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「逆指値の活用法」について解説します!

皆様、こんにちは。本村健です。

今週は、わたしの投資手法のひとつの「逆指値」の活用法について解説します!

「逆指値」の活用法

株価10倍は投資家の夢ですが、逆も然りで値がさ株や新興企業の高値を買ってしまい、塩漬けにして売らずにいたら投資資産が10分の1になることも株式市場の世界ではあり得ることです。

わたしが毎週ご紹介する銘柄には、基本的にはロスカット(逆指値)を設定していますが、それはわたしの予想や見込み外れたときに大きく損失を出さないためのロスカットになります。

今回は、値動きの速そうな銘柄を扱う場合に「新規買い」で用いる逆指値の手法について!

例を挙げますと・・

狙っているA社があるとします。前日の終値は1000円で終わっていて翌日の前場の取引では950円まで値下がりしています。

ここが安値だと想定しても、わたしはここでは手を出しません。
【逆指値注文】で現在値が979円以上になった時点で、成行注文か980円の指値注文を執行します。

つまり上昇に転じた値動きを確認した上で、少々ずるいやり方かもしれませんが順張りする投資法です。

仮に950円以下まで一方向に下がった場合は、逆指値はヒットしませんので買わなくて良かったと言うことになります。

逆指値がヒットしたら・・

980円で逆指値がヒットしたらここで直ぐにやることがあります。
その日の安値が950円でしたら、953円あたりで下落に対する保険として逆指値の売り注文を出します。
見込み違いで株価が下がったとしてもわずか30円程度の損失しか出しません。

この位でしたらまた仕切り直せ取り返せる値幅です。

そのまま大台の1000円以上まで突き抜けてくれれば良いですが、何があるのかわからないのも相場です。

思惑通り相場が動きその日の終値が1050円まで上昇したら、翌日の取引の注文(逆指値売りの指値)は、953円から変更して大台割れの998円まで引き上げます。

その後の取引では、徐々に少しずつその日の終値を見て逆指値を引き上げます。
これは非常に難しい作業ですが、ここで大事なのはなるべく逆指値がヒットしない所に置くことが肝心で、さじ加減が難しいところです。

このやり方は、「損失は小さく利益は大きく」「攻めながらも守る」投資法だとわたしはそう思っています。
仕事が忙しく相場が見られない方や、突然の暴落やほったらかし投資よりも身を守るやり方だと思います。

大幅上昇した時は・・

大幅上昇したときには逆指値を取り消しをして成行注文で利益確定をします。

既に同じように実践されている方やわたしの解説が理解できている方は、相場と言うものがわかっている方だと思いますし、為替ディーラーや株式ディーラー、大口投資家など投資のプロ達も似たような事はやっていると思います。

しかしながらこのやり方は、タイミングやその銘柄の値動きによってケースバイケースで、100%の投資法では無く参考までにしてください。

ものは試しで狙っている銘柄がありましたら、ネット取引の方は最低単位で投資の勉強として実践されてみるのもよろしいかと思います。

◆話題の銘柄 Pick UP:【7623】サンオータス

今週は、神奈川県下でENEOSやキグナスSS展開。プジョー等輸入車販売。レンタカーも手がける【7623】サンオータスを取り上げます。

最近都内では、多く利用される方を多く見かけるようになりました電動キックボードのシェアリングサービス。どこからでも乗れて好きな場所に返せる便利な乗り物です。

利用方法はとてもシンプル。街中にある「ポート」と呼ばれる駐輪場のような緑の枠内に置かれたこのマイクロモビリティを見つけ、専用アプリを通じてQRコードを読み込むと使用可能になります。

ポートは最小でたたみ一畳分のスペースがあれば、ポートとして緑の枠線を設けることができるので、すでにコンビニやスーパー、カフェの軒先や自販機脇のデッドスペースを活用した“ポート化”が進んでおり広がりを見せています。

既に報じられていますが、警察庁は先月19日、一定の条件を満たす電動キックボードについて、運転免許なしでの公道走行を7月から解禁する方針を示しました。

改正道路交通法の施行により電動キックボードを新たに「特定小型原動機付自転車」と区分し、最高速度が時速20キロメートル以下などの一定条件を満たした電動キックボードは、16歳以上であれば免許不要で乗車できるようにすると言います。

電動キックボードは、欧米では2017年ごろに登場し、シェアリングサービスが多くの先進国で風景の一部となっています。

一方日本では、電動キックボードは「原動機付自転車」に該当し、公道での走行は車道に限定。運転免許証の携帯やヘルメットの着用が義務づけられ、ナンバープレート、サイドミラー、ウインカーなどの装着も必要となっていました。ただ、21年4月からはシェアリングサービスの実証実験が各地でスタートし、ヘルメットの着用義務がない「特例電動キックボード」として普及は徐々に広がりつつあります。

今年はこのブームが来ると睨んでいます。

同社ですが、神奈川県などで電動キックボードのシェアリング事業「SEA-Board」を手掛けており、新たに経済産業省へ申請を行い、2023年2月下旬より神奈川県 茅ヶ 崎市、藤沢市、鎌倉市、逗子市、葉山町、三浦市へ実証エリアを拡張することを発表しています。

今後の利用拡大への思惑でマーケットでは物色されています。

投資スタイルは人様々ですが、値動きが小さい株や値動きしない株はじれったいと大きく変動する株を好まれる方もいらっしゃるのも事実です。

来週は急騰急落を繰り返しながら、値動きも速く大きく変動することが予想されます。
この手の銘柄に慣れている、極端な言い方をしますとやるかやられるかの割り切った考えの投資家向けです。

今年の安値から今週の値動きで既に株価は2倍になっています。

【7623】サンオータス 日足チャート(チャート引用:TradingView)

2倍になった株はテンバガー(株価10倍)を目指して跳ね上がる可能性を秘めています。

1日の取引の中で結果が出やすいデイトレーダー向けの銘柄とも言えるでしょう。

日計りや短期勝負の方は、タイミングを見て上記で解説しました逆指値をうまく活用したいところです。

また来週お会いしましょう。本村健でした。


※今回の「気になる銘柄」は株マイスター会員様限定の公開となります。下記リンク先より無料会員登録をすると、13日(月)まで期間限定で閲覧可能です。

※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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