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ロング・ログ・エンドロール、めっちゃよくない??

※ネタバレあります

めっちゃよかった。私はアイドルたちがユニット越境して仲良くしているのが好き。みんな283プロで出来る限り心地よく過ごしてほしいので、コミュを経るごとに着実に距離が近づいているのを発見すると、あっ仲良くなってる〜とほっとする。

めっちゃいいよね〜⭐︎と思ったことを書いていきます。

・ロングログエンドロール、とは。ぐぐったら長い丸太と出てきた。
そんなわけないので、この場合コンピュータのログファイルの方のログだと思われる。長い記録のエンドロール。
いつまでもここにいたい、居心地のいい今を軽やかに超えていくアイドルたちと、名残惜しさを感じながらも一緒に先にいくことを決めるプロデューサーの話だった。俺たちの戦いはまだまだ続く!みたいな文脈なので、不安になって シャニマス サ終 で調べてしまった。

・オフのときのふゆのキャラクターがどんどんふゆと冬優子さんのハイブリッドになっている。これまでのコミュではふゆバージョンの対応と冬優子の心の声、みたいな演出が多かったが、今回それがなかったのは、ふゆのキャラクターを守りつつ本当に思っていることを伝えられるようになったんじゃないかと思う。
特に甜花ちゃんを心配する甘奈ちゃんに対して、三峰さんが深夜にアイス食べちゃお!と提案するシーンで、三峰さんと冬優子さんが目配せするのがよかった。
この二人はオタク趣味というお互い近いものを感じつつも一定の距離を保っている。完全に自己開示しなくても仲良くなれるし、人にも優しくできるんだよ、ということが示されていてとっても好きな関係。

・みんなで夜に談笑する中、眠くなってしまった果穂さんに夏葉さんが気付いて寝室に引きあげるシーンがあるのだが、果穂さんが私が眠くなったから一緒に部屋に戻ってくれたんですよね、ありがとう、と言うのが人間できてるなあと思った。
もちろん夏葉さんもスマートな対応なのだけど、小学生の果穂さんがその気遣いに気付いて、さらに2人になったときに素直にお礼を言えるってすごくないですか?
このシーン、ベッドルームのスチルに二人がひそひそ声の会話で進むのでおそらくベッドに寝転がって天井を見ながら小声で話しているのだと思う。こうやって友達と寝る前に取り留めのない話をするといつもより距離が近くなった気がするよね、と懐かしさが込み上げてきてよかった。
果穂さんが愛依さんの撮影時と普段のキャラ変に全く動じていないのもいい。これは果穂さんが仕事の上でのキャラクターを演じるということもある、と知っていて、そういう悪く言えばピュアじゃない行為を許容しているということ。大人だ...
果穂さんの子供らしい純粋さが際立つコミュが多いけど、実際の小学六年生ってかなり色々なことが分かっているので、そこを垣間見た気がする。

・三峰さんの全員あだ名で呼ぶスタイルと夏葉さんの全員呼び捨てスタイルから公平性とコミュニケーション強者の自信を感じた。
実際の友人関係に落とし込んで考えると、どちらもかなりハードルが高い。距離感を間違えて名前を呼ばれるのはとても不快なことなので。
二人とも距離感の詰め方が上手く、え?そんな距離感じゃなくない?と言われないようなコミュニケーションをこれまでの友人たちととってきているのだろう。
誰にでもフラットな人ってかなり魅力的なので、二人とも学校でも多くの人に好かれていると思う。

・甜花ちゃんと愛依さんも、オタクくん(ただし顔がいい)と優しいギャルの組み合わせでよかった。甜花ちゃんはマイペースなだけでコミュニケーションをとる意欲がかなりある人なので、話をふるとちゃんと楽しそうに喋ってくれる。
大崎姉妹は二人の世界に閉じずにちゃんとみんなと仲良くしていてとっても偉い。

・また、夜に宿の外のコンビニにいこう!となったときに、シャニPに声をかけないのもよかった。
業務時間外だし悪い...というアイドルとプロデューサーとしての線引きかもしれないし、お風呂上がりですっぴんだし...ということかもしれないけど、どっちでもうれしくてニタニタしてしまう。

・冬優子さんが誰よりも早く起きて支度を完璧にしていて、あ〜こういう子いる〜〜!!と思った。たぶん女友達とは旅行にいかないタイプ。シャニマスのこういう解像度、すごい。

全然本質には触れていませんが、ところどころにくぅ〜となるポイントが散りばめられていて好きなコミュでした。





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