見出し画像

KANは、究極のものまねシンガーソングライターだった

TVerのBSフジ『歌う ~ずっと好きだった曲~』公開が4月13日(土)20:54 終了予定となってます。終了前にと、再生中です。
1:33:45頃から「Moon」のASKAさん歌唱。

KANさんがASKAさんになりきってASKA風の楽曲として作り上げた「Moon」をASKAさん本人がこうして歌う、というのは感慨深いですね。
KANさんご本人の歌唱はこちら。

KANさんは、「Moon」の他にも、好きなアーティストになりきって制作した楽曲が数多く存在します。

最も有名なのは、槇原敬之さんになりきって作った「車は走る」ではないでしょうか。

リスペクトとふざけ具合が絶妙で、槇原敬之さんが本当に作りそうなメロディーと歌い方で、詞でふざける、という楽曲。

根本要さんのインタビューでは、好きなアーティストになりきるKANさんの魅力を語ってくれてました。
「メロディーも別で、アレンジも別で、ニュアンスとかエッセンスだけが含まれていて」という制作をしていた、とのことです。

「東京に来い」は、ビートルズになりきった曲

「TOKYOMAN」は、ビリー・ジョエルさんになりきった曲。

「REGIKOSTAR~レジ子スターの刺激~」は、Perfumeになりきった曲。

詞は、ふざけすぎているのに音楽には真面目なんですよね。そのギャップが最高です。

「エンドレス」は、浜田省吾さんになりきった曲。

既存の曲をいろんなアーティストになりきって歌うものまねは、よくありますが、新たに真似るアーティスト風の作詞作曲とアレンジまでして、真似るのはKANさんだけでしょう。

数々のアーティストになりきって、数々の名曲を生み出したKANさん。
根本要さんの「あんな奴、見たことない」が最大の賛辞でしょう。

KANさんは、究極のものまねシンガーソングライターだったのかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?