【雀魂】番外編 理想の副露率とは?

そもそも”副露率”という言葉が何を意味するか、ご存知だろうか
知っている方は本題まで飛ばしていただいて問題ない

麻雀において、立直できる状態(門前)を崩す行為が副露にあたる
よってポン、チー、大明槓が副露として扱われることになる

誰かが和了る、あるいは流局するまでを1局とカウントした時に
東風なら最低でも4局行われることになる

東風の4局中、3局で副露を行い、残り1局が門前で終わった場合
4局中3局、つまり4分の3で副露をしているので
副露率は75%となる


よって東風をそこそこ打って副露率が40%の人は
今までに1000局打ったとして、その内の400局で副露をしている
そういった目安として副露率というデータが存在する

ちなみに1局で1回鳴いても4回鳴いても、副露は1局分として扱われる
裸単騎をすると副露率が異常に高くなるというわけではない



さて、本題に入ろう
副露率は基本的に30%~40%前後辺りに収束することが多い
ルールによって変わるが、ラス回避想定では上記の辺りになる

画像1

副露率が28%を切ると低すぎ
副露率が43%を越えると高すぎ
明確な基準があるわけではないが、個人的な印象としてはそんな感じだ


なので、30~40%くらいに収まるように副露率を調整しよう
...というような、くだらない話をしたいわけではない

おそらく勘違いをしている人が一定数いると思われるが
30~40%の副露率を維持すれば勝てるという幻想を捨ててほしい

勝つためにベスト、或いはベターな選択を続けた時に
結果として副露率が30~40%前後に収束するというだけだ

理想の副露率とは勝つための手段であって目的ではない


画像2

さて、一部の人は「うわ、出た」と思ったかもしれないが
これは副露率0%雀豪まで辿り着いた謎のアカウントの成績である

当然このアカウントは”絶対に鳴かないと損な牌”を鳴いていない
配牌に役牌のドラが対子でも鳴けない
混一色でも清一色でも鳴けない
オーラス和了りトップでも鳴けない

それでも”無駄な放銃を避ける””打点をなるべく上げる”
...などの立ち回りでなんとかやり繰りしている


このアカウントを見ると
副露率を意識することがバカバカしく思えないだろうか

副露率を上げる、あるいは下げるという考えを一旦捨てて
この牌を鳴くのが得か?それとも鳴かないのが得か?
そのような思考を磨いてほしい


そうして、最近勝てるようになったなと思った時に成績を見ると
おそらくそこには強者と大差ない副露率が表示されているだろう

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