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バナナをかく

今朝、朝飯のバナナを描きたくなって鉛筆を手にとった。最初は「バナナにみえるように上手く描かなくっちゃ」とか思っていたが、そんなことはいつの間にか忘れてぼーっと眺めているうちに、目の前のバナナが、いつも見ているバナナとはちょっと違って見えてきた。
そのバナナは、そこに『ある』のではなくて、そこに『いる』のである。『バナナ然』として。そして、私の方をみている(ような気がする)。そしてさらには、辺りをものもみんな、そんなふうに見えてきたのである。

幼い頃にみえて(感じて)いたものが、再び私の中に蘇った、のかも。。。

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