見出し画像

賢者の書

賢者のように自分に語りかけます。

賢者の書  著 喜多川泰  出版 Discover21 

君という少年よ。

9人の賢者から学んだことを書いてみよ。

まず君は自分を成長させる賢者の教えとは?に疑問を持ったようだね。

そして、全てを読んで次の答えを見出したんだ。

ヴィジョンを見つけるためには経験をする。
経験は理解するのではなく受け入れる。
受け入れて、考え方と行動の仕方を学ぶ。

このような答えだったね。
それでは、各々の賢者の教えをより知るために、より深く考える質問をしてみよう。

まずはヴィジョンとは何か?について考えてみよう。

君なりに考えた答えが次のことだね。

・人生で達成したいと思っていること
・必ず到達されることが約束された場所
・最高の賢者になるにふさわしいと判断されたものに、すべての成功とすべての人を幸せにするためのもの。

この3つのことがヴィジョンだ。

そして、ヴィジョンを見つけるためには経験をして、経験を理解するのではなく受け入れると君は答えたよね。

それではなぜ経験は必要なんだろう?

この疑問から分かったことがあるね。それは、

経験の結果、手に入るのは、1つのヴィジョンではなく、ヴィジョンを完成させるための1つのピースである。
ということは、1つの行動を起こすと1つのピースがもらえて、ヴィジョンを完成させるのに近づく。
そしてヴィジョンを完成させる人生を成功と呼ぶ。

このようなことが分かったね。

このことから経験を学ぶ大切さが分かるね。

君はここであえて行動という言葉を経験という言葉に置き換えたね。

そのほうが受け入れやすかったんだね。

さて、最後の疑問にとりかかろう。

最後はどのように考え方と行動を成長させる?についてだね。

この疑問は、経験を受け入れて考え方と行動の仕方を学ぶという、君なりの答えから出てきた疑問だね。

それでは早速答えよう。

まず行動の結果、必要なピースを手に入れられると知ったね。

手に入れたピースには良いも悪いもなく、手に入れられるのであれば、その1日は成功である。
そして、1人1人に無限大の可能性があることに気づき、自尊心と他尊心を同じ高さでどんどん高めていく。
この際に時間に投資をして、将来価値が上がることを待つ。
その時間にどんなことをするかだが、成功は人についてくるので、何になりたいかではなく、どんな人になりたいかを考える。
そうすれば、どんな時間を過ごせばよいか自ずと決まってくる。
そうして、ありがとうと誰よりも言い、与えることでよりヴィジョンに近づく。

君はここまで、賢者の教えを学んだね。

君は教えを知ったよ。

どんことでも学ぶ姿勢がある人にとっては、世の中のあらゆる人が師となるんだ。

教える人が最高の賢者なのではなく、誰よりも多くの人からいろいろ学ぶ人が最高の賢者だからね。

あらゆる人から学べるようになれば、君の人生は最高に素晴らしいものになるだろうね。

何しろ毎日ヴィジョンに近づくピースを手に入れられるんだから。

そして、賢者の教えを知った君はこれかたあらゆる場面で、この教えを試されるんだ。

そこで、教え通りにできれば、君の学んだ教えが自分の生き方として身につくからね。

これからが本当の人生の始まりだよ。

人はいつだって成功の旅にいるんだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?