見出し画像

商人の心得(1)起業準備編

 うるせーめんどくせえなあ、どんな商売でも

始める前に買う客が確定してりゃ儲かるんだよ

何度もいってんだろうがあ!

いろんなビジネス本、自己啓発、インフルエンサーが色々言ってますが、ここに言及した人や本はありません。

つまりこのnoteの内容は世界初の情報です。


つまりあたなたは今

すごい情報を見ているんですよ?

そう思って読んでいただければと思います。どんなビジネスでも客が来れば儲かります。というか

 減る方がおかしいのです。増えるから、金持ちが株を買ってくれるし、銀行は金を貸してくれるわけです。なのに倒産するのは

客が来るか確定していない状態でスタートしている

からにほかなりません。

 最初から客がいるなら、投資すれば数か月後確実に利益が見込めます

 ところが、世の中のほとんどの場合、買手が決まっていない商売がほとんどで、その為に経営危機になって株式が買いたたかれ、資金不足に陥り、最終的にリクルートや広告代理店の奴隷になってしまいます。

 それでもまだ成功すればいい方で、店舗の備品や手形の乱発での取り込み詐欺だったり、商売を潰して利益を出すハゲタカの餌食になったりします。

 だから銀行が金を貸さねーんですわかりますか?


 起業に際して融資を渋られる場合、恐らくこの利確、利益確定性の部分が弱いとおもいいますが違います?w

 ここを投資家に納得させ、かつ上手に説明する方法が

ビジネススキーム

というものなのです。

 「私の商売はこのようにすでに買手が存在します」

しかも、買手だけではなく、商売を実行すると多く利害関係者が利益を得るので契約は恒久的に継続されます。

 と説明できれば

銀行はよろこんでお金を貸す


 では具体例です。


1 ビジネススキーム

最初から客が来るのが確実である計画を作る


 ビジネススキームとは

 ① 買う人 A
 ② 売る人 B
 ③ 生産、サービスする人 C

が登場し、この3人がこの商売をすることで、3者が利益を受けるので、この商売にあなたが出資すると利益がこれこれのように分配されるので儲かります。

説明している図がビジネススキームなのです。

例えば書店と出版の関係の場合のスキームとして、このようなものが検索結果に出てきました。

これを簡単に説明すると

これまでは

 ジュンク堂丸沼に入る購入注文
 インプレスR&Dが著作物を作成して
 大日本印刷が小ロッドで印刷して
 トーハン、ニッパンが各書店に配送する

しかし、新会社を作りこれをやります

 ジュンク堂丸沼に入る購入注文
 インプレスR&Dが著作物を作成して
 大日本印刷が小ロッドで印刷して各書店に配送する

という。既存のトーハンやニッパンを排除して、トーハンやニッパンが抜いていた利益である書籍価格の3割を新会社が売上にするという説明をしている図なのです。

スキームを組まなければ「インプレスR&D」の書籍の売上が「ジュンク堂丸沼」で仮に年1000万円(1000円×1万冊)とすれば300万利益増なわけです。

しかし、「インプレスR&D」だけが、儲かるなら、ジュンク堂はこれまで通りの取引をお願いしますとなってしまいますよね?

ですから、「ジュンク堂丸沼」と利益を折半します。

しかし、2者間の取引だと、いずれ取り分で揉めますし、高い利益率を提示してきた取引先と契約して、インプレスとの取引を辞めたり、ジュンク堂との取引を辞めたりするのを阻止できるのです。

更に、その取引阻止を一層強固にするために、「大日本印刷」を噛ませるわけです。その代わり、今動いているトラック流通を利用して、配送を委託して、送料で優位に立てるわけです。


「ジュンク堂丸沼」
 「インプレスR&D」との書籍の受け渡しに専門の人員を配置するより、これまでどおりの集配システムで行けるので、人件費がかからないという利点があります。

「大日本印刷」
 → 印刷所から本を運ぶ機能がある「大日本印刷」ならば、定期的に全国にトラックを動かしていますから、ついでに書店に置いていくだけです。特に新規の設備投資が不要なわけです。

「インプレスR&D」
 → ですから浮いた3割を分配したほうが、枠組みとして強くなりますし、各自利益をより一層受けることができます。

このようにビジネススキームとはABC3者が

三者とも利益を得る

ことを前提をして作ります。あとは確認のため文字にした契約書にハンコを押すだけです。

 利益が出なかったとしても、その事情は天変地異とかですから、あきらめもつくし、投資した人にもやむ得なかったと言えるわけです。

これを理解し実行でき、交渉して相手を巻き込んでいくのが、プロの経営者役員なわけです。

 実行出来ない人は役員にすべきではありませんし、就任を辞退すべきで、外部から役員として招かれることもありません。

ところがです!


みなさんは何か商売を始めようとするとき、

 → さあラーメン屋を作るぞ
 → ラーメンの材料を仕入れるぞ
 → ラーメンの作り方を勉強するぞ
 → 集客するぞ

なわけじゃないですか?

先に買う奴作れよ

と言いたいわけです。

わかりますか?

利確を

運頼みにしちゃいかん

わけです。

 ① ラーメンを買うAさんを探す
 ② 店舗でラーメンを提供するBさんを探す
 ③ ラーメンの材料を調達するCさんを探す

 これがラーメン屋をはじめるということなのです。

 美味しいラーメンを作りたいなら、損得度外視で自宅で友人を招待すれば済むのです。

 ところが多くの人はラーメンを作ったことも無いのにラーメン屋の店舗を借りちゃってるわけです。そりゃ潰れますし銀行は金を出しません。

ラーメン屋じゃなくて他の事業形態でも同じことが言えます。


showroomを見ていると

→ まず認知度をつけなきゃ
→ でもtwitterで誰も反応してくれない
→ そうだyoutubeしなきゃ、あっだれも見てくれない
→ showroomやろう
→ あれ?

じゃないわけですよw


先に固定ファン作ってから配信始めないとだめよ?w


ってことなんです。プロならば配信始める前にファンクラブ作ってないとダメなんです。面白いことをしたいなら友人に自宅で話しすりゃいいんですよ。


2 実際何をするのか

 恐らくあなたは客を先に作るとか、自分の商売では

(ヾノ・∀・`)ムリムリ無理

っておもっているでしょう。


 飲食店は如何な人通りのある、駅前の一等地で開店したとしても、その通行人が客になるかどうかはわからない。だから、先に客作るとか無理だ素人!といいたいわけですね?それであなたは

おれはフランチャイズよりおいしいラーメンを低価格で出せるから客は来る(キリッ

フランチャイズより美味しければ客は来る(キリッ

俺は学校で人気者だったから集まりで店出した!って言えばみんな来てくれる(キリッ

程度で開店してしまったんですね?はいはいわかりました。

世の中の

飲食の9割は開店から1年以内に撤退しています

その理由はあなたの作ったラーメンより、まずいフランチャイズができるからそこに客がとられるからです。

→ なぜならフランチャイズは広告が上手
→ かつ資本力があるので低価格合戦であなたは勝てません。マックの100円バーガーで日本中のパン屋が潰れたでしょ?
→ あなたの学校の知り合いが1000人毎日ラーメン喰いにこれません。土日しかきません。
→ 1度に全員来ても座る席がそもそもありません。あなたのラーメン屋の席はいくつありますか?
→ そもそもラーメンなんてがんばっても週一が限界
→ 週一で喰えば1か月でそのラーメン喰い飽き来なくなります。

ね?無理でしょ?

 仮にフランチャイズに勝ったとしても、第二第三のフランチャイズが第二第三のコンビニがあなたの店の客を奪っていきます。

 そしてあなたはSNSやチラシなどで、自分のラーメンを必死に宣伝し、リクルートのぐるナビに毎年数百万払い続けるホリエモンの言うところのリクルートの奴隷になってしまうわけです。

 ぼくならそんな面倒くさいことをしないといっています。

 先に客を作ります

ということなのです。これが商いの極意なのです。先に客がいれば宣伝も集客も不要なのでフランチャイズがやって来たところで、あなたの店には行きますが、フランチャイズには行かないので潰れることはありません。


3 客の作り方

ではいまから客を作っていきたいと思います。ちなみに私は

飲食の経営をしたことがないので完全な素人

です。それでも先に客を作る方法が頭に3つ4つ位浮かんだので書きます。

① 社食契約する

 大きな会社では大体、社食があります。その中のメニューにラーメンを入れてもらうのです。利益が確定しますから、安く提供することができますし、あなたの店が出来た時点で利益も確定します。

② 配達業者と契約する

 老人向けの配達などをしている仕出し屋にあなたの店の餃子やチャーシューなど買わせます。勿論ある程度の数を買ってもらうことを条件に安く卸すのです。利益が確定しますから、安く提供することができますし、あなたの店が出来た時点で利益も確定します。

③ 広告代理店と契約する

 広告代理店の中には「集客」人数を請負形態の代理店があります。こういう代理店と契約して、月1000人の来客が無い場合、広告費を減額するペナルティがある契約をするのです。代理店は必死になって集客します。もちろん来客が見込みより増えた場合、インセンティブを与える契約にします。代理店が本気を出せば旅行代理店に手を回し、観光客を連れてきます。代理店は色々な媒体に安く広告出稿できますし、集客を知り尽くしているので全力で集客してくれるはずです。

④ 回数券やサブスクを売る

 ラーメン屋をやろうとするくらいなので、さぞ美味しいラーメンを作れるはずです。それを食べ放題の「定期券」を予めファンに売るのです。ファンが居ない?そんな奴はラーメン屋をしても成功しません。

どっか大きな暖簾がある店で修行でもすべきです。

 こういうのを相手の所に出向いて交渉し、条件を決めてくる交渉力。それが経営者や役員の仕事です。


4 つまりチラシや広告は予備的戦力にすぎない

 ここまでで、すでにあなたは目から鱗が落ちているはずです。そうです、ここに衝撃の事実を述べます。閑古鳥が鳴いている飲食店が

どれだけ広告を打っても客は来ない

です。

 広告で効果があるのはテレビや新聞で取材で取り上げられた場合くらいですね。取材でテレビが来てくれるならともかく、新聞チラシやテレビCMでは客はこねえわけです。ましてやツイッターで100RTされても何の宣伝にはなりません。


5 ではSNSは無意味なのか?

 はい、いまから大事な事をいいます。

 SNSでは直接売るというのは難しいです。

しかしライトファンを作ることはできます。ライトファンでもLINE公式やyoutubeなどに誘導することはできます。そこで更にあなたの商品やサービスをアピールすることができます。

つまりいきなりSNSでの集客というのは無理で

ライトファンを作ることができるだけに過ぎない

ということなのです。ここが大事です。

知らない人に「yotubeはじめました」では登録してもらえません。ファンじゃなければ登録はしませんし、ましてやライブにも来てもらえるわけがないんです。しかし、ツイッターで興味を引くツイートだなあと思ってもらえれば動画を再生してもらうことはできる。ここがポイントです。

 例えば、あなたのラーメン屋が秋葉原にあるならその周辺10キロの地名で検索し、

片っ端からコメントやいいね

を入れていきます。

 するといいねされた相手は、あなたのプロフを見に来ます。そのプロフを見て写真やプロフをみておもしろそうだとおもったなら、フォローしてくれます。フォローしてくれたら、あとは機会があれば来店してくれるライトなファンになってくれているといえます。


6 youtubeチャンネル登録してもらうには

 プロフまで来てもらえたのにイイネが貰えない、コメントが貰えない、フォローしてもらえないということは、あなたのPRが弱いからです。

画像2

 画像をみて「おいしそう」とか「今度行ってみたい」と思えば

ファンではない人でも

来てくれるわけです。強く、今度行きたいと思えば思うほど、いいねだけじゃなくコメントフォローと反応は多くなります。

ですから、インスタならインスタ映えをねらい、youtubeなら更に店内の雰囲気や、行ったときにどういうことができて、どういう体験が可能なのかを伝えることができます。

つまりファン以外を客にするには

メリットを与える必要があります。

「おいしそうだけでは来ない」ということです。他にも美味しい店はいくらでもありますし、インスタ映えだけでもだめです。SNSで眼を引く何かしらのイベントとかハプニングが必要になります。そういう地道な活動の継続でファンは増やすことができます。

<ファン以外でも行きたいと思う理由>
 ・ 芸能人が来る
 ・ 安い、お得感
 ・ 限定品、レアな体験
 ・ クリスマスや正月などのイベント
 ・ 友人からの口コミ紹介、異性受けする雰囲気がある店舗づくり
 ・ 誰かに伝えたくなる情報、イベント
 ・ エコ、ボランティア感

ね?

ファンじゃない人を集客するのは結構ハードル高いでしょ?ツイッターのフォローやRTも理屈は同じです。だからまず、客にするのではなくファンにする必要があり、ファンは囲っておいたライトファンから作る必要があります。


7 googleマッピングも重要

 あなたの店舗が秋葉原にあるなら、その周辺の地域はインスタで集客します。そして、秋葉原に仕事や旅行で来る人しかもう枠はありません。では旅人にはどのようにアクセスすればいいでしょうか?

 仕事や旅行で来た人はgoogleで「秋葉原」「ラーメン」で検索します。このときgoogle上でマップが表示されます。

 このマップに表示されていれば、あなたの店に来ます。

ダウンロード

 表示されてなければまず来ることはありません。


9 ファンクラブが重要

 つまり、どんな起業をするにしろ、あなたの周りにファンクラブを作れる状態にしておかねばなりません。

ファンならば

 私の場合の例にファンクラブの作り方を参考に書いていきます。


10 ファンクラブの作り方(まずいい人キャラを確立しよう)

 医者でも弁護士でも東大でもなんでもそうですが、世の中にはたくさんいるわけです。客は素人ですから、その差なんてわかりませんし、わかろうともしないのです。問題は、知り合いなのか?もしくは、いい人か?だけなわけです。

 ですからあなたはいい人であることをアピールすればいいわけでうsが、そのために何をするひつようがあるでしょうか?

  ・ 家の前の掃除
  ・ 駅前で毎朝のあいさつ
  ・ 毎日の犬の散歩
  ・ チラシ配り

 ただ一心不乱に何かをしているという状態をする三文芝居をすれば、あなたのことを他人はいいひとだとおもってくれます。あなたが善良か否かなんてどうでもいいのです。

 売れない劇団員や自称芸能人wに限ってチラシ配りを嫌がります。チラシの集客効果なんてたかが知れてるとかいいますねw


 アフォですか?

チラシ配りで毎日あいさつする君に

心打たれた人を増やす

ための三文芝居を見てもらうためににチラシを撒くのです。みんないい人と仲良くなりたいし、幸せになって欲しい、だからいい人キャラを作る必要があるんです。

チラシの内容ではなく

あなたがひたむきでいい人

であることを周知する作業なのです。チラシの内容で集客率が変わるとかそんなんほどんどありません。連絡先と場所の地図、商号だけかいておけばいいんですよチラシなんてもんは


11 あなたと交流することのメリットを周知しよう

 いい人だと近隣住民が思うと、挨拶するしたり、話しかけてくるようになります。後は簡単です。

あなたが何者なのかを示す

それに来てもらえるように、あなたは相手に話を合わせて三文芝居をするのです。


12 ファンクラブを作ろう

 あなたがどんな特技があり、どんなメリットを有するのか?また他の人ではなくあなたに仕事を頼むことでどこが違うのかを紙に書いて教える必要があります。例えば僕の場合

 ・ 〇〇高校、〇〇大、〇〇大学院卒が知り合いといえる
 ・ だれだれの息子、親が何をしている人の知り合いだと言える
 ・ HPにサンクスで名前を乗せます。(HNなども可能)
 ・ 公式LINEへ招待される
 ・ SNSでフォローしてあげる
 ・ 拡散してあげる
 ・ ツーショット写真とってあげる
 ・ 自作PC組んであげる
 ・ 直通電話番号教える
 ・ スマホのSIM交換と設定してあげる
 ・ youtubeでお礼動画
 ・ 2時間召喚券
 ・ ガチほめ権
 ・ googleマップでレビュー
 ・ インスタでむっちゃ褒めてあげる
 ・ ガチ悩み解決

などの特典を提示しました。

もし僕の商売を応援して、商売がこけても、とりあえずこういう特技があるので体で返せますよ


こういう保険なわけです。徳川家康の万一関が原で負けても350万石あるのであなたの所領は補てんできますよ感と同じ効能があるわけです。

いい大学を出ている   →家庭教師させたろ
SNSでフォロワー多い  →自分の店の宣伝させたろ
            →選挙で町会議員選挙のときSNSで応援させたろ

実際、相手に紙に列挙した事項のうち欲しい物があるかと問われれば、無いかもしれません。そんなことはどうでもいいんですよ。何かこいつと関わっていれば

他と取引するよりお得で最悪体で腹わせりゃいいさ

損はしないな


と思わせることができればそれでいいんです。

以上起業準備編でした。


もしご意見ご要望、質問等があればツイッターまで

 @hanasan0110 https://twitter.com/hanasan0110


おもしろいとおもっていただけたらば、フォローやいいねなどくれれば次回作へのモチベになります。


この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?