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株価材料が三拍子揃った企業に注視です

皆様、こんにちは。本村健です。

今週の事ですが、【2695】くら寿司に持ち帰り注文を取りに行こうと商業ビルのエレベーターに乗り込むと、若い日本人のカップル、その後に中国人らしき中年女性4人が乗り込んできました。

籠の中で、大きな声で何かをしゃべっていましたが、エレベーターから降りる際にわたしは停止ボタンを押して先に降ろしましたが、誰1人あたり前のような顔をして何も言わずに降りて行きましたが、カップルは2人とも「ありがとうございます!」と軽く頭を下げてきました。せめて誰か1人くらいは「謝々」(シェイシェイ)は言えないのかなと思いました。

◾️外国人に人気のくら寿司


店内は平日にもかかわらず満席でしたが、浅草と言う土地柄もあって外国人観光客が多かったです。人気の理由は価格の安さにありますが、オーダーするときの言葉の壁もなく着席したら、目で見て好みのネタをすぐに食べられるシンプルさに利用価値があるのではないでしょうか?

先程の中国人の団体ですが、タッチパネルで席の予約をしていましたが、店内にも席待ちをしている方が大勢いて、わたしの見立てですと最低でも1時間以上はかかると思いました。

持ち帰りの会計を済ませて、エレベーターに戻ると席の発券を済ませた中国人たちが不満そうな顔をして、店内では待たずに外で時間を潰そうと、また乗り合わせましたが、今度はエレベーターの先頭に立ち先に降りました。心の中でガッツポーズです。(笑)

脱線しましたが、くら寿司ですが今週10日の大引け後に、24年10月期の連結業績予想について、売上高を2262億円から2340億円(前期比10.7%増)へ、営業利益を24億円から55億円(同2.2倍)へ、最終利益を11億円から35億円(同4.1倍)へ上方修正しました。

国内事業において、仕入れ価格の上昇や人件費、光熱費の上昇等、厳しい状況の中で、同社の強みである「まぐろ」「かに」など質の高い商品を中心にしたフェアの展開、大人気キャ ラクター「ちいかわ」や劇場版が公開された人気アニメ「名探偵コナン」とのコラボ企画の実施により、 売上高は好調に推移。また、経営と現場が一体となって、個々の商品ごとにきめ細やかな商品設計を適宜行ったこともあり、当第2四半期連結累計期間の売上高、経常利益はともに過去最高となり、想定を大幅に上回る業績となりました。

また、同時に発表した第2四半期累計(23年11月~24年4月)決算は、売上高1160億7100万円(前年同期比14.0%増)、営業利益56億3600万円(前年同期11億8600万円の赤字)、最終利益39億4800万円(同10億9500万円の赤字)だった。なお、下期は国内事業でタッチパネルの大幅改修などの戦略的な施策を計画していることから、通期予想の各利益は上期実績を下回る見通し。

発表を受けて、翌日の取引では好業績を好感して反発しましたが、その後は急落しています。

相場格言「落ちてくるナイフはつかむな」とありますが、その意味は落ちてくるナイフをつかむと、うまく柄をつかめないで、刃をつかみケガをしてしまいます。ナイフが床に落ちてからつかめば、全く無傷です。

このように、株価が急落している時に買ってしまうとどんどん下がって大損してしまう可能性があるので、株価が目先の底について、そこから下がらない事を確認して嵐が去って落ち着いてから買った方がいいということです。

あくまでも格言で、その通りに動かないのも相場ですが、どこで反発するのか株価動向を監視中です。

【2695】くら寿司 日足チャート(引用:TradingView)


◆話題の銘柄:Pick UP【9166】GENDA


今週は、エンタメ業界のM&Aや海外展開で成長。現在はアミューズメント施設『GiGO』が中心。【9166】GENDAを取り上げます。


◾️米ゲーム運営企業買収を発表


今週11日、無人ゲームコーナー運営の米ナショナル・エンターテインメント・ネットワークを買収すると正式に発表。買収額は3100万ドル(約48億円)。海外における事業成長の取り込みが進むとの期待からマーケットでは物色されています。

あわせて発表した2024年2~4月期の連結決算は、営業利益が前年同期比23%増の20億円だった。積極的な出店が寄与し、事業の成長が続いているとの安心感も買いにつながっているようです。

米企業の買収をめぐっては、10日に日本経済新聞電子版の事前報道があったものの、市場では「決算で既存のビジネスが堅調であることが確認され、米国企業の買収を通じて成長を取り込み、業績のアップサイドが見込めるとの将来への期待から改めて買いが向かっているのだろう」といった見方もある模様。

また、株主優待制度を新設し、毎年1月末と7月末時点で100株以上を6カ月以上継続保有する株主を対象に、同社が展開するアミューズメント施設GiGOグループの店舗やカラオケBanBanで利用可能なクーポンを贈呈する株主優待制度の新設(25年1月から適用)も決めており、これらが株価を強く刺激する材料となっているようです。

100株以上で年4000円分、300株以上で年1万2000円分、500株以上で年2万円分。

私見ですが、好決算・M&A・株主優待新設と材料が盛りだくさんで、株価材料が豊富な先高観の強い銘柄だと考えます。

【9166】GENDA 日足チャート(引用:TradingView)


個人的には、1400円割れにロスカットを設定して週明けに押し目があれば狙ってみようかと模索中です。

◆個人的に気になる銘柄:【1514】住石ホールディングス


今週は、住友石炭鉱業が母体。国内炭撤退、豪州炭鉱からの配当金が利益柱。人工ダイヤ、採石にも展開する企業。【1514】住石ホールディングスを取り上げます。


年始からマーケットを賑わせている銘柄ですが、ご存知の方も多いかと思います。

昨年には著名投資家・井村俊哉氏の大量保有で個人投資家の間で話題となりました。一方で、単なる偶然なのか?麻生太郎自民党副総裁の弟、泰氏が会長を務める企業、麻生も同社を買い増していたこともわかり、ネット上がざわつきました。

今年に入り麻生太郎元総理のお膝元でも知られた麻生と資本・業務提携を発表し、5月には、麻生は市場内での取得により住石HDの議決権所有割合を50%超60%以下とし、連結子会社化を目指すと発表。

住石HDの上場は維持する見通しだと言う。同社は資本・業務提携を通じ、石炭事業の成長や九州地区における事業の拡大などを目指す。麻生による買い需要のインパクトを見込んだ資金が住石HDに流入し個人投資家達を中心とした思惑や期待の短期資金によって5月には高値を付けています。

私見ですが、5月の高値から急落し最近の値動きは出来高を伴って株価は落ち着いている印象です。

井村氏と麻生氏の関係は定かではありませんが、きな臭い動きにこれで相場は終わりでは無いだろうと睨み中期目線で買いにて注視。

【1514】住石ホールディングス 日足チャート(引用:TradingView)

個人的なロスカットのラインは、心理的節目と考えます1060円割れとみていますが、下がった日の押し目を狙いたいと考えています。

ここを下回るようなら、わたしは一度は損切りして仕切り直します。

わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益確定の売りをお願いします。

また来週お会いしましょう。本村健でした。



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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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