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ジェフのスタッツデータを勝手にグラフィック化してみた! 〜2023年:選手編〜
あけましておめでとうございます。ジェフサポーターのいぬきちです。
2023年のJ2リーグも終わり、新年になりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
2023シーズンも「ジェフのスタッツデータを勝手にグラフィック化する」略して「勝手にスタグラ」という企画を実施したいと思います!
年始で皆さん酔っ払っていると思いますが、最後まで見ていただけると嬉しいですw
※スタッツデータのソースはFootball LABのデータを利用しています。
Football LAB様!今年もありがたく使わせていただきます!
はじめに
まずは選手スタッツから始めたいと思います。
今年は選手スタッツ記事を一つにまとめました。
グラフィックを出場ポジション毎にまとめる形式に変えたので、どのポジションでどんな選手が活躍したのかを一つの記事でわかりやすくまとめられたと思います。
決してポジション毎に記事を書くのが面倒になったわけではありませんw
まあ、いつも同じだと飽きてくるってのもあって形式を変えてみました。
グラフィック化の条件は、出場ありまたはプロ契約選手です。
田邉君はすぐに川崎へ戻ってしまったのとイラストを描かなかったので作りませんでした。ごめんねm(_ _)m
スタッツデータは、リーグ戦の記録とCBP(Football LABの独自指標)で構成しています。
順番は出場時間が長かった順に左から並べました。
グラフィックの見方は以下のとおりです。
上段は選手の基本情報と、出場数などの記録を掲載。
ちなみにポジションは、登録ポジションと2023年シーズンのスタメンポジションで最も出場が多かった箇所にしています(ここもFootball LABのデータを利用しています)。
スタメン出場がなかった選手は、主観で決めましたw
中段はCBPのシーズン値になります。
黄色いゲージはその項目でリーグ1位だった選手の数値と比較した長さになっています。
下段は90分換算値をチーム内比較でチャート化しています。
どんなプレーでチームに貢献したか、得意なプレーは何か(プレースタイル)がわかります。
今回は少しルールを見直して、出場時間が90分に満たない場合とスタメン出場がない場合は、換算値を1/2にしてチャート化しています(高すぎる数値が出てしまう場合があるため)。
また、レーダーチャートのデザインを変更しています。
今までのデザインだと値がゼロの項目に挟まれた場合には線状になってしまって見難かったのでそれが解消されています。
ただし、見慣れたレーダーチャート形状ではないためわかりにくさもあると思います。
そのため、項目名に数値を入れることで補完しています。
説明が長くなりましたがぼちぼちグラフィックをみていきましょう!
1. GK
![](https://assets.st-note.com/img/1704013194567-Z3gIG8nJAm.jpg?width=1200)
まずはGKの4選手!
2023年は、2名の選手がリーグ戦に出場しました。
尹政権では怪我での欠場以外では盤石だった新井章太の壁を乗り越え、鈴木椋大が後半戦に守護神の座を奪取!
出場時間が短いながらも栃木戦のPKを止めるなどもあってセーブ値で章太を上回りました!
ただし、2人ともがんばってチャレンジしていましたが後ろからつなぐスタイルへの適応という点では物足りなかったですね。
栃木から藤田選手が加わったので、2024年のポジション争いはさらに激化すると思いますがお互いに高めあって、効果的に後ろからつなぐプレーを見せてほしいです。
2. CB
![](https://assets.st-note.com/img/1704014307509-wjx0xdRerz.jpg?width=1200)
次はCBです。このポジションは、該当する全選手が試合に出場することができました!とは言っても久保庭君は1分だけですが(^^;
最も出場時間が長かったのは大輔キャプテンでした!
その後に一耀→佐々木と続きます。メンデスは途中加入でずっと行方不明でしたwがキャプテンの一発退場後の試合でしっかり仕事をしてくれましたね!
シュート1本で1得点は最高の効率!
後半の水戸戦とプレーオフでは、最後にパワープレー要員として使ってほしかったと思っていますw
レーダーチャートで比較すると後半戦出番がなくなってしまった一耀が攻撃・守備面共に高い数値を上げています。
なんで使われなくなってしまったのかよくわかりません(^^;
まあ代わりにスタメンを奪取した佐々木も持ち味を存分に発揮できていたとは思います。
大輔キャプテンに関しては、キャプテンという前提はありますが、ハイボールの競り合いで強さを見せられたことと得点で貢献してくれたことが大きかったですね(もちろんコミュニケーション力がずば抜けている点も忘れてはいけません)!
まだ一耀の契約がわからない状況ですが、CB陣はある程度2023年の状態を維持できそうなので、2024年は失点を減らせるようがんばってほしいですね!
3. SB
![](https://assets.st-note.com/img/1704015321841-8VcZ88sIk5.jpg?width=1200)
次はSBです。
左は新加入の日高でほぼ固定。
2023年はチームで3000分以上出場した選手が3選手のみだったのですが、その1人が日高でした。
最後まで走りきれる走力はチーム内でもずば抜けていてチームに欠かせない存在でしたね!
たまに最前線で裏抜けするシーンもあって縦横無尽という言葉がしっくりくる選手でしたw
右は松田陸→西久保→壱晟という流れで落ち着きました。
序盤の松田陸は完璧にはまっていたと思うのですが、チームが勝てない流れが影響してか西久保にポジションを奪われてしまいました。
ただその西久保もうまくはまらず、最終的には壱晟のコンバートで終着。
タイプが異なる3選手で前半戦かなり右往左往したので、2024年はシーズン通してうまく運用してほしいですね!
一番驚いたのがユース上がりの矢口君が千葉銀と開幕戦でスタメン出場したことです。
日高が怪我していたとはいえ、開幕スタメンは素直にすごいと思いました!
顔に似合わずガツガツ勝負するタイプなので頼もしかったですw
2024年も試合に絡めるよう成長してほしいですね!
レーダーチャートでの比較ですが、守備力は前提として攻撃面で貢献できる選手の出場時間が長かったことがわかります。
特に今のチームは、後ろからつなぐスタイルなのでSBにもパスをつないで相手のプレスを剥がすことが求められるので、その点を基準として選考してるはずです。
西久保と矢口は攻撃値やパス値に明確な課題があるのでここを高められるようにがんばってほしいですね!
4. CH
![](https://assets.st-note.com/img/1704021048576-QTxK1vPJ2V.jpg?width=1200)
次はCHです!
SBにコンバートした壱晟が外れて、CHにコンバートした見木君が加わりましたが、出場時間を見ても分かる通り、獅子奮迅の働きだったと思います!
また田口は怪我で出場時間が伸びませんでしたがJ2ベストイレブンに選ばれる活躍でプレーオフ出場に大きく貢献してくれましたね!
祐介にいたっては前半戦のMVP級の働きが印象的で、ボール奪取からのドリブルや縦パスでも魅せてくれました!
CHで出場した選手の働きは特に印象に残っていて、各々持ち味を発揮できていたと思いますし、データやレーダーチャートにもそれが表れています。
攻撃面に加えて得点でも貢献した見木君、攻守両面に加えてアシストでも貢献した田口、90分換算ではリーグ1位の素晴らしい奪取力で貢献した祐介、攻撃面だけでなく守備値でも貢献したアンドリューと特長がはっきりとわかるチャートになっています。
小林監督のスタイルにおいてCHは非常に重要なポジションだと思います。
それだけに能力の高い選手を確保しておきたいところですが、見木君がヴェルディに移籍してしまいました…俺の推しのミキティが〜(^^;
この穴埋めができるか少々不安はありますが藤枝から加入した横山選手や残ってくれた選手に期待したいと思います!
5. SH
![](https://assets.st-note.com/img/1704021072884-FYTcmZJI5f.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704021080844-61y0oKy2w9.jpg?width=1200)
次はSHです。該当する選手が多かったので2枚の画像を作成しています。
SHは、前半戦に思考錯誤した印象で、2000分以上出場した選手は田中和樹だけとなりました。
右は田中和樹が定着し、交代でヨネが入ってくるというパターンで終着。
左は序盤は椿、後半戦は途中加入のドゥドゥが定着。交代で高木が入ってくるといったパターンが多かったですね。
レーダーチャートで比較すると選手各々が得意としている項目がよくわかります。
こうしてみると結構多種多様な選手が揃っていて面白いですね!
高木なんてもっと数字をあげていそうなチャートの形状なのに(^^;
あと末吉だけ異常な奪取力を発揮していますw
チャートだけで見ると田中和樹はあまり特長がないように見えますが、多分一番相手にイエローカードを与えたのは彼でしょうw
ちなみに福満はスタメン出場でRSHが多かったのでここに入れていますが、途中出場ではほとんどCF(の下がり目)の位置で出ていたので風間みたいな形状になっています。
SHの選手は、全体的に得点やアシストに課題があったシーズンでした。
その部分を補ったのがベテランのヨネとドゥドゥだったので、若手にはもっとがんばってほしいところです!
6. CF
![](https://assets.st-note.com/img/1706009490434-BMzfXScGsk.jpg?width=1200)
最後はCFです。
風間以外の3選手は同じようなポジションを争う形になったため、出場時間が分散していますが、基本的には小森がトップとして定着したといえます。
4選手とも得点していることは評価できますが、大卒ルーキーの小森が13点で呉屋が5点はちょっと納得いかないですね(^^;
まあ小林監督のスタイルでは、得点、裏抜け、ポスト、前プレにプレスバックとCFに求められる仕事が多いので万能型の選手じゃないとうまくはまらないとは思います。呉屋は嗅覚系ワンタッチゴーラーですからね(^^;
一方唯一役割が異なった風間は、レーダーチャートを見てもらうとわかるとおり、チームの攻撃面を一手に引き受けていました!
手首を痛めてペットボトルの蓋が開けられなくても酷使されていたので、シーズン終わった瞬間、身体のあちこちが痛くなるのもよくわかります(^^;
さらにミドルシュートで得点にも貢献し、2022年と打って変わって頼もしさがハンパなかったです!
2023年は本当にお疲れ様でした!あとご結婚おめでとうございますw
2023年は小森の得点力に救われましたが、そんな彼の去就は未定で正直いなくなりそうな気がしています…なんて思っていたら新年一発目に更新きたーーー!!!よっしゃーーー!!!
こうなると林選手の獲得は純粋にスカッドを強化したことになりますね!
2024年はCF陣の得点力アップに期待できそうです!
まとめ
選手編のスタッツをまとめましたが、小林監督のスタイルに対して足りない部分はあるものの、選手各々の特長が発揮されたシーズンだったとグラフィックを見て感じています。
2024シーズンも小林監督の続投が決まっているため、2年目に皆がどんな成長を遂げるのか今から楽しみで仕方ありません!
選手編は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました!
次はチーム編です!乞うご期待!
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