![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118166479/rectangle_large_type_2_01598f9c19bbdfda472715eb4af8ce57.jpeg?width=800)
【海外参加展示 : 2021】Phìlo-Phoém
海外での展示を暫くの間休むため、この機会に自分用メモの意味も込めてまとめていこうと思う。①
“PHÌLO-POÈM”
開催期間:2021/5/21~2021/5/31
場所:M.A.D.S. ART GALLERY MILANO
![](https://assets.st-note.com/img/1696580296002-oT48AUF0SE.jpg?width=800)
◇概要
展覧会のコンセプトは、ここに載せるには少し長くなっているため、最後の部分だけ翻訳かけたものを下記に紹介する。
詳しい内容が見たいという方は、M.A.D.S. ART GALLERYの公式サイトを確認して欲しい。
M.A.D.S.は、アーティストに「すでに完成したもの」として展示することを求めるだけでなく、透明性をもって芸術の本質を明らかにし、鑑賞者が作品の実現に至るまでの感情や感覚をとらえることができるようにすることで、アーティストを魅了することを提案している。この展覧会の目的は、詩的な言葉や哲学的な概念に振り回されることなく、アーティストが自分自身に耳を傾け、芸術によって自分自身の個性を明らかにすることを後押しすることである。
◇作品
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118029829/picture_pc_3f8c9e9cc3f7a37bd804b0fcbf79023b.png?width=800)
Recollection
size : 364mm×515mm
Digital photo collage
記憶をテーマに、混在した記憶が表現された抽象的なものから、具体的な物を思い起こす。というコンセプトで制作した。
◇キュレーターさんによる解説
![](https://assets.st-note.com/img/1696574641630-DpeRNWrz4v.jpg?width=800)
▽翻訳(翻訳サイトからママの文章)
国際的な展覧会「philo poem」に合わせて、アーティストの狗島が「recollection」という作品を発表しました。彼のメッセージを理解するためには、彼の考察から始めることが有効です。実際、彼は((自分の内面世界を表現するドローイング作品や、様々な場所で撮影した写真のコラージュを表現手段としている))と断言している。この考察は、彼がどのようにして芸術を生み出したのか、彼の独特の技法を理解するのに非常に役立ちます。彼は様々な場所で、たくさんの写真を並べてみる。この技術は、人間の頭の中にある記憶の機能を思い出させるものです。すべての大切なものが保管されている場所。このようにして、アーティストは観察者に、彼の心と記憶の中に入るための鍵を与え、記憶の重要性を理解し、出てきた構成の中に私たちにも属する何かを見出す可能性を与えます。
◇展示風景
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118335152/picture_pc_232d1e8db7389f8a8589973dc54d8516.gif)
奇跡的に残っていた一枚を見つけた。もう少し横長だったが、念のため手元のみにしている。
◇感想(初海外展示だったため、少し長くなった。)
![](https://assets.st-note.com/img/1696427998230-xclHZr5IBo.jpg?width=800)
最初に話が来たときは戸惑いの方が勝った。ギャラリーに関しては徹底的に調べた。参加するかは悩んだが、哲学的な事も制作するときに考えるため展覧会のコンセプトや、キュレータによる解説があるという事から、試しに参加してみるのも良いかも知れないという気持ちが芽生えた。
初の海外展示。右も左も英語も分からずだったが海外留学経験のある友人の力も借り、無事にやりきる事が出来た。英語に関しては本当に難しくて、カジュアルな返信が来たときは全く分からなかった。悩んでいた時に友人の「向こうもイタリアの人だから、大丈夫だよ。」という言葉に気持ちが楽になった。気負わないように、そういう風に言ってくれたという事が、とても嬉しかった。
今にして思えば、このギャラリーはモニターで展示をする形のため作品は画像を送るだけで済んだというのが初心者の自分には有難かったのかも知れない。キュレーターさんに解説を書いてもらえたというのが、一番嬉しかったと思う。
最後に、
展覧会に誘ってくれて、私の不慣れな英語でコミュニケーションも大変だったであろうに親身になって対応してくれたキュレーターのElisabettaさん。
相談に乗ってくれ、一番重要な部分で一緒に返信を考えてくれた友人。
2人にありったけの感謝を込めて、お礼を伝えたいと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?