極度の心配性のはなし。

(2020.10.3更新 イベントHP内ブログ 原文ママ)

皆さんこんばんは!
『ヒトハタアゲル!!』CEOのたむです。


今日は私の性格について。
人間の性格というものは人それぞれ違いますしひと言では表せないものですが、私の場合自覚もしているし周りにも言われる、という点でいうと、「極度の心配性である」ということ。
「プレッシャーに弱い」と言い換えることもできます。

ヒトハタvol.1をやらせてもらうことになったときも、周りの人からしたら「なんでそんなに?」というくらい焦っていました。
特に本番に近づくにつれ、とんでもないプレッシャーがかかっていました。
というか、知らず知らずのうちにかけていたんです。性格上、それはそれは強いものでした。
「どうにかなるやろ」が1ミリもない人間なのです。
「もしものとき用に」というのが積もり積もって、関西へ2~3泊するだけにも関わらず、1週間用のキャリーバッグにトートバッグにリュック姿で登場するのは毎度のこと。

イベント前の話でした。
本番までに私ができうる、やらねばならないことはすべてやったか。
出演者さんやスタッフさん・会場のScopeや尼崎の街に迷惑をかけたり失礼をしたりしないか。
そして、お客さんは入ってくれるのか。

後からわかることなのですが、ほとんどが取り越し苦労でした。

そう、蓋を開けてみたら、大成功だったんです。
もちろん、これ以上のものができないはずはないし、やりたいし、そこから見えてきた課題もたくさんありました。
会場まで足を運んでくださったお客さんや出演オファーを快諾してくださった出演者の皆さん・いいイベントをつくるために徹してくださったスタッフの皆さんの存在がいかに見えていなかったか、見えないくらい追い詰められていたか(実際には自分が自分で勝手にしていただけなのですが)が本当によくわかりました。
応援し、見守ってくださっていた全ての人のその気持ちを無下にしてしまっていたのではないか?そんな気持ちになるほどでした。

なんだ、あそこまで心配することなかったじゃないか。
なんせ自分ひとりじゃなかったんだから。
次はきっともっと肩の力を抜いて(いい意味で)いいイベントをつくれる、つくるぞ!

と思ってから、何ヶ月、いや1年以上経った私は今どんな心境かと申しますと、


毎日プレッシャーに押しつぶされそうです(笑)


私は、心配していることや気にかけていることがあると夜寝るときに夢に出てくることが多々あるのですが、2~3日に1回、イベント失敗する夢を見ます(誇張なし)。
何を持って夢の中の私は"失敗"としているかはわからないのですが。

誰に言われたことでもない、自分が「やりたい!」と言ってやり始めたことなのでやめたいわけでもないし、"自信100%!心配材料一切なし!"ということはこの先何度回数を重ねようと一生ない訳なのですが、それにしてもひどすぎます。
いよいよ本番前日…!という緊張感を持ちながら、毎日10時間前後寝ています。

そんな私の、過度のプレッシャーからの自己防衛策(?)として「心の中でいったん投げ出す」というのがあります。
("心の中で"というのがポイントです)
「もうイベントなんてやりたくない」「全部なかったことにしたい」と"いったん"思うのです。
するとみるみるうちに反対のこと、つまり「イベントをやりたい」「頑張るぞ!」の気持ちが起きてきて、その時に思うわけです、
「やっぱり自分にはエンターテイメントしかない」と。その気持ちがどれだけ大きいものなのかも含めて。
今はしがないお客さんイベンターですし、前回成功したとはいえ、8割方と言っても過言ではないくらい周りの方々に助けていただいてできたことなのでこんな大それたことを言える身でもないのですが、"エンターテイメントをつくる"ということ以外にやりたいこともいつの間にかなくなり、気づいたら”これしかない”という状況になっていたのです。

大したこともできないくせに、いっちょまえなことを言ってしまいました…!

あくまで私の中で、の話になりますが、その"エンターテイメントをつくる"というのは、例えばお笑いの構成台本づくり・絵画の見せ方を考える、ダンスの演出など… 例えを出すのが難しい・思いつかないくらい、まだヒトハタでは経験・実践していないようなことも数多く含みます(今後ヒトハタでやるかどうかはひとまず置いておいて)。
早い話が、"私がエンターテイメントだと思ったものは全てエンターテイメント"なんですね。

ちなみに、辞書で「エンターテイメント」と調べると、「人々を楽しませる娯楽やサービスのこと」と一番最初に出てきます。
「音楽」「ダンス」などと分けて前述しましたが、いま私が気になっているグループは演奏隊だけで10人を超え、ダンサーもいればメイクや舞台美術含めメンバーというんだから、それはもう「バンド」でも「ダンスユニット」でもなく「エンターテイメント集団」というしかないですよね(ライブ中に食べ物を配る配膳係もいるんだとか!)。ワクワクする言葉です。

話が逸れてしまいましたが、これだけの負担=プレッシャーを自分にかけてでも「イベントをやりたい!」と思えるのは、間違いなくvol.1に関わってくださった全ての方々のおかげなのです。

あと何回夢を見るのかはわかりませんが、イベントが終わった夜からはいい夢が見られることを願ってやみません。
私の精神が持たないので(笑)


それでは、たむでした!

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