Twitterを使うにあたって

誰もがTwitterを利用している時代である。簡単に短文を発信できるがゆえに、トラブルの温床ともなる。東京地裁から仮処分決定の通知が出て、Twitter社からメールでその旨の連絡が来て、青ざめた経験者としてTwitterを利用の世間様にアドバイスさせていただきたい。

もちろん、Twitter絡みで弁護士や裁判所のおせわになるとしたら「誹謗中傷」「著作権侵害」「犯行予告」などであろうから、そうした投稿をしなければよいのだが、世の中には真実を投稿していても訴えられる時は訴えられるのだ。「XXXはAである」と投稿した場合、真実であったとしてもAとする事の真実性を立証できなければ裁判で負ける。Twitterは鍵垢にして無難に使っておけばよいのだろうが、それでは世の中つまらない。

誹謗中傷以外にも気をつけること

誹謗中傷以外に、著作権侵害に気をつけたほうがよいだろう。著作権関係は罪が重いと弁護士に言われた。私のタイムラインには、鬼滅の刃を改変した画像が時々流れてくるが、改変は「同一性保持権」を侵害するため余計にトラブルが大きくなるだろう。

所属組織の回線でTwitterを利用するのはご法度

職場の回線でTwitterを利用して、誰かを怒らせた場合、会社に「意見照会」が届くことになる。

さて、下記の漫画でP92から職場のパソコンで誹謗中傷する人物「中山さん」が描かれている。

私の場合、通信費をケチるために、職場の無線LANに無断で接続していたので職場に「意見照会」が届いたらどうしようかと真っ青になってしまった。

メールの確認をしておこう

Twitterからの法務的連絡は添付メールでくる。PDFで仮処分決定の通知が添付されている。私の場合、日頃使わないメールアドレスだったので気がつくのに遅れた。なおかつ、日頃つかわないメールアドレスだったので、設定が不完全で添付メールが受信できない状況である事に気が付かなかった(POP3とIMAPの設定が入り乱れていたと思われる)。そのため全く要領を得ず、不安だけを抱え、困ってしまった。たまたまiPhoneでこのメールアドレスの設定をしたらPDFが添付されている事に気がついて、ようやく状況が飲み込めた。Twitterに登録するメールアドレスは日頃利用するメールアドレスが望ましい。また添付メールが受信できることを確認しておこう。

人の人生を左右するかもしれない重要なメールをTwitterはHTMLメールで送るという不親切さである。例えば、TwitterからのHTMLメールはiPhoneでは開けなかった。

iPhoneではTwitterからのHTMLメールを開けなかった

HTMLメールが表示できる環境で利用しよう。