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今週話題の「ライドシェア」と「機械の目」に注目!

皆様、こんにちは。本村健です。

ストレス相場について語るわよ!

イチョウ並木が色づき秋らしくなってきました。
公園を歩くと誰かが踏んだ銀杏の臭いが強烈ですが、何故かギンナンを炒ると熱燗が欲しくなる今日この頃です。笑

スーパーの店頭ではいろんな種類の柿が売られ購入する方を多く見ます。まさに秋ですね!
毎年、柿の価格は安定しており安価ですが、柿は、実はとても栄養価の高い果物なのです。 発ガンおさえる効果があるといわれている「カロチン」や「ビタミンC」がとても豊富です。また、風邪の予防や二日酔いにもよいとされています。柿に含まれる「タンニン」は、血管を強くして血圧を下げる効果が期待できます。

朝晩は冷えますが、寒い日の帰宅途中に肉まんを買いましたが、それにしても暖冬です。
今週末にはハロウィンがありますが、それよりもわたしは日本シリーズが楽しみです。
今年は阪神タイガースを応援しています。
前回優勝の時には、阪神がアレして経済効果がありました。これをきっかけに来年は景気が良くなって、時代は繰り返すと言われますが株価上昇に繋がる事を期待します。

さて、今週も厳しい相場展開が続きましたが、少し上昇して翌日には大幅下落こんな相場を何度も見せられ低迷が長すぎるストレス相場です。例えるなら真綿で首を絞められているような感覚です。

今週、「経済経済!」と意気込み連呼するメガネの方がいらっしゃいましたが、何がしたいのかイマイチ伝わって来ないですが、その方に足元の日経平均はいくらですか?と問いたいです。
国民の本音は、後付けの減税よりも賃金が上がらず光熱費や物価高に苦しみ美川憲一さんの歌にあります、「お金をちょうだい」ではないでしょうか?

暗い話になりましたが、来年は2024年から始まる「新NISA制度」で今まで投資をしたことのない方たちの参戦が予想され相場は大幅に上昇するとみています。
その根拠は、またいつか解説したいと思います。

今年も残すところ2ヶ月余りですが、こんな相場が年末まで続けば長期投資の方にとっては、段階的に仕込むなら大きなチャンスですが短期投資の方は厳しい局面です。

最後に美川さん風に話しますが上から失礼するわよ。相場で戦い続けること、生き残り続けることは、勝つことよりも大切なことよね。コントロールできないほどのレバレッジをかけたトレードをしたり、投資資産の全てを投じて1銘柄にかけたり、そういった博打的な投資は感心しないわ!相場から退場させられてしまったら、金銭的にも、精神的も、また戻ってくるのは困難よ。まずは生き残り続けること。それを念頭に置いて、自身のポートフォリオを見つめなおしましょう。

◆話題の銘柄 Pick UP:【7297】カーメイト

今週は、自動車用品製造・卸売りの大手。チャイルドシート、車載カメラに強み。アウトドア関連も展開。【7297】カーメイトを取り上げます。

主観的な見方になりますが、観光地の浅草や鎌倉ではそう思いませんでしたが、ことし京都に旅行へ行った際には、空車のタクシーがほとんど走っていないと感じました。
京都駅から観光名所へ向かう始発のバス停には、たくさんの行列ができており走り出すと途中の停留所では既に満車状態になり、車内通路では高齢者が立っていたり観光客が地元に住む方達の足を奪っている可能性があります。
所々で渋滞も目立っていました。

京都だけでは無く人気観光地ではそんな状況もあり、岸田文雄首相は今週23日の所信表明演説で、一般のドライバーが自家用車で乗客を有償で運ぶ「ライドシェア」の解禁を検討すると表明。

岸田首相は、地域交通の担い手不足や移動の足の不足といった社会問題に対応しつつ、ライドシェアの課題に取り組んでいくと述べた。岸田首相自ら、各分野の声を聞いて制度設計に生かしていく考えも示した。

背景には少子高齢化やコロナ禍の影響でタクシー業界で運転手の数が2019年比でおよそ2割減少するなど深刻な人手不足となっていることがある。ライドシェアが解禁されれば、インバウンド(訪日外国人)旅行客や公共交通機関が整っていない過疎地の利便性が向上すると期待される。ただ、タクシー業界は反発しており、実現までには時間がかかる可能性もあるようです。

タクシー事業者の業界団体、全国ハイヤー・タクシー連合会はライドシェアについて、「運転者を独立した個人事業主と位置づけ、労働関係法令の 規制を脱法的に逃れようとするもの」だとして批判している。同団体は、安全・安心な輸送サービスを確保すべく、全国の地方自治体と連携し、「ライドシェア解禁を全力で阻止する」としている。

一方、与党の有力議員からはライドシェア解禁に前向きな発言が出ている。菅義偉前首相は長野市内で行った8月の講演で、ライドシェアについて、「これだけ人手不足だと必要」との認識を示し、議論を行っていきたいと語った。河野太郎デジタル担当相はタクシーを拾いにくい地域や時間帯を対象に導入を検討する考えを示したと日本経済新聞が9月に報じています。

将来的にライドシェアを導入するにあたり、乗客の安全を担保されるためにも車載カメラの設置義務などの思惑から再び脚光を浴び相場になるかもしれません。

もう一つ支援材料がありますが、今月3日の大引け後に、東京大学と共同で給電状況の可視化システムを開発したと発表しており、好材料視されています。

同社では東京大学、柏市、そのほかの関係機関とともに電気自動車を走行中に給電する技術の開発に取り組んでおり、同社は車載機器と送電コイルの制御装置間の通信技術に携わっている。今回開発した可視化システムは、実験用の車両に搭載された車載機器と、データ処理を行うクラウドサーバー、及びスマートフォンアプリで構成され、走行中の給電状況などのデータをスマートフォンアプリで可視化できるようにしたほか、無駄な電力消費を抑えるよう、送電コイルのON/OFFを指示できるようにしたことが特徴としている。

上記の株価材料から「車載カメラ」、「EV関連」の一角として長期目線で買いで注目します。

【7297】カーメイト 日足チャート(引用:Trading View)



個人的に気になる銘柄:【4425】Kudan


今週は、人工知覚技術の研究開発やライセンスの提供。国内外の先端技術企業と提携。【4425】Kudanを取り上げます。

特に目新しい材料が出たわけではありませんが、同社に注目します。

人工知覚とは、データを処理する人工知能(AI)が「機械の脳」に当たるのに対し、人工知覚(AP)は「機械の目」に当たります。 AIのようにあらかじめ学習したシステムでデータをパターン認識するのではなく、新しい空間に入ったところで周囲の状況をより直感的に理解する技術です。 自動化や無人化の流れの中で、機械の目は欠かせません。

同社は2011年にイギリスで創業し、2014年に日本法人が設立されました 「SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)」を用いた「三次元空間認識」を可能にする「KudanSLAM」などを開発しています。

SLAMとは、デバイスが空間・立体把握をする上で最も重要な技術の一つ。ロボットの自律制御、ナビゲーション、モバイル端末によるARの実現に必要な、3次元位置推定を行う画像認識技術です。

Kudanの独自技術「KudanSLAM」は、あらゆるハードやセンサと柔軟な統合が可能です。幅広くARやVR、自動運転、ドローン、ロボティクス、IoTデバイスへ3次元位置情報を提供します。これにより、横断的な技術インフラとなることが期待されています。

直近の株価材料としては、先月20日の大引け後、中国の自動運転ソリューション開発会社Whale Dynamic(ホエール・ダイナミック)との間で資本・業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表。Kudanはホエール・ダイナミックに対し、24年3月期と25年3月期に総額3億~4億円分の製品ライセンスを販売する。また、両社共同で製品開発の強化や事業開発・マーケティングを推進していく。Kudanはホエール・ダイナミックに5億円(発行済み株式数の約10%を想定)を出資する。来年までに資本・業務提携を締結する予定です。

この銘柄はずっと値動きを追っていましたが、どのタイミングで蔵出しをしようかと考えていました。
下げ相場の中でも底堅い動きに下げないと言う事は上がるしかないと考えます。
チャート妙味もあり、1ヵ月程度の中期目線で買いにて注目します。

【4425】Kudan 日足チャート(引用:Trading View)

ロスカットラインは、わたしが心理的節目と考えます1270円割れとみています。
株価がここを下回るようでしたら一度撤退したいです。

わたしの投資法は、狙ってダメなら早めに損切って次の銘柄へ。
思惑通りに値動きしたらしばらく様子を見て利益を伸ばしたい。

わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益の確定をお願い致します。

また来週お会いしましょう。本村健でした。


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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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