2024年11月5日に予定されている米国大統領選ですが、支持率でみると8月以降一貫して民主党カマラ・ハリス候補がリードしています。 全米の世論調査はあてにならない。2016年クリントン vs トランプでは、支持率は最後までクリントンがリードしていましたが、結果はトランプが当選しました。 今回の選挙では、ハリス氏がわずかに1.7ポイントリードしていますが、州ごとに獲得選挙人数にするとトランプが大きくリードしています。 米国大統領選は州ごとに争われる米国の大統領選は、全米を
2024年の1月のS&P500はどうやらプラスに終わりそうです。S&P500には従来より1月バロメータというものが知られています。 1月バロメータとは、1月1日から1月31日までの間にS&P500が上昇すれば、今年の残りの期間がプラスになると予想されているものです。 今回はこれを検証していきたいと思います。 検証期間は1958年~2023年の66年です。 リターンと勝率の比較66年間の年間リターンは、平均8.8%でした。プラスで終わったのは47回で勝率71%でした。 これ
このマガジンでよく扱う指数であるS&P500について整理しておきます。 歴史そもそもS&P500の、スタンダード&プアーズとは、それぞれ合併元の会社の名前です。 スタンダードは、住宅ローン債権格付けや、米国233社の週刊株価指数(世界初)を発行したスタンダード統計会社(1906年にスタンダード統計局として設立)を指します。 プアーズは、1860年から鉄道業界への投資家向けガイドを出版していたプアーズバブリッシングを指します。 この2社が1941年に合併してできた会社がスタン
S&P500は、2024/1/19に史上最高値を2年ぶりに更新しました。 S&P500が史上最高値の更新に1年以上かかったのは、過去、13回(今回を含めると14回)ありました。※1957年以降 このタイミングで買うと高値掴みとなるのか、それともさらに上昇局面にうまく乗るトレンドフォロー買いとなるのか見ていきたいと思います。 新高値から1,3,6,12か月後の値動き1か月後の値動き 1年以上ぶりに歴史的高値を超えた場合、その1か月後の値動きは13回中9回値上がり4回値下が
2022年の原油高騰と戦略備蓄の放出2022年、ウクライナ紛争の影響をうけて、原油価格は年初75.6ドル/バレルから126ドル/バレルまで60%超急騰しました。 これを受け、また中間選挙を控えてバイデン大統領は、2022/4/1に石油備蓄の放出を表明 実際に4月の中旬くらいから大幅な備蓄低下がみられる 2022/4/1時点で5.6億バレルだったのが、2023/12/22で3.5億バレルであることから、2.1億バレルが減少したことになります。 進まない備蓄の回復2023
2024年は大統領選挙の年です。大統領選挙のS&P500の平均月別リターンについては、こちらにまとめました。 過去16回の平均をとると、おおむね1-3月不調、4-8月好調、9月10月不調、11月12月好調というサイクルでした。 上記平均を構成している16回が具体的にどのように進展したのか、詳細にみていきます。 2016年 トランプ VS ヒラリークリントン前年12月中旬にリーマンショック以降、9年ぶりとなるゼロ金利政策解除、0.25%の利上げが行われ、軟調なスタートで始
2024年は大統領選挙の年です。大統領選挙のS&P500の平均月別リターンについては、こちらにまとめました。 過去16回の平均をとると、おおむね1-3月不調、4-8月好調、9月10月不調、11月12月好調というサイクルでした。 上記平均を構成している16回が具体的にどのように進展したのか、詳細にみていきます。 2020年 トランプ VS バイデンコロナがあり、強烈な財政出動、急激な利下げがあった年です。 米国では1/21に初めて感染者が確認され、1/30にはWHOが緊急
2023年のS&P500は紆余曲折ありましたが、+20%以上の値上がりという素晴らしい1年になりました。 投資家としては上がりすぎたら下がるのではないか?という懸念が念頭に上がります。 そこでS&P500が20%以上、値上がりした翌年以降、どのようなリターンとなったかを調べていきます。 結論前年の上げ幅にかかわらず、翌年は上がるときは上がるし、下がるときは下がる。前年のリターンから翌年のリターンを占うことはできない。
年初にS&P500を買って、数年後どのようなリターンが出たかをまとめましたが、年初一括購入と、毎月分割購入とでどのようなリターンの差が出るでしょうか? 検証方法5年間の投資を考えます。年初に600万円を一括で購入し、5年後の年末にどれぐらいリターンが出ているのかと、毎月10万円x60か月購入し、最後の年末にどれぐらいリターンが出ているのかを比較します。 5年間の一括購入とドルコスト平均のリターン比較一括購入の場合のリターンは、単純平均で48.39%、最大220%、最小-
S&P500の66年間の単年のリターンは、単純平均で8.81%、最大36.9%、最小-38.5%、標準偏差±16.4%、47勝19敗でした。 これらのリターンは3年ないし5年ではどう変わるでしょうか? S&P500の3年の平均リターンS&P500をある年の年初に購入し、その年から数えて3年後の年末にどれだけのリターンが出ているか、例えば2010年1月2日に購入して2012年12月30日時点でどれぐらい増減しているか。 1958年から2021年までの結果を見ていきます。
2024年は大統領選挙が行われます。 例年1月から予備選挙・党員集会が行われ3月頭にスーパーチューズデーと呼ばれる予備選挙・党員集会の集中日があり、そこである程度候補者が絞り込まれ7月8月に民主党・共和党で党大会が行われ、立候補者が確定します。 投票日は11月の第1月曜日の翌日、したがって早くて11/2、遅くても11/8に投票が行われ、2024年は11/5が投票日となっています。 1月、3月、7月8月、11月が大統領選挙の経過によって大きく動くタイミングとなります。 大
1958年以降の大統領選挙があった年のS&P 500の年間リターン2024年は、大統領選挙が行われます。 1958年以降、16回の大統領選挙が行われました。 その16回のS&P500の平均リターンは、+7.2%でした。 最大は1980年の+27.5%でした。この年は民主党現職カーターが再選を目指して戦いましたが、共和党のレーガンに敗れた選挙でした。 最小は2008年の-38.5%でした。この年は共和党ジョージ・W・ブッシュが再選を目指して戦いましたが、民主党のオバマに敗れ
66年間の月別平均リターン 平均をとると、おおむね10月~1月・3月4月・7月が好調、2月、セルインメイの5月6月、夏枯れ相場の8月レイバーデイ明けの9月が不調ということになる。 1月の相場平均 +1.0% 66年間の勝敗は 38勝28敗 最大は+13.2%(1987) 最小は -8.5%(2009) リーマンショック真っ最中 標準偏差は±5.0% 10月の次に2番目にブレ幅が大きい 2月の相場平均 +0.0% 66年間の勝敗は 36勝33敗 最大は+
S&P 500®とはS&P 500®とは、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数である。 1923年には原形が存在し、1957年3月4日から500株に拡大される形で計算が始まりました。 ここでは、各年の年間リターンを計算できるよう1958年~2023年(※2023年は12/27までのデータ)のデータをもとに、分析していきます。 S&P500®年間リターンの最大・最小・平均・標準偏差1958年~2023年の66年間でそれぞれの結果は以