専業主夫です。
早いもので、2月も今日で終わりですね。
今年は4年に1度のうるう年。
うるう年に乗じて、今日は「4年に1度レベル」の珍しいことが起こるかもしれませんね。
さて、今年は専業主夫1年目ということで、余りある時間で毎月何かにチャレンジする年と決めておりました。このnoteもチャレンジの1つです。
そして先月、今月とチャレンジしたものと、その結果が以下の通りです。
noteについては、始めて1ヶ月でここまで反響を頂けると思っておらず、私自身驚いています。
見ていただいた方、フォローいただいた方、スキをいただいた方、
改めてありがとうございます🙇♂️
やはり反響をいただけるというのは、モチベーションアップに大きく繋がります。
あとは、とにかく続けることが大事なので、引き続き執筆を頑張ってまいります。
さて、今回は初の投資の記事となります。
今後は毎月の運用結果と、自分の投資判断に責任を持つ意味を込めて、毎月末載せていこうと思っています。
以前のバカな過ちを繰り返さないためです。
お恥ずかしい限りではありますが、過去の失敗を教訓とするために、また新NISAをきっかけに投資を始めようと思っている方に、私と同じ辛い思いをしてほしくないためにここに残します。
丸裸で海に飛び込み、群がるサメに食われた男
今から3年前の20代後半の独身時代、6年勤めた1社目を退社したばかりで、数百万円の貯金があった私は、それを元手に投資で大きく増やしてやろうとほくそ笑んでいました。
それこそ、海に眠る(と勝手に思い込んでいる)お宝を探す気持ちで。
その頃からNISA(旧NISA)での積立投資はありましたが、非課税期間が限定的であり、今のNISA(新NISA)ほど認知度もありませんでした。
また、当時はコロナショックを受けて株式相場は冷え切っており、ネット上では投資家の阿鼻叫喚で溢れかえっていました。
そんな中、あろうことか私は「リスクを取らなければリターンはない」と、FXから始まり、怪しげな合同会社への出資、ネットで知り合った顔も見たことない人間との共同投資と、バカ丸出しの醜態を晒して大損してしまいました。
それこそ、海に眠るお宝を探すのに、準備運動や筋力トレーニングをせず(=下調べや少額取引で経験を積まず)、潜水艦に乗ることもせず(=S&P500などの優良インデックス連動商品などを利用せず)、丸裸で海に飛び込み、あっさりとサメに食われてしまったような感じです。
具体的な損失額としては『350万円』ほど。
まさに、新NISAの年間投資上限額程度です。
「このお金を相場暴落時にNISAや仮想通貨に入れていたら。。」と後悔しない日はありません。
(ただし、その時は『暴落の時こそ買い時である』という投資の本質を知らなかったですし、暴落時の投資においてはさらに下落する可能性があるため、リスクが高いことは間違いないです。)
これでも当時は「爆益を出せる」と信じ切っていたのですから、完全に頭がイカれています。
(詳細は「詐欺シリーズ」で別途まとめる予定ですので、乞うご期待ください。。)
この時の経緯はざっくり以下のとおりです。
つまり、間違いなく自己責任ではあるのですが、今思い返しても当時は本当に地獄の日々でした。
(別途、記事にさせていただきます。)
詐欺師への怒りや憎しみ、自分の不甲斐なさに本当に嫌気が差しました。
そこからどうにかこうにか損失分を取り戻し、当時の貯金額まで舞い戻ってきた次第です。
どうしようもない失敗をした私ですが、一つだけ良かったことと言えば、20代といういくらでもリカバリーできるタイミングで失敗できたということです。
この失敗を生かすべく、今年から始まった新NISAには並々ならぬ思いで臨んでいます。
新NISAで投資すること=損をしないわけではない
今年の1月から、日本全国の投資家待望の『新NISA』がスタートしました。
新NISAの仕組みについては長くなりますで、本記事では割愛します。
証券会社はSBI証券を使っており、保有銘柄は以下の通りです。
NASDAQ100やFANG+など、アメリカの大型テック銘柄が中心となっています。
全世界を投資対象とするオールカントリーや、米国株式市場に上場する主要な企業約500社に投資するS&P500と比べ、リスクの高い構成にはなっています。
過去にあれほどの経験をしたにも関わらず、「リスクを取らなければリターンはない」という心構えは変わっていないようです(他人事)。
その証拠に、1年間での最大の枠が360万円なのですが、色々検討した結果、1月時点で180万円、2月時点で360万円全額を埋めることにしました。
今の右肩上がりの相場がしばらく続くと仮定した場合、早いうちでの満額投資の方が毎月投資に比べて含み益は大きくなります。
今年は半導体バブルの年と言われています。
アメリカの大手半導体メーカーであるNVIDIAが、前年同期比の純利益8倍という超好決算を発表したのは記憶に新しいですよね。
1月からリスクを取ってNASDAQに投資することは決めていましたが、こういった材料が追い風になっています。
また、アメリカ商務省が本日2月29日に発表した1月のPCE=個人消費支出の物価指数は、前の年の同じ月と比べて2.4%上昇しました。上昇率は前の月より0.2ポイント低下して2021年2月以来、2年11か月ぶりの低い水準となりました。
この指数はFRB=連邦準備制度理事会がインフレの実態を見極める指標として重視しており、去年11月以降、連続して3%を下回っており、インフレの鈍化傾向が改めて示された形です。
また、今後の経済データ次第ではありますが、現状早ければ今年の6月には政策金利の利下げが行われるという見方が強いです。
利下げは株高に繋がるため、そういった期待も込め、早いうちに満額を埋めるに至りました。
新NISAは旧NISAのまさに完全上位互換であり、枠内で投資した利益であれば、『永久的に』(制度が続く限り)非課税になるという、強烈なメリットがあります。
これは例えるならば、全く泳げないカナヅチの人でも、これを着るだけで海底を目指せるという、ドラえもんの秘密道具のようなものです。
こんな革命的とも言える潜水服がタダで支給されたので、これまで経験したことがなかった人や興味がなかった人たちも、海底に眠るお宝を探してみようかなと次々に海に潜ろうとしています。
今のタイミングであれば、隠れざるAIや半導体銘柄といった物がお宝に該当するでしょうか。
ただ、これをチャンスと捉えるのはダイバーだけではなく、そんなダイバーを捕食しようと待ち構えるサメたちも同様です。
サメとは要するに、詐欺師のことです。
サメからすれば、『新NISA』という潜水服が支給されたことは、ありがたいことこの上なしです。
なぜなら、潜水服を着て海に潜ること=サメから身を守ることができるわけではないからです。
これを勘違いしている人が一定数います。
投資詐欺は年々巧妙になっています。
投資の素人だけではなく、それなりに投資を経験した人間でも騙される方が後を断ちません。
警察は詐欺師を逮捕してくれるかもしれません。
弁護士は詐欺師相手に裁判を起こし、有罪を勝ち取ってくれるかもしれません。
ただし、大半は奪われたお金は返ってきません。(経験済)
※詳しくは「詐欺シリーズ」にてまとめます。
そんな詐欺を見抜けるようになるためには、他人から教えてもらおうとせず、『自ら学ぶ姿勢』で勉強することが大事です。
市場という海は深く暗いです。
海の底にはお宝が眠っているかもしれませんが、ダイバーを食い物にしようと待ち構えるサメも徘徊しています。
また、深く潜れば潜るほどにお宝を手にする可能性と同時に、酸素(資金)が無くなり全てを失う可能性も高くなり、まさにハイリスクハイリターンと言えます。
下手をすれば、精神を病んで仕事に支障が出ることや、借金漬けになり、パートナーとの離婚、家族からも絶縁され、最悪命を失う・・・というリスクがあることを深く心に刻む必要があります。
来月の目標について
来月の目標ですが、少額資金(10万円程度)で個別株の取引を勉強したいと思っています。
先ほど述べたように、私は過去に他人に投資を任せることで大損してきました。
結局のところ、他人が自分のお金を増やしてくれるといった甘い話などありません。
自分の頭で、自分のお金でやるしかないのです。
また、当時は独身でしたが、今は結婚している身です。
そのため、過去の失敗も踏まえ、信用取引や、仕手株に手を出すことはしませんが、メンタルが保てるほどの許容資産でリスクを取りつつnoteと同じく地道にコツコツとやっていこうと思います。
今度は自分だけのためだけではなく、妻のためにも慎重に。
おわりに
アナリストによっては、日経やダウが連日最高値を更新し続ける現在が天井であり、暴落に備えた方が良いという見方もあります。
なぜなら、「何の株を買っても上がる」というような上昇相場のタイミングでは、多くの投資家が参入するためです。
世界三大投資家の一人として名高い「ジム・ロジャーズ」もそう語ります。
これは今から18年前の2006年、東証を取引停止に追い込んだライブドアショックがあった際にジムが来日した際の動画からの抜粋です。
歴史は繰り返します。
百戦錬磨の投資家といえど、改めて気を引き締める必要があります。
それでは今回はこの辺で失礼します。
皆さんも良い投資ライフを!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?