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つらい朝を乗り切るたった一つの冴えたやりかた

マジで最近家から出てない。週一回しか出ていない。さすがにヤバイ。オワタ\(^0^)/
どんなにやばくても使うまいとしていたオワタ\(^0^)/まで使ってしまった。ヤバイ。
この状況を乗り切るためにとりあえず家から出ることにした。
家から出ないことにはどうしようもない。ただ、家を出たところでどうしようもないというのもまた事実である。
こうなったら物がいっぱいあるところに行くしかない。そこにあるものの量と、そこで起きうる出来事の量は比例するのだ。
ならば百均しかあるまい。セリアしかあるまい。


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そこそこの蒸し暑さの中、自転車をこぐ。幸い、日は陰っている。
中途半端な田舎によくある片側が田んぼになってて落ちたら大ダメージ間違いなしなのに、めちゃくちゃほっそい道を進む。進む。
「田舎の長いほっそい道を抜けるとセリアであった」(川端康成『セリア』より抜粋)



ところで皆さんは「スマプロ!」をご存じだろうか?
スマプロとはセリアが独自にやっているアミファエンターテイメント所属の12人組二次元アイドルである。
もともとはカレンダーのキャラクターとして生まれ、12人それぞれに月が割り振られている。
スマプロのカレンダーの存在自体はかなり前から知っていたのだが、今日セリアで当たり前のようにスマプロのアクキーに缶バッジ、クリアファイルが売られておりめちゃめちゃびっくりした。(クリアファイル買っちゃった)
てか、今見たらアンソロジーコミックも発売してた。すごい。
https://www.amifa.co.jp/smpr/
すごいしっかりしたサイトもあるし、キャラの設定の作りこみもちゃんとされてる。
特に別のキャラとの関係性を用意してくれてるの、かなりうれしい。
マジで一回公式サイト見てくれ。絶対に社内のオタクがウキウキで考えてる。ありがとう。
ただ活動の場はマジでグッズだけというかなり尖った存在。
アイドルの情報が会社のIR情報と決算資料からしか得ることができないの、面白すぎる。
しかし逆に言うと、グッズは百均で買えるのだ。
アニメキャラのグッズはアニメイトとかにしかないし、そこそこ値段もする。
でもスマプロのグッズはセリアにあるし、しかも全部百円。
ハッキリ言って異常。マジ最高スマプロ。

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クリアファイルの三人だけになってしまうが説明すると、一番左のオレンジは十守 時雨(とがみ しぐれ)42歳の(嘘だろ…)おじさん。
若い子に必死についていこうとする、ドジでかわいいおじさん。ドーナツ好きだし、お酒に弱い。かわいいね。でもジャズバーいくし、トランペット吹ける。かっこいい最高マジで言ってる?
十守さんメンバーの事全員大好きだし、絶対メンバーみんなも十守さんの事大好きでしょ。

で、右の緑が九家・エドワード・千秋(くが・えどわーど・ちあき)。30歳。
ビジネスオネエというなかなか濃いキャラクターながら常識人で世話焼き。
でも、ビジネスとか言いながら結構楽しんでそう、この人。
まあ要するこの人は保護者枠なわけですよ。

そして最後に真ん中、黒は竜潜月 諒(りゅうせんげつ きょう)竜潜月は11月の異名らしい。見てお分かりのように厨二病患者。22歳。こういう人が一番好き。
好きな食べ物は飛竜頭(がんもどき)とドラゴンロール(アメリカの巻き寿司)、絶対名前だけで言ってるけど、ドラゴンロールわざわざ用意してちゃんと食ってそう。
趣味欄の「今はヒップホップ」ていうのめちゃめちゃいい。多分飽き性でいろんなものにはまっていくんだろうなっていうのが、ここだけでわかる。

この三人、年齢層チョイ高めなんだけど、子供みたいなのが二人いてとてもいい。
三人でドーナツ食って欲しい(竜潜月 諒は一番黒くてピーナッツとか入ったゴツゴツした奴を食う)。
竜潜月 諒がレッスン中に突然、十守さんのトランペットに「黒龍の呼び笛」(シュバルツ・ドラゴン・サモン・プファイフェ)って名前つけて吹こうとする(吹けない)のを十守さんはにこにこ見てて、九家さんが止めてほしい。

この辺にしとこう。オタク語り。怖いので。

さて、私が執拗に竜潜月 諒について語ったのはちょっとだけこの後の話に関係があるからです。
意味もなくべらべらしゃべったのでは断じてない。
てかむしろこの後が今回の記事の本題なんです。

私は朝が弱い。とにかく起きれない。ベッドがこんなにも気持ちいいの、設計ミスじゃない?
今回は朝が弱いのを解消しよう。ついでに、出不精も直そう。
冒頭の語りもこれで意味を持つことだろう。この記事無駄なものなし!偉すぎ。

朝の弱さと出不精を同時に解決するもの、それはファッションのコーディネートに興味を持つことです。
服を選ぶのが好きになれば、朝起きるモチベーションになるし、服を着替えたら当然外にも出たくなるでしょう。
でも、ファッションを好きになるってそう簡単な話じゃないんですよ。
なぜなら、私は鏡を見るのが嫌いだからです。
自分に似合う服を知るためには、まず自分を知らなきゃいけないんじゃないかと私は思うのですが、自分を見るのが嫌なんです。なんか、つまんないので。

というわけで、今回の目標は「鏡を見るのを楽しくする」です。

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買ってきました。鏡です。

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破壊します。


では、今回のプランをこの辺で説明しておきましょう。
私、日頃からアニメのキャラクターになりてーなと思っております。
いや、ぱっと見ヤバそうだけどみんな思ったことあるよね?
アニメの中に入りたいとか、アニメキャラを見てこんな生活したいなって思ったりとか。
そういうことです。あるよね?

この気持ちをうまく利用したいと思います。
手っ取り早くアニメキャラの気分になるにはどうしたらいいか?
その答えは、自分がアニメに出演している気分になればいいんです。
ただ、自分主演のアニメを作るなんてもちろん不可能だし、それどころか何かのアニメのワンシーンを再現するのも難しい。
そんな問題を解決するものが一つあります。
それは「オープニング」です(以降OP)。
背景が複雑でないものもありますし、スタッフクレジットがあればそれっぽくなります。
さらにOPは極論、OPテーマさえかかっていれば何をしてても成立します。きっと。
今回するのは着替えなので、いい感じになるでしょう。たぶん。

というわけで、今回参考にするのは私の大好きなOP『中二病でも恋がしたい』のOPです。(竜潜月 諒のフラグ回収ここです)
https://www.youtube.com/watch?v=QaRmIOOKLE0
知らない人は、上のリンクからみておいてください。めちゃ最高のOPなので。
なんかこれならいけそうじゃない?
早速、作業に取り掛かりましょう。

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まずはこんな感じでスタッフクレジット部分を、ペイントソフトでトレスなりなんなりして用意しました。
この御四方が私をアニメの世界に連れて行ってくださいます。というかこの方々には既にアニメを作っていただいてるんですけど。
感謝してもしたりないですね。

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印刷して鏡をセット!
もう割とそれっぽいけどあとはいい感じに写真を撮って…

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完成!!!
想像以上にそれっぽく仕上がってる!
自分の顔をさらしたくないので、残念ながら鏡に映っているのはなんもねぇ天井ですが、あとは「Sparkling Daydream」を流せば完璧です。
これのおかげで飛び跳ねそうな心のゆくままに日々を過ごせそうです。
理想も妄想も現実もすべて私を軸に回っています。
では、私は新しい世界に行くのでこのへんで。
さようなら。


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