【雀魂】玉の間負け組脱出講座「テンパイ気配」
うーーーー(うまだっち)
うーーー(うまぴょい うまぴょい)
うーー(すきだっち)うーー(うまぽい)
うまうまうみゃうみゃ 3 2 1 Fight!!
という訳で今回は「うまだっちとは何なのか」編です
嘘です「テンパイ気配」編です
まあ更新が滞った理由は察していただけたかと思います。
テンパイ気配とは何なのか?
テンパイの気配です
麻雀に打ち慣れると殺気のようなものを感じ取れるようになります
門前でリーチをしないテンパイ、所謂ダマテンとは
言わば熟練の暗殺者のようなもので、
殺気を感じ取るのは至難の業となります。
ちなみにダマテンがめっちゃ強いのかと言われるとそうではなく
例えば平和ドラ1の2000点をダマテンにしているのは
暗殺者ではなく、蚊です
刺されてもイラッとするだけです
とりあえず難易度の高いことは一旦置いておいて、
現実的に察知できるのは副露のテンパイです
相手の手牌の進行度、構成面子が晒されているからです
よって、副露の場合はダマテンと比べて比較的殺気を感じやすいです
特に分かりやすいのが染め、つまり混一色&清一色ですね
さて、自分が切った牌が3連続上家に鳴かれるという
なかなかにスリリングな西2局です
この3副露には誰しもが圧を感じると思いますが
手出しの3s、5s、特に中には殺気が込められています
この手出しで分かることは
①上家の手牌には3s5sよりも優秀、あるいは同等のターツしかない
②中が3s5sよりも優先して残されていた
③混一色、対々和に有用な生牌の中が不要になった
という感じですね
一応順番に確認していきましょうか
①上家の手牌には3s5sよりも優秀、あるいは同等のターツしかない
上家は北をポンして3s、4pをポンして5sを切っています
つまり北ポンの時点でカン4sのターツを払っているわけです
この時点でカン4sよりも優先度の低いターツ
例えば混一色や対々和など打点に絡まず、両面変化も乏しい
ペン3mなどのターツが存在しないだろうことが分かります
残っているとしたら、カン4sと同レベルの愚形ターツ
あるいは両面、あるいは打点に絡む牌
と言ったところでしょう
②中が3s5sよりも優先して残されていた
愚形ターツよりも孤立字牌が優先して残されていたので
先程の予想から愚形ターツ、良形ターツが除外されて
打点に絡む牌を残していた事が分かります
つまり上家は対々和か混一色
若しくはその両方を狙っているということになります
③混一色、対々和に有用な生牌の中が不要になった
この世の終わりです
上家の手牌は中よりも優先度の高い、あるいは同等の牌だけ
オタ風や場風の西なら中よりも優先して切りそうと考えると
白と筒子とドラくらいしか候補がありません
もはや我々に出来ることはありません
「せめて横移動してくれ...」と神に祈りましょう
長々と記述しましたが
打っている最中にこんなことは考えていません
發をポンして中を打たれた瞬間に
「あー...ヤバいな」と、
テンパイ気配、つまり殺気を感じているわけです
その殺気を後から言語化した場合に、
ここまでに書いた内容が頭の中に過ぎっていた というわけです
よって、そもそもテンパイ気配というものの根底にあるものは
「相手が不要と判断した牌から、手の中に残っている牌を予測する」
という考え方です
しかし実際にこんなことを一々考えていたら時間が足りないので
”経験”からテンパイ気配という殺気を察知して実用化しているのが
麻雀に打ち慣れている人達が行っていることです
これは実戦から逃げて座学だけを続けていても身につきません
「この牌を切ったらロンって言われそうだな...」という”正しい”感覚は
何十回、何百回と実戦を繰り返した末に身につくのです
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