動物園の受付で働いていた話
大学を卒業後すぐに動物園で働き始めました。
インフォメーションスタッフとして入口に立って、
ご来園されるお客様のご案内や、窓口内でチケットの販売などを行いました。
私はこの仕事がとても好きで、毎日楽しかったです。
動物が昔から好きなこともあり、仕事終わりに動物を見られるのでは、、
という浅はかな考えで入社しました。
残念ながら、動物のが退勤時間が早いというまさかの展開で、
特別な日以外は見ることはできませんでした、、(笑)
ただ、毎日動物の体調の情報や展示情報が共有され、
嬉しい誕生のニュースもあれば、亡くなってしまう悲しい連絡もありました。
直接的ではありませんが、毎日動物に関われているという実感が持てたので
とても楽しかったですし、やりがいを感じていました。
楽しかった話
接客業の醍醐味といえば、良くも悪くもお客様対応ですよね。
毎日親子で来てくださるお母さんとお子さんは、帰りがけに窓口に挨拶をしに来てくださるので本当に癒しでした。
またまた他のお客様は、大きなカメラを持ち、時には撮影した写真を印刷してくださることもありました。
インフォメーション内にはそのお客様からいただいた写真がたくさんです。
またまたまた、他のお客様は毎日決まった動物の個体名を聞いてから園内に入っていきます。基本的にお客様からの質問があるまで、インフォメーションに個体名は降りてこないので、その時に初めて自分自身も誰が展示場に出ているのかを知ります。
飼育員さん並みに詳しいお客様もいらっしゃるので豆知識を教えていただけたりするのがとても楽しかったです。
毎日毎日、全国から老若男女様々なお客様がいらっしゃるのも本当に楽しかった〜もちろんしんどい時もありました。
しんどかった話
しんどい時というのはまあ、理不尽な怒り方をされている人が来た時。
繁忙期になると一日に本当にとんでもない数のお客様がご来園されるので、
さまざまな方がいるんですねぇ、、。笑
まずはもう窓口にチケット買いに来ただけでキレ気味な人。
キレ気味に来て、使えない割引チケットを持ってきて、圧で押し切ろうとする人。
ダメなものはダメです。笑
そもそも動物園めちゃ安いから、、。
何時間も見ていられて、この値段めちゃお得だと私は思うんだが、、。
と思いながら対応していましたが、人それぞれですもんね、、。
あとしんどいのは、繁忙期のピーク時間帯。
リアルに3時間以上チケットの列が途切れずに、
ひたすら割引のチケットを窓口で販売する時間。
口が回らなすぎて死にます。笑
年間パスポートの方にも列ができるのでそちらの窓口の日は、
同じ説明を一生しているのでロボットになりそうになります。
その分閉園した時の達成感と仕事した〜!感はたまんない。
本当に楽しかったです。
コロナ禍で休園になったことをきっかけに転職をするのですが、
本当にコロナじゃなかったらまだ続けてたかな、、。
夜の動物園が行われているときは、働く時間が長くなるのに合わせて
休憩が長くなるので園内を回ることもできました。
また、お客様が帰った後に動物園に残っていられる(仕事で)のも
なんか動物園好きとしては嬉しかったです。
いつかまた、機会があれば違うところで働いてみたい!
水族館も経験してみたいです〜!
思い出話でした。
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