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防衛関連株に注視する4つの理由とは!


皆様、こんにちは。本村健です。

8月も終わりと言うのに日中の気温は30度以上が連日続き、体力的にも精神的にも疲れが出ていますが、この暑さ今年はいつまで続くのでしょうか‥

個人的な感想ですが、例年ですとマンションのベランダの壁や洗濯物に蝉がとまっていたり死骸があったりしますが、今年はほとんど見かけなく蝉の鳴き声も少ないような気がします。この暑さでセミも鳴くのを止めてしまったのか?蝉の寿命は早いと言われていますが暑さで早くもセミファイナルを迎えてしまったと言うことでしょうか。

◾️鳴き声とフンで下町を悩ませるウミネコ被害

最近、江東区や台東区、墨田区などの東京都内の東京湾や隅田川に近い地域で近年、ウミネコの鳴き声やフンの被害が住民を悩ませています。ビルやマンションの屋上に多くの巣が作られており、各自治体には連日苦情が寄せられています。法律で捕獲が禁じられるなど対応が困難でしたが、自治体側は期間を限定してヒナや卵を撤去できる運用を始めたり、業者への撤去費用を負担したりするなど、徐々に対策を強化しています。


『ミャーミャー』と猫のような鳴き声に似ていてうるさい鳴き声と大量のフンをまき散らす、迷惑な海鳥のウミネコですが、わたしも何度か目撃したことがありますが、このウミネコは意外にも昆虫も好きで飛んでいるセミを追いかけ器用に捕まえて捕食します。汗

海水温が上がり海や川で魚が獲れなく、「食物連鎖」でウミネコがセミを食べているため今年は少ないのではないだろうかと勝手な憶測です。笑

本来、海にいるはずの海鳥が生息域を広げているのは異常なほどの天候にありますが、葉物野菜が高騰し品薄になったり魚売り場に行っても解凍品はありますが、生の刺身が少なく、物価高もあって人間も食べられるものが限られています。ここ最近、毎週台風が来ていますが、日本だけではなく世界的に異常気象で既に手遅れですが、これ以上悪化させないためにも「気候問題」について世界の足並みが揃うことを願いたい。

◆話題の銘柄 Pick UP:【7271】安永


今週は、コンロッドなどエンジン部品製造。工作機械、環境機器も製造。2次電池向け新開発にも意欲。【7271】安永を取り上げます。

日本経済新聞電子版が燃料電池車でのトヨタ・BMW提携報道受け思惑買いが入る

今月27日の取引時間中に日本経済新聞電子版が、「トヨタ自動車とドイツのBMWが水素を使い発電時に二酸化炭素(CO2)を出さない燃料電池車(FCV)で全面提携する」と報じた。安永は【7203】トヨタ自動車と共同で燃料電池車セルの電極接合シートに向けた検査ユニットを開発したと、過去に日刊工業新聞で報じられた経緯がある。トヨタとBMWのFCV分野での提携による事業に対するプラス効果への思惑から、物色されています。

同社は21年3月に「FCスタック内で水素と酸素を分ける壁の役割を果たす接着部を検査する外観検査ユニットが、トヨタの技術賞を受賞した」と発表しており、これを改めて材料視された格好です。

今月7日の大引け後に決算を発表しましたが、4-6月期(1Q)経常は赤字転落で着地しており、上記の報道が事実であれば好材料であり同社の株価はしばらく相場がなかったので値動きを監視中です。

【7271】安永 日足チャート(引用:TradingView)


◆個人的に気になる銘柄:【7721】東京計器


今週は、船舶・航空計器大手。防衛省向けに実績。油圧制御やGPS技術で民需展開。【7721】東京計器を取り上げます。

過去のコラムでも繰り返し解説しましたが、世界的に紛争地域がなくならず、日本周辺でも北朝鮮や中国などの地政学リスクの高まりが存在するなか、国土防衛の観点から防衛関連の製品をつくる企業への関心が高まっています。アメリカ頼みだけでは無く、自衛のためにも警戒や備えが必要と再び「防衛関連株」に注視です。

◾️中国軍機による日本の領空侵犯


防衛関連株を取り上げました4つの理由ですが、既に報じられていますが、防衛省は今週26日、中国軍の情報収集機1機による領空侵犯があったと発表した。中国軍機による日本の領空侵犯が確認されたのは初めてだという。

防衛省の発表によると、中国軍のY9情報収集機1機は26日午前11時29分ごろ、長崎県五島市の男女群島沖で日本の領空内を飛行。これを受け、航空自衛隊が戦闘機を緊急発進させた。

領空侵犯は2分にわたり、空自が「通告と警告」を行った。NHKによると、信号弾の射撃など、航自による武器の使用は行っていないという。中国はこのところ、日本を含むアメリカの同盟国とこの地域での影響力を争っており、緊張が高まっています。


◾️ヒズボラがロケット弾320発超の攻撃、イスラエル軍も空爆で交戦に


レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは25日、隣接するイスラエルを320発を超えるロケット弾やドローン(無人機)で攻撃したと発表した。7月末にイスラエル軍がヒズボラの司令官を殺害したことへの報復だとしている。この攻撃を事前に察知したイスラエル軍は、レバノン南部のヒズボラの拠点に対して大規模な空爆を実施しており、攻撃の応酬が続くことが懸念されます。


◾️ウクライナがロシア領に大規模越境攻撃


ロシアの軍事侵攻が始まってから2年半。ウクライナ軍は、ロシア領への大規模な越境攻撃を断行しました。

ロシアのプーチン大統領は20日、ウクライナ軍による露西部クルスク州への越境攻撃や、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東・南部4州に対する攻撃は「犯罪」だとし、関与者を「処罰する」と表明。


◾️米韓合同軍事演習が終了 北朝鮮、ミサイル発射せず


米韓両軍は29日、朝鮮半島有事を想定して今月19日から実施していた定例合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」を終了した。韓国軍当局者は「演習を通じて北朝鮮のいかなる挑発にも圧倒的に対応できる能力や態勢を一層強化した」と強調した。

北朝鮮は外務省の声明で「侵略戦争の演習だ」と非難したが、期間中に弾道ミサイルの発射は行わなかったですが、今週は台風の影響もあり軍事演習が終わったタイミングを計って来週あたりに発射する可能性があると睨んでいます。

北朝鮮のミサイル開発の加速や中国による軍備の拡張と海洋進出の継続、ロシアによるウクライナ侵略などを受けて、政府は防衛力の増強を図っており、2023年からの5年間の防衛費をこれまでの約1.6倍となる総額43兆円に増額する方針。また、年間の防衛予算をGDPの1%程度から2%程度に増額する方針で、22年度は約5兆4000億円だった防衛費が、27年度には約11兆円と倍増する見通し。

株価は、7月の高値から調整局面に入り8月5日の安値から、やや出遅れ感もあり防衛費の増額は防衛装備の増強が進むことにつながり、防衛省の恩恵を受けやすい企業として中期目線で買いにて注視しています。

【7721】東京計器 日足チャート(引用:TradingView)

個人的なロスカットのラインは、心理的節目と考えます2400円割れとみています。
押し目を狙いたいところです。

ここを下回るようなら、わたしは一度は損切りして仕切り直します。興味のある方は、ロスカット水準はご自身での調整をお願いいたします。

わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益確定の売りをお願いします。

また来週お会いしましょう。本村健でした。



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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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