【雑記】私と結合術:バベルの図書館と華厳経、あるいはアルス・コンビナトリア
淡い記憶に沈みゆく中で微かに煌めくイマージュというものは誰にでもある。大学の授業も同様にあれだけの時間を過ごしておいて印象的なものというのはごくわずかだ。だがそのごく一部の印象的なことが後々に大きな問いかけとなって現れることがある。
SFC入学したての秋に受けた「デザイン言語実践」という授業で私はそのような体験をした。デザイン言語というのはデザインを言語と同じように身体的に扱おうではないかという総合大学ではじめてデザインを扱ったSFCにおける学問的ムーブメントのひとつつであ