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6月が終わり年始から取り上げた銘柄の結果について!

皆様、こんにちは。本村健です。

パリオリンピックまで1ヵ月を切ってきましたが、バレーボールやサッカー、柔道、ゴルフ、サーフィン、新競技のブレイキンなど他の競技も日本人選手の活躍が期待され開催が待ち遠しいです。

そういえばマラソンもオリンピックでは、人気競技の1つですが、気がつくと6月も後半でマラソンで言うところの折り返し地点で時が経つのは早いものです!

1年の半分が過ぎたことで、わたしが年始から取り上げました個別銘柄の損益収支の途中経過です。
まずは「話題の銘柄」の中から記憶に残る2社です。

5月25日のコラムでは、【6537】WASHハウスを取り上げました。梅雨入りのコインランドリー需要から「夏までに1度は相場がある」と予想しました。掲載週明け月曜日の終値は320円でしたが、6月に入りマーケットで賑わい良いタイミングだったかと思います。

【6537】WASHハウス 日足チャート(引用:TradingView)

もう1社は、翌週の6月1日に取り上げました【6027】弁護士ドットコムです。“カスハラ”をテーマにして注目しました。掲載週明け月曜日の終値は2762円でしたが、翌日の火曜日から買いが入り、絶妙なタイミングでした。

【6027】弁護士ドットコム 日足チャート(引用:TradingView)

そして、「気になる銘柄」年始から25銘柄取り上げました。コラム掲載後の週明けの月曜日の終値を基準とし、半年過ぎた今週木曜日の終値で計算をしました。結果から先に言いますと14勝11敗と勝ち越しでした。

ヒットした個別銘柄では1月13日に取り上げた【5246】ELEMENTSは、掲載週明けの終値は415円でした。今週のマーケットでは値上がりランキング上位にありましたが、大空期間が長い息の長い相場で1000円以上の値上がりとなっております。

また、2月24日の【3961】シルバーエッグ・テクノロジーは、840円で取り上げ3月6日には2084円まで上昇しましたが、わずか1週間で倍となる結果です。

3月9日の【6050】イー・ガーディアンは1337円でしたが、その後1300円を割らず2000円台まで上昇しています。

最近ですと、6月8日の【6769】ザインエレクトロニクスは922円でしだか、こちらもヒットだったのではないでしょうか?

【6769】ザインエレクトロニクス 日足チャート(引用:TradingView)

良いことばっかり言いませんが、一番大きく評価損を出している銘柄では意外にも3月16日に4990円で取り上げた【4661】オリエンタルランドで、手数料は含まず評価だけで−48,500円のです。大きな損失ではありません。この銘柄はまだわかりません。年末にはプラスになっているかもしれません。

他に評価損が出ている銘柄でも、気になる銘柄では基本的にはロスカットを設定していますので、実際には大きな損失を出していません。

投資収支は自身が思ったほど、さほど利益は出ておらず損も含めました保有ベースですので、こちらは12月末に発表したいと思います。勝ちには勝ちましたが一応+「プラス」とお伝えしておきます。

今回で、わたしのコラムは408回になりましたが、初回から投資の入り口と出口を事前に解説しており、入り口はその銘柄に注視する理由や根拠出口はロスカットを用いてリスクに対して大きく損失を出さないための警告といったところでしょうか?

例えばあなたが証券会社の対面取引や、投資顧問などで取引されているとして、相場が大きく変動し値下がりした日に担当の方と相談したいが連絡がつかない場合に、どうしたら良いか迷っている間にあなたの保有株は大きく値下がりしてしまいます。

ですから、わたしのコラムは他のコラムニストと比較しますと言い放しや、やりっ放しのコラムでは無く投資に対するハードルを下げ、ネット取引では逆指値注文があり変動リスクや損失に対する備えとして事前に公表している親切なコラムとも言えるのではないでしょうか?

投資の面白さや恐さ!怖さ?を知る、わたしだからこそ通してやっていることです。

「投資は攻めと守り」だと考えます。利益は大きく伸ばして損失は早めにカットをモットーにして今後もあなたが良さそうだなと思いましたら、どうぞチェックをしてみて下さい。後半戦も勝ちに行く強い気持ちで臨みますので、どうぞご期待ください。

今週はお話しが長くなり、「話題の銘柄」はお休みいたします。ご了承下さい。

◆個人的に気になる銘柄:【186A】アストロスケールホールディングス


今週は、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去や人工衛星の寿命延長のサービス等を開発するベンチャー企業。【186A】アストロスケールホールディングスを取り上げます。

今月5日に、東証グロース市場に上場したはがりの企業です。初値は公開価格(850円)を51%上回る1281円で、売買金額はこの日の東証グロース市場の首位でした。投資家の人気の高さが伺えます。

上場初日の株価は一時公開価格を86%上回る1581円と、値幅制限の上限まで上げる場面もありました。終値(1375円)ベースの時価総額は1554億円だった。

岡田光信社長兼最高経営責任者(CEO)は同日の記者会見で「世界に先駆けていることが投資家に大きなインパクトだったのではないか」と話した。

同社は人工衛星を使って、運用終了後の衛星や既存のデブリを除去したり、運用中の衛星の軌道修正や燃料補給を行ったりするサービス開発に取り組んでいます。

秒速約7~8キロメートルのデブリに接近し捕獲する技術は難しく、同社は民間企業で世界初のデブリ除去の商用サービス化を目指しています。2024年4月にはデブリへ接近し、近距離で撮影した画像を世界で初めて公開。

2024年4月期の連結業績は、売上高が前の期比約51%増の27億円、最終損益が80億~115億円の赤字(前の期は92億円の赤字)だったようです。

今後も軌道上サービス市場は拡大する見通し。デブリの数は23年時点で微小なものを含めると1億3000万個に上ると推定。人工衛星の数は約7560基あり、30年までにさらに2万基の打ち上げが見込まれると言う。

また今月14日には、同社の人工衛星「アドラス・ジェイ」がスペースデブリ(宇宙ごみ)から約50メートルの距離まで接近したと発表した。同社によると、民間企業が「RPO」と呼ばれる技術を通じて実際のデブリに世界で最も近づいたという。将来のデブリ除去サービスにつなげるようです。

アドラス・ジェイで撮影した画像も公開した。デブリは2009年に打ち上げられ、宇宙空間を漂う日本の「H2A」ロケットの上段部分の残骸。24年2月に接近を開始し、4月に数百メートル、5月23日に約50メートルの距離まで接近。今後さらに近づくと言う。

注視します理由ですが、「宇宙関連銘柄」とされる小型SAR衛星の開発・製造や、衛星から取得した画像データ販売を手掛けます【5595】QPS研究所、こちらは4月にわたしのコラムで取り上げました【9348】ispace、宇宙関連事業強化する【9600】アイネットなどが今週の値動きで底上げしています。

宇宙産業はグローバルで数少ない日本の成長産業。技術やノウハウの先行優位性から、中期目先で買いにて注視です。

【186A】アストロスケールホールディングス 日足チャート(引用:TradingView)

個人的なロスカットのラインは、参考までに心理的節目と考えます850円割れとみています。
ここを下回るようなら、わたしは一度は損切りをして仕切り直します。

興味のある方は、ロスカット水準はご自身での調整をお願いいたします。

わたしのコラムを参考にされている方は思惑通りに吹き上げましたら、あなたの判断で利益確定の売りをお願いします。

また来週お会いしましょう。本村健でした。



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※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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