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Leader board®︎をトライアルしてみて -part2-

こんにちは。

米国株投資をしている蒼と申します。

今回のテーマ-どんな人にLeader board®︎が合うと感じたか-

前回のnoteではLeader board®︎がどういうものかを簡単にお伝えしました。

今回はどんな方にLeader board®︎が合うと感じたかをお伝えしたいと思います。

あくまで私の感想ですので、参考程度に考えていただけたらと思います。


初めて私のnoteを見ていただいた方で「Leader board®︎ってなに?」

という方は私の「Leader board®︎をトライアルしてみて」というnoteを参照ください。


私が感じた4つの要素

まず今回、私が実際にLeader board®︎をトライアルしてみて、こんな人に合うなと感じたのは

1, 数週から数年の中期的なスパンでの投資を考えている人

2, ほぼ毎日Leader board®︎の内容を確認でき、必要とあればすぐトレードができる人

3, 英語に抵抗がない方

4, ある程度の額の資金を運用している人


の4つがありました。


それでは1つずつ説明していきます。


(1) 中期的なスパンでの投資を考えている人

まず期間の前提ですが、短期、中期、長期と分けた時に私の感覚として便宜上

短期:数日から2-3週

中期:2-3週から数年

長期:5-10年以上

というイメージで話しています。


どんな道具も目的に合ったものを選ぶことが大事です。

車を使う際に、家族でスーパーに買い物に行くことが目的なのに、時速200kmを超えるようなスポーツカーを使わないですし、レースで勝つことが目的なのに、ファミリーカーを選ぶことはありません。

投資も同様で、短期間での細かいトレードを考えている人や5-10年以上の長期間で保有を考えている人にはLeader board®︎は目的が異なると思います。

(*短期間での細かいトレードに関しては同じIBD社のSwing Trader®︎というサブスクリプションがおそらく合うのだと思いますが、試したことがないので、ここでは言及は避けます。
今後機会があればSwing Trader®︎もトライアルをしてみて、感想をお伝えできたらと思います。)


日々アップデートされる記事に、Leader board®︎は、

「今どの銘柄に投資をしていて」、

「いつどのくらいの価格で投資を開始し」、

「今平均取得価格がいくらか(途中買い増しをするため)」、

「全体の中でそのポジションがどのくらいのウェイトか」

を公表しています。


コロナショックで一新されたものと思われますが、2022年1月13日時点で13銘柄列挙されている中で1番古い銘柄は、

2020年4月14日に投資を開始した$NVDAと$MSFTです。

その次は2021年8月2日に投資を開始した$TSLAが続き、

さらにその次は2021年12月27日に投資を開始した$OASです。

ここからわかることとしては一番長いものでも約2年、ほとんどのものは数週間であることがわかります。

Leader board®︎は公式の説明で10-15銘柄の厳選されたものに投資するといっていますので、一部の安定した企業以外は比較的短いスパンで入れ替わることがわかります。

これは前回のnoteでもお伝えしたようにLeader board®︎がトレンドを踏まえた投資をしていることに起因していると思います。

(オニール流の投資はモメンタム、テクニカル、マーケットタイミングを大事にする手法です。)


(2) ほぼ毎日Leader board®︎の内容を確認でき、必要とあればすぐトレードができる人

これは(1)の内容の続きみたいなものです。

基本的にLeader board®︎はデイトレードではないので、毎日トレードをする必要はありません。

しかし、一回投資を開始した企業が何らかの事情によって株価が思わしくなければ、保有量を減らしたり、撤退をしたりします。

それは日々の株価の推移や市場環境に起因します。

そのため、基本的には毎日取引はしないものの、常に取引ができる状態で、必要とあればすぐ動けることが大切です。

利益に関しても基本的には20%を超えた時に初めて動くものと考えられます。(実際に私がトライアルしている期間中は、相場環境が思わしくなく、そのようなケースはありませんでした。)


また長期保有を考えているような方の場合は、その企業の今後の成長性に期待をして投資をしているものと思います。

あくまで、Leader board®︎はその時のトレンドを大切にする銘柄選びになるので、銘柄選定が変わってくると思います。

またLeader board®︎は仮に株価が損切りラインに引っ掛かればどんな企業でも機械的に切ります。長期保有は短期での株価の推移でアクションをすることはないと思うので、この辺りも投資方法が変わってきます。


そのため期間が中期的なスパンでの投資を考えていて, ほぼ毎日Leader board®︎の内容を確認でき、必要とあればトレードができる人に合うツールだと思います。


(3) 英語に抵抗がない方

そこまで難しい文法は知らなくても読むことはできます。

それに今は簡単に翻訳ソフトなどで日本語に変換することができるので、実際そこまでハードルは高くないと思います。

実際私も英語が得意なわけではありませんが、翻訳ソフトの力なども借り、特に問題なく使用できています。

しかし平日毎日更新される記事を読むことになり、それを元にトレードしますので、英語にストレスを感じる場合にはあまり望ましくないと思います。

今回noteを開始する理由でもありますが、Leader board®︎は決して認知度は高くありません。

そのため、自分自身である程度使いこなせないと、難しいと思います。

(私は今後長期間でLeader board®︎を使用していくつもりですので、気軽に聞いていただいても構いませんが、タイムリーに反応できるかはわかりません。)


(4)運用資金がある程度大きい金額の方

まず前提としてLeader board®︎の費用をお伝えします。

費用(2022年1月12日時点, 円換算は115円で計算)

トライアル(3週間) : 9.95ドル (約1144円)

月額課金 : 69ドル (約7935円)

年間課金 : 699ドル(約80835円)

年間契約でも最低年8万円、月額でなら年間約10万円の費用となります。


ある程度の資金っていうのがいくらかというのははっきりしたものはありません。皆様の資産運用成績や運用方法などから年間10万円近い費用を捻出する価値があるのかを考えていただければと思います。

皆様の大切なお金が増えなければ意味がないし、そのためにある程度の時間を費やすのであれば、インデックス投資(*後程少し説明します)と同じ結果では意味がないと思います。

同じ結果なのであれば、皆様の貴重な時間を投資ではなく、日々の生活のために使っていただいた方がいいと思います。

そのため、ある程度の額の資金を運用している方でないとコストパフォーマンスが悪いように思っています。

補足:10万円の価値があるかどうかを考える具体例

年間10万円近い費用を捻出する価値があるのかどうかを考える上で、具体的なイメージがあった方がわかりやすいと思うので参考になればと、以下簡単な例を考えてみます。(長いのでご注意ください。)


まず話をする上で運用成績の目安を知っていただいた方がわかりやすいと思います。

近年、NISAやidecoといった制度が少しずつ浸透してきてインデックス投資をいうものが注目されるようになりました。

インデックス投資に関して話を始めると長くなるので、簡単にまとめますが、全世界の上場企業だったり、アメリカ全体の企業だったりの株に対してまとめて投資ができるものとなります。

このインデックス投資はほとんど知識がなくても、比較的簡単な手続きのみで始められるのですが、その運用結果は、近年機関投資家と呼ばれる株式投資のプロ達が運用してもなかなか簡単には越えられないほどのものです。

一例としてアメリカ主要500社に投資をするS&P500というものを指標とする投資信託/ETFで投資をすると過去30年の平均運用結果は約9 %/年となります。

近年は約20%近い成績が続いているので感覚が麻痺してしまいますが、過去の成績を長期で見るとこういうものです。

これが一つの基準になるのでよく知っておいてほしいのですが、運用成績を長期の年平均で数%向上させるというのは決して簡単なことではありません。

1年に限ってとかであれば、相場環境が良ければインデックス投資を大きく上回ることも可能かとは思いますが、資産運用の基本は長期です。

話を戻します。

仮にLeader board®︎を用いることで投資成績が仮に年間平均1%上昇したとします。

100万円の運用をしている方の場合、1%投資成績がupしても年間1万円の上昇のみで、もし年間契約をしていても約9万円のマイナスとなります。(月支払いの場合:年間約10万円)

10%投資成績がupして、ようやく±0です。正確には税金の点を考慮すればマイナスとなります。

しかし1000万円の運用している人が同様の結果であれば、1%投資成績がupして年間10万円の上昇でLeader board®︎の費用を賄えます。これが5%投資成績はupすれば年間40万円、10%のupで90万円ほどのリターンとなります。

しかし投資に絶対はなく、ましてやLeader board®︎を用いたからといって必ずしも投資成績が良くなる保証もありません。

ましてや機関投資家でさえ、長期だとインデックス投資を超えるのに苦労する中、個人投資家が長期で5%,10%の投資成績upは相当な努力や相場環境、運も必要になってくると思います。


インデックス投資と比べてLeader board®︎を用いた運用は、時間的拘束を受けます。

先程お伝えしたように、トレンドに常に注目し、急なトレンドの変化についていける必要があります。

資産運用の目的はほとんどの方が資産を増やすことだと思います。

そして資産を増やすことで、より生活を充実させたいと考えていることと思います。

繰り返しになりますが、皆様の資産運用成績や運用方法などから年間10万円近い費用を捻出する価値があるのかを考えていただければと思います。


まとめ

以下4つが私が考えるLeader board®︎が合う人だと感じました。

1, 数週から数年の中期的なスパンでの投資を考えている人

2, ほぼ毎日Leader board®︎の内容を確認でき、必要とあればすぐトレードができる人

3, 英語に抵抗がない方

4, ある程度の額の資金を運用している人


必ずしも全てを満たす必要はないと思いますが、このような観点で、ご自身にLeader board®︎が合うかどうか考えていただくといいと思います。


参考になれば幸いです。

Leader board®︎についてお伝えしていきたいことはまだまだありますのでお待ちいただければと思います。

もし何かこれについて知りたい、などあればコメントかtwitter(@invest_dr_2021)でメッセージいただければ幸いです。

また、スキやフォローなどサポートいただけると記事作成のモチベーションになります。






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