【雀魂】玉の間負け組脱出講座「放銃率を下げる」

どっちだろう鳴きたくなる場所は
2つマルをつけて ちょっぴりオトナさ

今回は「放銃率を下げる編」です


「ふぇぇ・・・放銃率が下がらないよぉ・・・」

と、お悩みのあなた

どうすれば放銃率は下がるのか?


テンパイで押しすぎてしまうから?

いいえ、違います


自分が和了れるテンパイをしているのなら、

”終盤になってよほど危険牌が絞り込まれている”

というような場合でなければ、自分が先に和了る可能性があるので

想像するほど放銃率は上がりません



では、ダマテンを警戒しないから?

いいえ、違います


中盤~終盤でダマテンを警戒しているかどうか

これにより少なからず差が出ることは間違いないですが、

ダマテンへの放銃で平均より放銃率が1%や2%上がるとは思えません



では、テンパイしてもいないのにリーチ相手に押してしまうから?

それはそう


リーチ相手にノーテンからゼンツして、放銃率が下がらないよ~><

なんて宣う人はもっと基本的な事を勉強してきてください



...となると、放銃率に差が出てくるのは消去法的に

”ノーテンで”、”副露相手に押してしまうから”です



画像1

こちらは南2局、親番で下3人の点棒が団子状態

対面は3mチー打2m、最終手出し4s 下家は中ポン打7m

放銃したくないのは当然ですが、かといってノーテン罰符も払いたくない

一向聴で引いてきた9mをどうするか?という話


対面には9mが現物、下家は中ポン打7mなので

778m中中から中ポンして打7mの69m待ちがありえます


とは言っても、9mが3枚切れでシャボや単騎で刺さることがないので

下家の69m待ちにしか刺さらないのなら、

9mが滅茶苦茶危ない...という程でもないので

9mくらいは押しても良さそうです



しかし、既に手の中で浮いている5sが滅茶苦茶危ないです


画像2

対面は234の三色が見える仕掛けをしていて、最終手出しが4s

4s周辺を何かしら持っている可能性が高いと考えるなら、

高めが三色になる34sでの25s待ちが脳内に浮かびます


そして下家に対しても、8sが現物で自分の2sが鳴かれていませんが

かと言って25s待ちが無いか?となると、なんとも言えません


更に5sは生牌なのでシャボ単騎待ち

4sも2枚しか見えていないのでカンチャン待ち

ありとあらゆる危険性を孕んでいます



それほど危険な5sですが、テンパイした場合であればギリギリ押せます

先程述べたように、ノーテン罰符を払うのも苦しいので

放銃のリスクを背負ってでもテンパイを取る価値があります


しかし、テンパイどころか下家に刺さるかもしれない9mを引いたことで

押す」と「降りる」という天秤が左右で釣り合っていたのに

一気に「降りる」側に傾いてしまったのです



おそらく、放銃率が12%以上くらいの人は9mを切るかと思います


「この牌は危ないから切りたくないなあ・・・」と考えて

放銃率の牌を保留してる間に引いてきた、放銃率の牌を切る

それが、「あまり押してるつもりがないのに下がらない放銃率」の正体です


画像3

ちなみに5sの危険度を認識できずに切るのはそれ以前の問題なので

細かい戦術などから一旦目を背けて基礎を学びましょう

(番外編で扱うかもしれませんが)

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