EBITDA

EBITDAは営業利益+減価償却費で定義されることが多い。減価償却費は現金支出を伴わない費用なのでキャッシュベースで見たときの、本業での稼ぐ力を示す。様々な投資家が使っている指標である。

EBITDA=営業利益+減価償却費

EBITDAが高ければ高いほうがいいのか?企業が何か活動を行うとき、そこには資本コストがあることを念頭においてほしいが、企業がその資本コストを無視して買収を積み重ねたという場合を考えてみてほしい。割高な買い物をしているにもかかわらず、EBITDAは増加しているのでEBITDAだけ見れば優秀な企業という風になってしまう。また式から勘違いしがちだが、減価償却費が増えればEBITDAが増加するという理解をするのは間違いである。(売上原価や販管費に減価償却費が含まれているので)

問題点として設備投資関連費用を無視してしまうのでマッキンゼーの企業価値評価ではEV/EBITAが推奨されている。amortization、即ち無形資産の償却を差し戻す。(固定資産分は差し戻さない)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?