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二度とない人生だから

こんにちは。強み診断士のツヨミンです。

タイトルの「二度とない人生だから」というのは坂村真民さんの詩です。

二度とない人生だから
一輪の花にも
無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳をかたむけてゆこう

二度とない人生だから
一匹のこおろぎでも
ふみころさないようこ
こころしてゆこう
どんなにかよろこぶことだろう

二度とない人生だから
一ぺんでも多く便りをしよう
返事は必ず書くことにしよう
二度とない人生だから
まず一番身近な者たちに
できるだけのことをしよう
貧しいけれど
こころ豊かに接してゆこう

二度とない人生だから
つゆくさのつゆにも
めぐりあいのふしぎを思い
足をとどめてみつめてゆこう

二度とない人生だから
のぼる日 しずむ日
まるい月 かけてゆく月
四季それぞれの星星の光にふれて
わがこころをあらいきよめてゆこう

二度とない人生だから
戦争のない世の実現に努力し
そういう詩を一篇でも多く作ってゆこう
わたしが死んだら
あとをついでくれる若い人たちのために
この大願を書きつづけてゆこう


1週間程前に、母方の祖母が他界しました。
91歳でした。


僕はおばあちゃん子でした。

おばあちゃんは実家の近所に住んでいて、僕は中学の時なんかは毎日帰りにおばあちゃんの家に寄ってから帰っていました。

僕はこんな小難しくて考え込む人間ですから、思春期は捻くれていて不安定な子供で、そんな時期は、いつも優しく迎えてくれるおばあちゃんが心の支えでした。

戦争を経験し、若くして大阪に出てきて、本当に大変な人生だったと思います。


浜までは海女も蓑着る時雨かな

滝瓢水の有名な句です。

海女さんは海に潜るので、結局濡れてしまう。

それなのに、家から浜に移動する時に雨が降っていたら、体を冷やさないように簑をかぶる(傘をさす)。


結局、僕たちはみんな死にます。それは基本的には変えられないでしょう。

でも、どうせ死ぬんだからと今日を軽んじて雑に生きていくか。

いつかは死ぬとしても、今日という日を懸命にしっかりと生きていくか。


せっかく今、僕たちは生きています。

じゃあ、生きている間は生きることを大切にして、生きることを全うしませんか。

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