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損切りの最適解とは

投資には『損切り』が
最も重要と言われますし
多くの成功者の投資家も
損切りは早い方が
良いと言われます

なるほど、では売買して
逆いって数%乖離したら
損切りします

いえ違います。それでは
負け続けるのです
実際に億に達するまで
長期で運用してきた
私の経験が何かの
参考になれば🙏

まず損切りはとても重要です
マイナスが想定以上に膨らみ
資産や財産を失う
可能性があるからです
その為、多くの投資を始めた方も
とりあえず損切り
ルールを設けそれを
守ることを心がけたりします

しかしこの段階で
間違いが行われていることが
あります
それは損切りに
自分都合のルールを
適用している場合です
例えば
•数%下げたら
•金額がいくらまけたら
などです
このように自身で決めた
利確や損切りルールは
私も昔はFXや株でも
よくやっていました

しかしそれを長期で
経験している方は
よく知っていると思いますが
早く利確して損した
早く損切りできて良かった
損切りしなければ
戻っていたのに、と
後悔と感謝を繰り返し
メンタルが疑心暗鬼に
なっていき
次第に2%で損切りだけど
今回は戻りそうだから
4%まで耐えようと考え始めます

このような損切りルールには
残念ですが意味などありません
2%で戻るかそれ以上
損するのかは
相場全体で決まることで
自分都合に合わせることは
ありえません
結果、後悔や思わぬ
棚ぼたを繰り返すことで
勝率は安定せず
長期で負け続けます

ではどのように
損切りをしていけば
よいのか

大事なことは以下の2点
だと思います

1️⃣損切りに前向きになる
ルールを決めること

2️⃣長期で勝率が向上でき
経験が積み上げられる
ルールであること

まず1️⃣ですが
損切りは
前向きに行わなければ
いけません
『損切りは利確である』
と言われる方も
存在するほどです

その為には
投資とはなんだろうかという
定義がとても大事です

投資は未来の予想を立て
そうなるだろうと
思う方向にお金を配置し
成長や値動きを当てるもの
しかしそのもの自体は
よほどの大口でも
ない限りは自分では
動かせません

つまり予想の範囲を
出ることはなく
未知の動きをするものだ
というのが前提です

そして次の段階が
とても大事ですが

よくインフルエンサーや
学者など専門の
知識や経験を持つ方が
当たる当たらないの
話になりますが
それは意味がないことです
どんな才能を持つ人も
その知識や感覚や経験で
当たりやすいだけで
確実性はありません

前もって当たらないことに
お金をかけるのですから
予想と反した場合には
どうしたらいいのか
というルールがあるのは
当然となりますし
損切りという行為は
利確と同様に自身の投資の
ルールの一部にすぎません
お金を損するという
マインドでルールを
曲げないよう
当たり前のルールであることを
強く意識しなければいけません
しかし案外それが
できないものです

この攻略には
私が知りうる長期投資の方達や
私自身も
各々のマインドで
克服されていますので
紹介します

1.ルールを破ったら
投資ができないなど
別の罰を加える

2.ストップロスなど
自分の手以外の方法で
自動的に損切りする

3.デイトレなど期間で縛り
利損両方を混在させ
意識抵抗を下げる

4.損切りルールを
複眼的に設ける
この中で私が
実践し長期で安定的に
パフォーマンスをだしている
方法は4です

具体的な私の
損切り方法について
2️⃣と合わせて
ご参考までに記載します

2️⃣とは長期で勝率が向上でき
経験が積み上げられる
ルールであること

損切りをすることを決めても
それが長期で勝率が
高くならなければ
全く意味がありません
それはある程度
お試し期間が必要で
同じルールで
3ヶ月から半年ほど運用しないと
実態として
それが有効なルールなのか
見えないものだと思います

途中でルールを少しでも
改善しようと
変更してしまうと
それはその瞬間から
また違うものになり
積み上がりません
大変ですが
決めたらしばらく
継続が必要なのです

そしてルール自体が
とても重大になります

『自分都合ではなく
さらに経験を積み上げて
勝率を上げられるもの』

私はそれを軸に
自身の投資に対する
損切りルールを作っています

具体的にそれを記載します

まず私は株においては
損切りをしない
というルールのものが
存在します
損切り無しのルールです

それは現物の日本株で
セクターローテをするために
選別した大型で安定株です
これらは企業が数十年
潰れないことを前提とし
成長ではなく
セクターの浮き沈みによる
値幅を取り下げた時は
上げているものを利確して
別のセクターで
上がると判断したものに
ローテしながら
実現益と配当を取るためだけに
運用しています
その為、企業が潰れ
株価や配当がなくなる事や
その企業が成り立たなくなる
理由がない限りは
手放しません

損切りルールを
設けているのは
信用取引になります
私の場合、信用取引でも
中期から長期で運用を
前提としており
買付する判断は
その企業の業績と成長などの
分析により割安であることと
半年以内の特需やテーマに
よる買付となります

しかし当然に買付した
銘柄の業績が思うように伸びない
場合があり含み損がでます
その時、損切りルールが
発動します

私の損切りルールは以下です

1.買付時に想定していた範囲外の
悪材料がその企業に出た場合
株価が下げているからではなく
下げていなくても悪材料であれば
私は切ります
その場合は利確でも損切りと
思っています

2.決算などで予想よりも
業績が悪くとも
次の四半期など
期間を延ばしたとしても
想定していた業績を
満たせないと判断した時
簡単に決算がダメだから切る
とかではなく
その決算の段階では
予想よりも利益が後ろに回ったり
短信などの理由から
時間はかかるけど
業績の見通しが変わらないのであれば継続しますが
見通しが立たない場合は
損切りします

3.テクニカル的に
過去の価格帯出来高などから
その銘柄として
割り込むと人気がなくなり
買われない
と判断した時は
損切りします
銘柄は必ず傾向があります
過去10年の上方下方修正を
みると
何月に出やすいか
業績予想と実態の差で
いつも強気なのか
配当性向より
株主によく見せたいと
思っているのか
還元をしたいと思っているのか
それらは数字に
現れて過去データを
みることでわかります
その為
それらのデータを踏まえた
投資家が興味がなくなる
水準まで下げた時は
それだけの悪材料と判断し
諦めて損切りします

4.損切りシナリオを複数もちます
例えば円安なので3ヶ月
以内では特需で利益が上がる
と思って買う際でも
私の場合はさらに
買う時に
もしこれが円高にふれても
この銘柄は長期では
割安であるという銘柄を買います
二つ以上のシナリオを持つ事で
短中期で外的要因で
利益が出ずとも
別のシナリオでは勝てると
2段、3段の
損切りを免れる事が
できます
損切りルールを
都合によって変更するのではなく
買い付ける際に
複数のシナリオを
作っておくことで
パフォーマンスは安定し
損切りも減ります

これらが私の損切りルール
となっていて
これを長期で継続すると
ある程度同じ負け方を
するようになります
その際は私の
業績の読みが甘かったり
まだ実力や見識として
足りない部分があることが多く
なぜ下がったのかの
理由が見つかりやすいのです

理由があれば
それを次の買付時に意識して
買い付けるルールを
追加する事で
勝率は向上し
安定しやすくなります

もちろん損切りルールにも
数ヶ月後のパフォーマンス
をみて
改善するポイントは
見つかります
もう少し利確も損切りも遅い方が
いいんじゃないか
と思いますが
それは銘柄や理由によって
必ず似ていても
毎回違います

頭と尻尾はくれてやれ
という格言はとても
私は大切にしており
それを徹底すると
ある程度
でパフォーマンスは
安定します
勝ちを最大に伸ばし
負けは早く
が投資の鉄則ですが
そこには機関投資家や
海外勢などを含めた
動きを当てにいく
カンが必要で
それは常人のなせる業ではなく

長期では無難でしかし
理由のある投資こそが
結果、損切りの最適解
ではないかなと
私は思います🙏


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