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投資初心者の練習帳【121日目】

2024年6月3日
今日は、厳しい一日でした。
なんだか、日経平均の動きだけ見ると景気良さそうに見えますが…。
私のポートフォリオは、絶望のどん底ですね。


現在の保有銘柄

  • さくらインターネット(3778)
    2024/1/12 2292.3円 100株 | リスク : 0.584%

  • QPS研究所(5595)
    2023/12/27,2024/2/13 1530.3円 300株 | リスク : 1.804%

  • GENDA(9166)
    2023/12/27 1462.5円 200株 | リスク : 0.656%

  • スカパーJSATHD(9412)
    2024/3/25,2024/4/19,2024/5/10 1022.9円 400株 | リスク : 0.538%

  • 日本電信電話(9432)
    2024/5/27 154.8円 100株 | リスク : 0.011%

現在投資資金 : 2,374,981円
投資総額 : 1,405,373円
評価額 : 2,114,500円(+709,026円)
総資金に対する投資割合 : 59.170%
短期資金に対する短期投資割合 : 1.57%
トータルリスク : 3.60%

本日の取引

  • Kudan(4425)
    2565円 200株 売り (2565-2890)×200 = -65000円(-11%)
    〇理由〇
    引け後に、MSワラントの発表。
    株価下落リスクが高いと見て、PTSにて撤退です。

  • 北海道電力(9509)
    1522.5円 100株 売り (1522.5-1596)×100 = -7350円(-4.6%)
    〇理由〇
    セクターごと大幅下落。
    出来高を伴って直近安値を割る程に下げた為、ロスカット。

思うこと

チャートを交えて考察していきます。
ピンクの線がエントリーライン、青線がロスカットラインです。
移動平均は、5(赤),25(緑),75(青),100(黄),200(橙)で設定してあります。

【さくらインターネット(3778)】

今日は下髭陰線でした。

さくらインターネットの日足チャート

出来高も少ないですし、なかなか厳しい状況が続きますね。

【Kudan(4425)】

投資6日目 下落開始から8日目です

Kudanの日足チャート

やはり急騰後で上値は重く、利確売りに押されています。
上髭陰線でした。ここまでは想定内。
暫く持ち合いが続いて…。と思っていました。

ファイナンスについての説明資料

増資…ですよねこれ。

PTSはこうです。

Kudanの10分足チャート(PTS)

6%の下落。そして、上がるでもなく下がるでもなく…。
残念ですが、PTSにてロスカットとしました。

【QPS研究所(5595)】

しっかりと下げましたね。

QPS研究所の日足チャート

昨日思った事は、当たっていたのかも。
個別で何かニュースがあったわけでもありませんし、上昇は長く続かないとは思っていましたが…。

値動きがほぼ無い期間が続いています。
こうなると、ちょっと辛いなという気持ちが出てきます。
上昇を期待して保有している訳ですから、じりじり下げて3000円を割る事が多くなってきたなと思うと、辛いですね。

でも、私はこのQPS研究所の将来性に投資していますから、保有は継続です。
逆に値動きが落ち着いてきたので、持つ事に大きなストレスを感じていません。
メンタル的には、良い状況だと思っています。

【GENDA(9166)】

残念ですが、全戻しですね。

GENDAの日足チャート

やはりこの値幅の中で動いていくんでしょうね。
移動平均線は、かなり込み合っているので、方向感はありませんね。

しかしよく見てみると、MACDは緩やかに上昇していますし、実は株価はジリジリ上げている。
そう考えると、ちょっとルンルン気分になりますね。

【スカパーJSATHD(9412)】

ギャップアップして陰線です。

スカパーJSATHDの日足チャート

75日線で蓋された感じですかね。
5日線と100日線がゴールデンクロス。
MACDも強く上向きました。
しかし、出来高はさほど増えていないのは、注意しないといけません。

スカパーJSATHDの日足チャート(価格帯別出来高)

今日の値段辺りが、出来高のピークだったようです。
ココが上抜けられれば強いんでしょうが、この価格帯が一つの節になっていますから、しばらくもみ合いかもしれませんね。

【日本電信電話(9432)】

投資6日目 上昇開始から3日目です。

日本電信電話の日足チャート

直近高値を超えられません。
しばらくはレンジ相場が続くのかもしれませんね。
逆に底堅い状況でもありますから、株価の動向は注視したいと思っています。

もし、レンジ幅を下抜ける事があったら、即座に切ります。

【北海道電力(9509)】

投資10日目 上昇開始から下落開始から4日目です。

北海道電力の日足チャート

今日は朝から大陰線でした。
電力セクターが総じて売られたようですね。理由は分かりません。
昼前には既に、直近安値を割っていました。
出来高もそれなりに伴っての大陰線だったので、昼過ぎにはロスカットしました。

明日以降は分かりませんが、なんとなく…。

  • 上昇期間が長かった

  • 長い上昇の後、ボラティリティ高く上下に振られている

  • 陰の包み足

これらから判断すると、天井圏を推移、後に下げるかもしれないと思わせます。

少なくとも、短期的に見て上昇トレンドは崩れたと見て良いでしょうから、また分かりやすい相場までは触らない事にします。

中長期で見ると、上だとは思います。
なんせ、移動平均線、月足チャート、何を見ても上ですから。

本日の気づき

Kudanの動き

今日発表されたIRには、調べる限りはMSワラントという手法が取られるようです。

一体MSワラントとは何なのか。
ちょっとですが調べてみました。

行使価額修正条項付新株予約権
任意のタイミングの株価より安い価格で株式を取得する権利を、第三者に割り当てる。権利を受け取った人は行使期間の間、自分の好きなタイミングで株式を購入する事ができる。
購入する金額は、行使価格修正条項に規定された修正分だけ安い株価で取得できる。

ex) 90%に修正される条項だった場合、1000円の株を900円で手に入れられる

新株が発行されるのは、予約権を行使した段階なので、株式の希薄化は穏やかではあるが最終的に全予約権が行使されれば、株式はそれなりに希薄化する。また、株式を安く手に入れられるという特性上、手に入れてすぐに売れば利益となるため、一定の売り圧力が行使期間中続くという見方もできる。

一方、予約権なので、行使期間中に株式を取得しなかった場合は失効する。よって、発行される株式は、公表されている株式数よりも減少する可能性もあるので、希薄化もその分薄れる可能性もある。

素人が調べた内容なので、もしかしたら間違っているのかもしれませんが…。
果たしてこの状況、上がるのか下がるのか…。
行使期間は向う3年だそうです。希薄化率は9%程度。

私の目から見ると、短期的には下なのかなと。
株式の希薄化は、株主にとってメリットはありません。
また、定期的な売り圧力が働くという状況も、キャピタルゲインを狙う短期投資においては、デメリットです。

これから、カップウィズハンドルを形成して、株価が上昇していくだろうと思うタイミングでの、このIRでしたから、ちょっと面喰いましたし、裏切られたなぁという印象を受けました。

3桁とか、安いタイミングで仕込んでいる人からしたら、大した内容ではないんでしょう。
むしろ希薄化も穏やかで、なおかつ研究開発費が負債ではない状態で増額できるんですから、今後の成長へ向けての投資資金と捉えれば逆に喜ばしいまであります。

でも、喜べるのは、資金に余裕のある投資家か、たんまり含み益のあるトレーダーに限られるんじゃないでしょうか。

私は、今後の株価の上昇に期待して買った人間です。
材料豊富で、力強く上昇するかもしれないと思って買っていますから、短期で下げるのであれば、残念ながら手放すしかないかなと。

PTSにてロスカットしました。

明日、実際に相場がどう判断するかは、正直分かりません。
初めての経験です。

ちなみに、ENECHANGEが増資した際は…。

ENECHANGEの日足チャート(増資後の値動き)

まず決算結果が単期黒字見込みとなった為、一気に株価はストップ高まで跳ねました。
そして、利益確定売りが降ってきて…。
決算と同時に増資について言及があったので、一気に株価は下落に転じました。

まぁ、ENECHANGEの場合は増資、Kudanはワラントですから、ちょっと毛色は違うかなと思いますが、結果引き起こされる希薄化の問題は変わらないわけです。

果たしてどう転ぶか…。
上がっても、追いません。下がっても買いません。
ちょっとここの値動きは、私のリスク許容度を超えています。

負けのメンタル

私の最近の投資行動、一貫性が無くなってきている気がします。
本能のままというか…。

ぼーっと、自分のメンタルの流れを思い返してみました。

訳も分からず投資を始めてみる

何となくうまくいって、プラスになってみる

調子に乗ってnoteを始めてみる

さくらインターネットに出会う。

QPS研究所に出会う

グングンと株価が上昇していく

この頃感じていたのは

「持てば、上がるんだ」

という根拠のない理論。

そして、その後起こった事は…

良さそうな銘柄を選ぶ

欲望のまま買う

一時的にそれなりの額の含み益が出る。

当然下落してくる

さくらインターネットやQPS研究所の成功体験から

「持ち直すだろう」

と思ってホールドする

全戻しされ、最終的に含み損になる

ロスカットラインに近づいて来て泣く泣く売る

これが続いています。
重なる損失確定。
減る資金。

今ではQPS研究所の含み益だって、どんどん減っていく一方。

そして、気づけば、スカパーJSATHDに魅入られて、ナンピンを続けていたり…
Kudanみたいに、ストップ高でジャンピングキャッチして、その後我慢できなくなってロスカットして、利益確定分の取り分けていた資金までつぎ込んでナンピンしたり…。

増えない資金にイラつき、翌日の値動きに不安を感じて…
うまくいかない、資金が減ってしまった。
減った資金を取り戻したい。そういう感情に支配され、やけになってIPOに手を出してみたり、急騰株に手を出してみたり…。

そして、あり得ないリスクを背負う事になってしまい、値動きに振り回され、メンタルは疲弊していき…。

考える事をやめてしまいそうになっています。

この状況、断ち切らなければならない。
このままでは、時間ばかりが過ぎてしまう…。

この焦った気持ちも、また、投資性向を邪魔するんでしょうね。

自分を肯定してみる

とりあえず、北海道電力なんかは、ちゃんと含み益は出ていました。
他にも、山ほど含み益だった銘柄はあります。
Kudanだってそうです。AVILENだってそうです。
LABORO.AIだって、ACSLだって、noteだって、日本電子材料だって。
含み益はあった。
それが積みあがっていれば、必ずプラスになっていた。

銘柄の選び方、方向性は間違っていないはず…。
邪魔しているのは

「まだ上がるかも」「下げたけど戻すかも」

という根拠のない理屈。

もう、すっぱり諦めればいいんじゃないかな。

小額資金で、上値を追う事自体が間違っているのかもしれないなと思い始めています。

というか、それはQPS研究所やGENDA、スカパーJSATHDで既にやっている。

もう、短期で「まだ上がるかも」はやめよう。
その先にある利益、失くしてもいいじゃん。
利益確定しないと、手に入らんのよ。
絶対株価は上下する。含み益は幻だし、含み損も幻。
そして、損失確定したお金は戻ってこないわけだし。

今の原資をいかに増やすかだけに、注力すべきじゃないのかなと思い始めています。

今後の方針

長期投資銘柄については、考える事をやめます。
QPS研究所、さくらインターネット、スカパーJSATHD、GENDAについては、チャートは確認しますが、テクニカルがどうとか、もう見なくていい。

noteも、この4銘柄については、フォローをやめます。

投資資金は、今手元に余裕がある資金のみだと自分に言い聞かせる事にします。

短期投資でどこまで増やせるか。
これに注力すべきだと思いました。

「200万あるから、資金管理も200万ベースで考えよう」

みたいな所がありました。だから、思っている以上のリスクを負っていた。
当然増やしたいのは200万からですが、本当に増やしていきたいのは、投資元本。
そして、増えた元本は、リスクの少ない、手間のかからない投資商品や、高配当銘柄に割り当てる。

何はともあれ、投資元本が増えない限り、未来は無いと思います。

ので、投資口座をもう一つ開設しようかなと。

含み益が見えると、危機感が無くなるというか、そっちの成功体験に引きずられてしまう気がするので。

一度、どの口座を開設するか検討します。
実は1口座ありますが…。生活資金の口座と紐づいてしまっているので、どことも接続していないところが良いかなと思いますので。

リスク管理も、1からやり直します。
ルールも見直す。
自分を律せていない現状、勝ち残る事はできないと判断しました。
一度市場から退場した気持ちで、再度、相場と対峙したいと思います。

投資資金の再設定

まず、ここしばらくでつぎ込んだ資金。
アストロスケール用85000円、Kudanを買うためにつぎ込んだ10万円、少し前、楽天グループを買うと言ってつぎ込んだ7万円、上昇トレンドだからと投資規模を増強しようとつぎ込んだ20万を、口座から引き揚げます。

とりあえず、これは全部、さくらインターネットの利益確定分ですから…元々の計画であった「資金は新規投入しない」というルールは守れています。
しかし、このまま自分の欲望のままに資金を投入し続けると、いつか無くなってしまう。
このメンタルのまま、勝てる気がしない。
なので、資金保護の為にも引きます。
なんだったら、メインの貯蓄口座で、年利0.1%で転がしておく方が、増えるんじゃないかまであります。

投資資金を見直し、再度リスク管理を始めていきたいと思います。
失敗して資金が減ると、投資できる金額の上限も下がるんだと、自分に言い聞かせねば。

気になる銘柄

チャートを見続ける事は大切です。
今後も継続していきます。

【楽天グループ(4755)】

楽天グループの日足チャート

続伸です。
直近高値も上抜けました。
良い流れだと思います。


今日はこれくらいで。遅くなってしまい、すみませんでした。
いつも長文を読んでくださって、ありがとうございます。


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