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祥伝社文庫から『彼女をそこから出してはいけない』が発売されます。
7/13に、祥伝社文庫から『彼女をそこから出してはいけない』が発売になります。
とはいっても、書き下ろし等ではなく、以前に祥伝社さんから発売した『ツキノネ』の文庫化です。内容は同じなのでお間違いのなきよう。
親本はこちら。
以下、紹介文から。
最後のページを読みおえた読者は、ふと目を上げて、
世界の見え方がこれまでと少し変わっているのに気づくかもしれない。
――朝宮運河(ライター・書評家)
フリーライターの大塚文乃は注目の画家、荒木一夫のルポを書くため、個展を訪ねた。ダムに沈んだ荒木の故郷、小楷町を再現した絵の前に立ったとき、いるはずのない少女が絵の中に現れ、文乃は気を失ってしまう。後日、小楷町の歴史を調べるうちに、「ツキノネ」と呼ばれる土着宗教の神の存在を知るが、その名はある老夫婦の惨殺現場で発見された少女と同じものだった…………。 『ツキノネ』改題作品
えー、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この文庫版新タイトル、単行本の時には帯コピーとして使われていたものです。
これは、当時の担当編集者だったNさんが考えてくれたもので(Nさんは今は退社されて別のジャンルで活躍しています)、いわば置き土産みたいなものですね。
解説を担当してくれたのは、ホラー小説の書評には定評のある朝宮運河さんです。
よろしゅうに。
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