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<お庭>多年草メインで簡単管理

今の我が家の庭は、5年目になります。まっさらな更地からのスタートでしたが、あれこれ育って、いつの間にか緑でいっぱいになってしまい、新しい植物はときどき隙間に植えるだけの状態です。

植物は多年草(主にハーブ類)がメインです。小さな9㎝ポットの苗をいくつか植えましたが、ローズマリーやホワイトセージ、レモンバーベナ、ユリオプスデージーなどは木本化して高さ1mくらい、幅1~2mほどの低木サイズまで育ちました。

このくらいのサイズのこんもりした多年草または低木を骨格にして、その足元に球根類(スイセン、チューリップなど)を植えたり、グランドカバー類を入れたり、いろどりを添える感じで一年草(ビオラ、アリッサムなど)をときどき取り入れます。

苗を買うときに、一年草は花もぱっと華やかなものが多いし、お値段も100円前後で販売されていたりするので、ついついいくつかカゴに入れはします。

しかし、長い目で見たら多年草の、あんまり花も目立たないような300円くらいする苗こそが、何年も繰り返し花を咲かせ、毎年ぐんぐん株を大きく育ててくれて、本当に頼もしい家族みたいな存在になります。


植栽計画をするときに、花色を考えて植えるのは素敵だけれど、やはり花期が長いもの短いものありますし、一斉に花が咲きそろうことはなかなか現実にはありません。かわりばんこにいろんな花が咲くというか。

なので、花色はときどきのお楽しみと考えて、ガーデンデザインをするときには葉っぱの色と形を変化をつけながら配植されると良いと思います。

隣同士がお互いを引き立てあうように。

ライムグリーンの明るい葉っぱの隣に、シルバー系のギザギザの葉っぱと銅葉の赤い葉っぱとか。

濃いグリーンの隣には、黄色い斑入りの植物とか。

お互いの色が際立つように隣り合わせると良いようです。

もちろんその際、日当りの良い場所には光が好きな植物を、日陰には日陰を好む植物を組み合わせることも大事ですが、個体差や水やり具合なども関係してくるので、そこはチャレンジあるのみ。

いろいろ試した結果に残ったものが大きくなって庭を作っていきます。いきなり完成する理想のお庭はなくて、日々変化、日々成長。ちょっとずつちょっとずつです。


我が家も今日は、先日の台風で折れた大枝を片づけたり、涼しくなって勢いを増してきた秋の雑草を抜いたりで、連休初日が終わりました。

でも、庭から上がって「ふ~、草抜いてた~!」と言うと、すれ違いながら娘が「あ~、いいにおいする~」と言ってくれたので、なんだかうれしかったです。腕いっぱい抱えて片付けたレモンバーベナのおかげかな。終わりなき庭に、今日もありがとう。