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Leader board®︎をトライアルしてみて

ご挨拶


初めまして、蒼と申します。

昨年から資産運用を始めて半年前から米国株投資をしています。


はじめに

今回タイトルの通り、Leader board®︎というサブスクリプションのトライアル(3週間)をしたので、その感想をまとめたいと思います。

今回トライアルから年間契約に切り替えましたが、このnoteではLeader board®︎のメリットや、どんな方に向いているか、また使ってみてのデメリットも含めてお伝えしたいと思います。

Leader board®︎はあまり日本語のサイトでは説明されていないため私自身、ちょっとした冒険でしたが、同じように悩んでいる人がいるかなと思い、書いてみることにしました。

あくまで私自身の感想であり、皆さんに一律におすすめできるものとも思っておりません。

しかし、Leader board®︎について知りたい、と思う人がいれば、少しでもお力になれたらと思います。


お伝えしたい内容はたくさんあるので、いくつかに分けてまとめていきたいと思います。

不定期での投稿になるかと思いますが、よろしくお願いします。


今回はLeader board®︎の概要と、一番メリットに感じたセクションについてお話しします。


1, Leader board®︎って何?

まずほとんどの人はLeader board®︎って何と思われるかもしれません。

Leader board®︎はInvest business daily(以下IBD)社が運営するサブスクリプションの一つです。

次はIBD社って何?となるかもしれませんね。


IBD社はWilliam J. O'Neilという成長株投資のレジェンドが設立した会社で、機関投資家などが用いる情報を個人投資家に伝えるために作られました。

William J. O'Neilはファンダメンタルとテクニカルとマーケットタイミングを大事にして投資を行っています。


そのIBD社が行なっているサービスの一つがLeader board®︎です。

他のサービスではMarket Smith®︎やSwing Trader®︎があります。

Market Smith®︎は米国株投資をしている人なら聞いたことあるかもしれませんが、機関投資家をターゲットにしたサービスです。


2, Leader board®︎の目的は?

以下3つが公式ホームページで掲げられています。

(1) 株式市場の中で数千の銘柄の中からその時最も良い10-15程度の銘柄を厳選します。

(2) 専門家が、売買のポイントを含めて投資プランを教えます。

(3) 売買タイミングを伝えることで、あなたの資産を増やします

というような内容です。


3, Leader board®︎の費用は?

費用(2022年1月12日時点, 円換算は115円で計算)

トライアル(3週間) : 9.95ドル (約1144円)

月額課金 : 69ドル (約7935円)

年間課金 : 699ドル(約80835円)

です。価格の高い少ないは個人によって違うと思うので一概になんとも言えませんが、個人的には決して安い金額ではないと思っています。

今後Leader board®︎の感想をお伝えしていく中で、皆さんにとってこの費用が価値あるものかどうか、お考えいただいて、その価値があると思ったら、トライアルから始めてみていただければと思います。


4, Leader board®︎を使ってみての感想は?

Leader board®︎を3週間使用しましたが、その全てを使ったわけではありません。

そのため、今回はLeader board®︎の解説というより私自身が使用した部分に関しての感想をお伝えしたいと思います。


今回のnoteではLeadersというセクションに関しての感想をお伝えします。


「Leadersとは?」

これはLeader board®︎がセレクトした銘柄の一覧になります。

その中にもLeaders near a buy point / Leaders / Watchlistと3種類あります。

Leaders near a buy point : 厳選した銘柄の中で今まさに買いポイントにいる銘柄

Leaders : 厳選した銘柄だが今は買いポイントではない銘柄

Watchlist : 今後厳選した銘柄に入ってくる可能性があり注目している銘柄

です。


LeadersがLeader board®︎の1番の良さであり、その特徴だと思っています。

本来だとスクリーニングなどに膨大な時間が必要です。しかしLeader board®︎はその手間を省いて、かつ売買のポイントまで教えてくれます。

スクリーニングに関してはWilliam J. O'Neilが提唱する CAN SLIMという手法を用いて行なっています。


これだけでも十分有用だとは思うのですが、私はそれ以上に価値を感じています。


「トレンドが掴める」

Leader board®︎は、専門家が現在のトレンドにいち早く反応して、及びそれを株価のトレンドも含めて伝えてくれています。

市場は刻一刻と変わっていきます。

その中で専門家が今どのような銘柄を選んでいるのかを知ることによって、市場のトレンドがわかります。


例を挙げると2022年1月5日、FOMCは12月の議事録を発表しました。そこには金利引き上げ/バランスシート縮小に対して言及されており、株式は大きく揺れました。具体的にはエネルギー/金融セクターへのローテーションが起こりました。


Leader board®︎は2021年12月27日の時点でエネルギー関連の$OASに投資を開始しています。また、議事録発表前日1月4日の時点で$AMP/$KREといった金融銘柄に投資を開始しており、1月5日には$LNGといったエネルギー銘柄に投資を開始しています。

コロナショック後の金融緩和で、大規模な金融緩和がなされていましたが、2022年金利引き上げを念頭にpricing power(価格決定力)があったり、金利引き上げに強いセクターを見据え、かつ市場の変化にフレキシブルに反応しているのがわかる場面でした。

銘柄の選定は、市場のトレンドを表しており、実際に投資するかどうかは別としてそのトレンドを学べることはとても大きいと思います。
CAN SLIM分析はモメンタムも要素として大事にしていますが、そのモメンタムの要素を、実際の銘柄選定から学ぶことができます。

他にも例を挙げてみます。

2021年は半導体銘柄が大きく株価を伸ばしました。$AMDや$NVDAがその典型例です。元々Leader board®︎では10数個の銘柄の中で半導体関連に2銘柄投資しており、$NVDAは保有量も他の銘柄に比べてウェイトが大きかったです。

しかしFOMCの議事録発表で半導体銘柄を中心にハイテク関連銘柄は大きく株価を下げました。その際、Leader board®︎では半導体銘柄の縮小や撤退をしました。

これは金利引き上げの影響を大きく受けるグロース株全体に影響があった中で、昨年の主役セクターとも言える半導体銘柄のポジション縮小は、2022年のトレンドを表していました。

このように、刻一刻と変わっていく市場のトレンドを掴むには、
Leader board®︎はとても有用だと思います。

「テクニカルを学べる」

投資する、撤退する際もその根拠となる情報を、テクニカルに基づいて教えてくれるので、非常に勉強となります。

例えば、投資を開始する際は、「前回の新高値を出来高を伴ってブレイクアウトしたので開始した」や「下降トレンドラインを上に抜けたので、新高値ではないが投資開始した」などがあります。

一方で撤退/縮小する際も「50日移動平均線を切ったので一部ポジションを縮小した」や「買いポイントより7%切ったので撤退した」などがあります。

他にも保有を継続する理由なども含めて、その根拠は投資初心者の私にとっては、株式投資の基本となる考え方の勉強となりました。

テクニカルな部分に関しての説明があるわけではないので、本などで基本的な知識を学ぶ必要はありますが、その知識を実際の現場でどう使うかという意味でLeader board®︎はとても実践的でした。

Leadersのまとめ

たった3週間ではありましたが、毎日Leader board®︎のLeadersを見ることで、株式投資の専門家がどんな銘柄に注目しており、どんなタイミングでどのくらいのポジションから投資し、どのタイミングで撤退や縮小をするか、などを学ぶことができます。


ただLeader board®︎の提唱する通りに銘柄を買うだけでも有用かもしれませんが、私は株式投資のリアルな現場を学べるということにそのメリットを感じました。


今回は以上です。

今後もLeader board®︎について私見をまとめていきたいと思うので、よろしくお願いします。

もし何かこれについて知りたいなどあればコメントか、
twitter(@invest_dr_2021)でメッセージいただければありがたいです。

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