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落ち込んでるときつらつらなんか書いてるとちょっと元気出るよねって話

 いまいちnoteというものがよくわからない。何かしら有益な記事を残さなきゃならないような気がしていたが、つい先日とあるワードで検索をかけた時、ごく普通の日記として使われているnoteの記事がヒットして、あ、なんでもいいんだ……と思ったのでまた記事を書いている。

 唐突だけど私は自己分析や自分の研究が好きである。は?って感じだけど断じて言いたいのは自分大好き人間ということでは決してない……。「自分が好き」だから研究するわけじゃなく、「特定の人物に対して思いを馳せるのが好き」だけど、他人に「あなたってこうだよね」って言われることより不快なことはないし、何より「あなたはこう」という何らかの結論を出すにはそれなりのデータが必要なのだ。そういうわけで文句を言われない、膨大なデータがあるちょうどいい人材が私なので、いつも私について考えている。

◇作品に見る「自分らしさ」とはなんぞや

 一周、二周、三周くらい回って思うけど、自分の作ったもの……めっちゃ好きですね。昔は「自分の作品最高~!」なんて言っていいの……?ってどぎまぎしてて「好きです」って言われても「ほんとですか……?恐縮です……」って感じだったんだけど(「本当ですか!?」は割と口癖っぽいので咄嗟によく言ってしまうことはある)最近はもう好きって言っちゃうね。自分の作品だもの、好きですよ。上手い下手は関係ない。好き。

 創作きっぱり止めて、離れて、そんで小説書こう~!ってなって創作に出戻りしてから一年以上経って、それなりに作品たまって、改めてちょっと振り返ってみようと思った。作品には『自分』がいっぱい詰まってるからね。見て来たもの、感じたもの、好きなもの、いいなと思うものなどなど。『自分』がわかんなくなっちゃった時、疲れた時、意外と背中を押してくれるのは自分の作品だったりする。

 さてさて、今は二次創作で小説書いてるわけだけど、昔はフリーゲームを作ってました。素材になる絵描いて、音楽作って、シナリオ作って、組み立てて……まあ今は色んな素材が配布されてるし、有償で請け負ってくれる人を探すサービスとかもあるんでやりたいことだけやっても作れると思う。

 この辺の兼ね合いは難しいけど、『自分の希望をうまく伝えられる人』『既存のものにうまく合わせられる人』なんかは人を使ったり素材使うのが向いてると思う。時間がめちゃめちゃ短縮できるし、素材配布してる人は大体それが得意な人なんだから、得意な人が作ったものの方が出来がいいに決まってる。クオリティ上げたい時なんかは私も素材使ったりしてましたよ。

 全部やってた、というと聞こえはいい(?)かも知れないけど、まじで下手くそだったんでクオリティはお察しくださいって感じ。全部自作することの良さはこう……世界まるごと作れる良さみたいなとこだよね。あと単純に絵描くのも音楽作るのも好きだったので、全部の作業がめちゃくちゃ楽しかったな。当時匿名掲示板で『自作音楽が下手くそ』と書かれたこともあるんだけど、『曲は下手くそだけど世界観と雰囲気に合ってるからいい』ってコメント付けてもらったことがあって、どこの誰かは知らんがめちゃくちゃ嬉しかった。絵も結構練習したし頑張ったと思うんだけど……下手なままだったし、たまに落書き程度したいと思うことはあれど全然描かなくなっちゃったから、あまり好きじゃなかったのかもしれない。何が好きで、何が楽しくてあんなに只管作り続けてたのかわからないけど、完成した数少ない作品を見返すと「あっ……めちゃくちゃ良い……!!!!!!!!!!!」って思います。作ってくれてありがとうって感じ。

 現在字書きを始めて、良かったと思うのは小説で完結するところです。音楽も付けなくていい!絵も描かなくていい!!それでも物語の背後で流れるだろう音とか、空気感とか……色んなものを表現できる!(腕があるかは別として)感激しちゃったね。初めからこっちにしとけばよかった。いや、どっちが良い悪いということではなくて、やっぱり素材ぜ~~んぶ作って……ってなると、完成まで漕ぎつけられる作品、めちゃくちゃ少ないんですよね。小説だって途中で投げ出すものいっぱいあるけど、生存率が違うっていうか……。物語として完成させたかった、頭の中でいっぱいいっぱい膨らんでた話、私が一番見たかったので、残念。

◇かつての作品

 只管なんか作ってたのは覚えてるんだけど、で、どんなもん作ってたっけ……。というわけでネットの片隅にまだ転がってるブツを見てみますと。

・身近な誰かを亡くして、喪失感を抱えた人物

 が大体主要キャラで、

・愛のために死ぬ

 あれ?

 あ。。。あ!?

 全部これじゃん!!?!?!?大体全部に当てはまってて笑うしかない。まじかよ~もっといろいろ作ってたと思ってたよ。恥ずかしすぎて笑ってしまう。なんだよ……

 ひー。メンタルやられる。

 なんかこう……生にあまり執着がないというか、あの世に半身持ってかれてるみたいな、危うい感じの人が好きだったんですよね。キャラ設定として……あはははははうわー痛々しい。

 作品全部の記憶は朧気なんだけど、個別に思い入れのあるキャラ自体は居て、そのキャラの設定はちゃんと覚えてるのがまた……ああ……一次創作ってこういうののダメージ大きすぎますね。二次創作はキャラ設定は基本公式だからなあ……一次創作はなんかこう、自分の魂を詰め込む感じがあるので、ものすごい疲弊するけど愛着もひとしお。今はやりたいと思わないけど、またいつかやりたい日が来るのかなあ……。

◇最近の

 うう……で、二次創作の小説でどんなの書いてるかと言えば……。もっぱら恋愛メインになるのかなあ~。恋愛の話を考えるのは好きです。恋ほど人生を狂わせて、身を焦がすものもなかろうて。まーでもなんか恋愛メインというよりはテーマが他に合って(今居るジャンル的に呪いとかが多い。呪い……最高じゃん)、その脇に恋愛がある、くらいの方が好きです。

 恋愛漫画とか恋愛小説読むよりも、ジャ〇プみたいなメインは戦い!!みたいな作品で、その中の人間関係として恋愛がある……みたいな恋愛の方が燃える……!!!!!!みたいなとこないですか?私はある。そんな感じです。

 身を焦がすような、溺れ死んじゃうような、どうしようもなくはちゃめちゃに好きだ~~~~~!!!!って感じの小説書きたいな~~~!!!!

 あ、なんか書いてたら元気になってきました。

 私にとって創作は割と辛いものです。つらい。いつもつらい……って言いながら作ってる。でもそれが楽しいので、続けています。やめたいって思うこといっぱいあるよね~。やめたくなったらやめたらいいと思います。で、やりたくなったらまた始めたらいい。そんな感じでゆるく付き合って、自分が好きだなって思える作品を増やしていけたらいいなと思うよ。

 私は活字中毒なので、文章読んでたら落ち着くしなんか書いてたら元気になります。そんな感じでちょっと落ち込んでたので書いた、特に意味のない記事でした………。寒いと元気でないよね。温かくして生きていきましょ……。

 

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