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早咲きか?「サクラサク」!【3778】さくらインターネット

皆様、こんにちは。本村健です。

浅草寺の桜が開花!?

寒暖差の激しい日が続きますが、わたしの地元の浅草寺「二天門」では桜の一部が季節外れの花を咲かせています。
各地でもこのような現象が起きており、今年の夏の猛暑と雨が降らなかった影響で、葉っぱが早く落ちてしまい、さらにここ数日の暖かな気温で花が咲いたようです。
サクラも、人と同じで冬なのか春なのか季節がわからなくなっているようです‥

過去には、冬に散歩をしていると目を疑いましたが、何とビックリ!向日葵(ひまわり)が咲いていました。
よく見るといつも見る夏のひまわりと色や形が違い
「ヒマワリモドキ」と言ったところでしょうか?(笑)

122日 午後スマホにて撮影

本日、天気も良かったので見に行くと、まだ桜が咲いていました。
今週末に浅草へお越しの際は、立ち寄ってみてください。

さて、話は変わりますがといえば今週マーケットで賑わった銘柄ですが、今年わたしが2回にわけてコラムで取り上げました銘柄について皆様にちょっとしたアピールを‥

1回目は、今年8月19日のコラム「気になる銘柄」にて取り上げました【3778】さくらインターネットです。

注目した理由ですが、政府クラウド国内企業参入の思惑から「国策」に絡んだ銘柄として同社を狙い撃ちしました。
ロスカットラインは、900円割れに設定しましたが、コラム公開後に、ここを割り込む事はありませんでした。

今週に入り再燃した株価材料は、河野太郎デジタル相が11月28日の記者会見で、政府や地方自治体が共同で使う政府クラウドの提供事業者にさくらインターネットを追加すると正式に発表

これまでは米国の4社のみの採択で、国内企業の参入は初となる。2025年度までに必要な要件を満たすことを条件とした。

デジタル庁は9月に政府クラウドを担う事業者の選定要件を改定した。330ほどある条件を1社で満たさなくても、複数企業の連合で補い合えば参入を認めるよう改めた。データ管理や認証などの中核技術を自社で確保することを求める。

さくらインターネットは外部の企業が提供する製品を一部活用する提案で応募した。要件変更を受け【3774】インターネットイニシアティブ(IIJ)や【9984】ソフトバンクも公募に手を挙げていました。

新要件では現時点で適合していない技術項目があっても25年度末に達成できると表明すれば、実証事業や先行的な基盤整備に参加できるようにした。

河野氏はさくらインターネットについて「計画の妥当性を確認し25年度末までに全ての技術要件を満たすことを条件に採択した」と述べた。利用者へのサービス提供は要件の充足が済んだ後だと説明した。

22年度の公募で選定されたのは米国のIT(情報技術)大手の日本法人であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)ジャパン、グーグル・クラウド・ジャパン、日本マイクロソフト、日本オラクルの4社だけでした。

また、10月7日のコラム「話題の銘柄」でも再度この企業に注目をしましたが、「政府クラウドに正式に参入」することを皆様に解説をして軌道に乗れば将来的に収益貢献は大きく、信用取引の売り残が高水準にあることから引き続き注視するとしました。
今週ですが、二日間ストップ高をして「踏み上げ相場」に発展しました。

【3778】さくらインターネット 日足チャート


そして話しは変わりますが最後に、お待たせしました!
11月18日のコラムで解説をしました【5129】FIXERが今週動き出しました。

その週の市場で賑わっている企業を、株価材料や中身が良ければ、そのまま銘柄選定に取り上げる事は、わたしもたまにはやりますが、そんなことは単純で子供にでも出来ることです。

この週は、値動きや気配も無く全く賑わっていないこの銘柄を取り上げたのはわたし以外に他にいないのではないでしょうか?

【5129】FIXER 日足チャート(引用:TradingView)

わたしのコラムを参考に上記銘柄を保有されていた方はおめでとうございます!
あなたの喜びは、わたしの喜びです。

毎週、スキやフォローをして応援をしてくださり誠にありがとうございます。

◆話題の銘柄 Pick UP:【4563】アンジェス


今週は、阪大教授創業の創薬ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。【4563】アンジェスを取り上げます。

この企業は、コロナ禍に国内メーカーでのワクチン開発が期待され大相場になった経緯がありますが、コロナのピーク時には間に合わず初期のワクチンの開発を中止したこともあり、わたしが記憶しているところ、昨年の400円台のあたりで暫く相場は無いだろうと「売り」と解説しました。

今週取り上げた理由ですが、まだマーケットでは大きな話題にはなっていませんが同社は11月15日、カナダのバイオ医薬品企業であるVasomune Therapeutics, Inc.(カナダ)と共同開発しているTie2受容体アゴニスト「AV-001」が、米国における独立データ安全性モニタリング委員会(Independent Data and Safety Monitoring Board、略称:IDSMB)から現在実施中の第2相臨床試験における安全性について肯定的評価を受けたことを発表。

米国における臨床試験においては、臨床試験実施主体から独立した第三者機関である IDSMBが臨床試験の安全な実施をモニタリングする仕組みがある。IDSMBは臨床試験の実施過程において、必要に応じて安全性に関する評価を実施する。

AV-001は、血管系内皮細胞表面で最も高発現している膜貫通タンパク質である Tie2 受容体を標的とする新規の治験薬で、Tie2-アンジオポエチンシグナル伝達軸を活性化し、複数の下流経路を刺激することにより、内皮細胞の安定性を高め、正常なバリア防御を回復させ、血管漏出を阻止することにより、血管系を正常化する。血管機能障害は、COVID-19、インフルエンザ、細菌性敗血症、急性腎障害、緑内障、出血性ショック、敗血症、脳卒中、糖尿病に伴う合併症などの患者の基礎疾患病態生理に寄与しており、複数の前臨床試験において、AV-001が内皮細胞間の結合を強化し、内皮細胞の生存を促進したことで、肺水腫が減少し、未治療の対照薬と比較して肺機能が改善し、生存率が有意に改善したとしている。

一方で悪材料ですが、11月20日の産経新聞(電子版)及び毎日新聞にアンジェスが支給を受けた厚生労働省からの補助金の返還に関する記事が掲載されたが、当該報道による補助金の返還について、同社が計上している DNAワクチンの開発に係る補助金に未使用の残余額はなく、返還予定となっているものはないと発表した。

なお、アンジェスから【4974】タカラバイオに依頼した生産設備の構築に関する費用に係る補助金に未使用額があり、それは返還予定となっているという。

アンジェスは、2020年に厚生労働省によるワクチン生産体制等緊急整備事業に選定され、93億8030万円の助成金の支給を受けた。この助成金は、DNAワクチンの開発にかかる費用及び同社から依頼したタカラバイオによる国内におけるプラスミドDNAの培養、精製等生産設備の構築に関する費用が対象で、精製等生産設備の構築に関する費用はアンジェスが受領した助成金よりタカラバイオに渡しており、アンジェスの財務諸表への影響はないとしている。

記事において、交付を受けた金額の内、生産体制整備に用いられた経費総額を差し引いた残余額が返還される予定となっているが、同社が計上しているDNAワクチンの開発に係る前受金に未使用の残余額はないと否定をしました。

これを嫌い、やや下押しましたが上記で解説しましたTie2受容体アゴニスト「AV-001」が正式に承認されますと株価は回復する可能性を秘めており長期目線で買いにて注目しています。

信用取引の売り残高も多く、この売りの中にはデフォルト(債務不履行)や上場廃止も狙った売りもあるかと思いますが、現値見るとその可能性も否定はしませんが、同社は廃止か存続かの瀬戸際に立たされており、「ハイリスクハイリターン」の銘柄だとも言えます。

【4563】アンジェス 日足チャート(引用:TradingView)

1.000株買っても、8万円程度の株ですので軽めに買い割り切って夢を買うような気持ちて、良い発表があることに期待をして値動きがあるまで「放っておく」感じです。

個人的に気になる銘柄:【7031】インバウンドテック


今週は、24時間365日・多言語対応のコールセンターが柱。業種別通訳も展開。営業代行も手がける 【7031】インバウンドテックを取り上げます。

特に目新しい材料が出たわけではありませんが、今週は同社に注目します。

同社は、「インバウンド」と「テクノロジー」を融合したソリューションを提供することで、たくさんの外国人を受け入れる環境をつくり、日本の良さを広く伝える事を大切にしている企業です。

一方で、テクノロジーの進化の影に隠れてしまっている、人にしかできない仕事、人でしか与えられない温かみ、おもてなしの心。
これらの存在を忘れる事なく、グローバル化をサポートするインフラを整えていくことを目指しています。

足元の業績ですが、11月14日の取引終了後に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比31.3%減の1億6700万円に落ち込んだが、通期計画の3億2300万円に対する進捗率は51.7%となり、4年平均の52.3%とほぼ同水準だった。

会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比6.1%増の1億5600万円に伸びる計算になる。

直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比21.5%減の7300万円に減り、売上営業利益率は前年同期の12.4%→9.1%に低下した。

直近の株価材料は、11月24日に、子会社のOmniGridによる新機能を追加した生成AIサービスの提供開始を発表。チャットGPTを用いたプロンプトエンジニアリングサービス「BizTAP AI」に、PDFの内容に関してAI検索や質疑応答を可能にする機能や、音声議事録作成機能を実装した。

インバウンド需要の回復から、どの業界でも「通訳」が不足しているのはご存知でしょうか?

百貨店、飲食、旅館・ホテル、医療、交通旅客、消防・救急などの言葉の壁に同社は、ひと役買っている企業です。
翻訳機だけでは伝わりにくいニュアンスの細かい部分をサポートしています。

訪日需要から来年も忙しいことが予想され、来期の決算に期待します。

市場性は薄く、下値を試す展開になっていますが動き出したら値動きは軽そうです。
上昇すれば日足、週足、月足チャートに妙味があると考えます。

【7031】インバウンドテック 日足チャート(引用:TradingView)

中期目線で買いにて注目しますが、押し目を狙いたい所です。

ロスカットラインは、わたしが心理的節目と考えます910円割れとみています。
株価がここを下回るようでしたら一度撤退したいです。

わたしの投資法は、狙ってダメなら早めに損切って次の銘柄へ。

思惑通りに値動きしたらしばらく様子を見て利益を伸ばしたい。

わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益の確定をお願い致します。

また来週お会いしましょう。本村健でした。


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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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