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犬山さんぽが目指すところを明確に示唆しておきます

地域メディア犬山さんぽが何を目指しているのかを一度示唆しておかなければいけません。理念や編集長の信念は先に述べた通りです。ここで大切なのは、犬山さんぽが実は何を目指しているかです。ここを間違えてしまうときっと変な方向へ進んでしまうので、整理するという意味を込めてここで書き残しておきます。参加されている方は是非一読いただければと思います。

犬山を全国区に!なんて思ってません。

まず、よく言われるのは犬山市にあり犬山城や城下町を全国区にしたいって話があると思います。が、犬山市はすでに数%の知名度を得ています。今更示唆するわけでもないのですが、犬山城は国宝、城下町は町としてとても人気のある行楽地、モンキーパークやモンキーセンター、明治村、リトルワールドと、見る人から見たら全国区の知名度は得ています。
が、残念ながら地名は聞いたことがあってもどこにあるか、愛知県なのか、岐阜県なのか、といった根本的な知名度が非常に低い。その点、地域メディアの特性をうまいこと利用して読んでくださる方にわかってもらえたら良いなと思います。
全国区になる必要はなくて、読み手に伝わる記事を数多く書くことを目指しています。

犬山市民のために!とも思ってません。

次に多いのは犬山市民のために活動してますよね?といったコメントです。ここではっきりと申し上げておくと、編集長はまったく犬山市民のために働いていません。というよりも興味と好奇心で動いていますので、新しいものにはすぐには飛びつかないし、古くてもこれはあまり重要じゃないよねって話は書きません。

かなり気分で行動していないか?と聞かれたら、気分というよりも編集長が書きたいと思った事柄を取材して結果少数ですが市民のニーズに合っているということになると思います。だって知らないことを知らないままにしておいたら気持ち悪いでしょ?

発刊当初は犬山市の広報から話題をピックして直接お話を聞かせてもらってたりしましたが、今では様々な方のご縁でいろんな話題を提供していただいています。中には犬山さんぽだけじゃなく、名古屋情報通や小学館の和樂Webにも掲載できるようなお話も頂いているので、編集長として仕事にプラスになっています。

訴える先は画面の向こう側の一人です。

さて、くどくど書きましたけど、結局なんのために、誰のために犬山さんぽを書いてるのかって、それはもう画面の向こう側にいるあなたに向けて書いてます。一部でも伝われば良いなと。でも十人十色で編集長の記事がどうしても気に入らないとかあなたの書いた記事が気に入らないという人は存在します。

で、書き手の皆さんに申し上げておきたいのですが、心持ちひとつなのですが、記事には絶対の自信を持った上で、あなたの発信している記事で誰かが傷ついてしまっているかも知れないと考えるようにしてほしいです。
だって全員を全員なんとかできないし、神ではないのだから救えないし、批判したい人は実はファンかもしれないじゃないですか(隅から隅まで読んでますからね)、と考えたら書くことがそんなに怖くなくなるはず。

とある有名なコピーライターが言ってたけど……

10人いたら最低でも2人は批判的なことを言っちゃう人間で、6人はどちらでもよくて、残りの2人は大ファンなんだよね、だからどこまで人数が増えてもこの法則みたいのは変わらないから、そんなの気にしないで続けたらいい。

と人間の心理なんてそんなもんだわね、長くライターを続けてると気がついていかなきゃいかんところ。
だから批判にいちいち傷ついて歩みを止めるより、あるき続けてその人を置いていけばいいと思ってる、いちいち構ってらんないもん。
ここまで考えてモノを書かなくてもいいけど、画面の向こう側の人の意見とこちら側の意見が食い違うのは当たり前、いちいち気にしてると前に進めん。
僕も含めてコロナで疲弊したとか何かで歩みが止まってしまった人、一度振り返ってみてよ。きっと何かを始めるのに理由があったでしょ?その理由って結構信念めいたところじゃないの?と、結構大事なことだと僕は思うけど、あなたはどうなの?

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