103号室　近況と飲酒

20200612

自粛期間のお遊びで始めたことが気づけばいろいろ増えていってて、ほぼ毎日のようにものを書いたり録音したり絵を描いたりしてる気がする。相変わらずお金はないけど、おかげさまでわりと調子はいい。あと2、3年はこんな生活もいいかもな。そのあとはまたなんか違うことをやりたくなってるだろう。

出社がときどきあって、火曜日の仕事帰りは職場からぶらぶら歩いて街を愛でて映画館に入った。映画自体は狙って見たわけじゃかったからまあフーンという感じだったけど、受付でチケット買ったり売店見たりするのが嬉しくてうるっときた。

なんせ蒸し蒸しするのがかなわんのだがそれはそれで嬉しさもある。ここ数ヶ月の気候はいいのに外に出ることを禁じられているというモヤモヤに比べたら、地球がようしゃなく部屋の中にずかずか入り込んでくるような不快さはなんか生物としてのもっと単純なままならなさを思い知らせてくれてすがすがしい。お隣みたいな雨漏りはさすがにノーサンキューだけども。

いま（now）はアパートにいるとあまりに蒸し蒸しするのでコップに氷だけ入れて外の自販機でワンカップ買って飲みもって散歩しながら日記を書いてる。アイスよりワンカップのほうが安いから。ラジオ聴きながら公園のブランコでブランブランしてたらちょっと気持ち悪くなったので帰る。

（クリタ）