2023.8.31

あっという間に2023年の8月が終わった。

前回の書き出しも"あっという間"ということで、本当に毎日が秒のように過ぎていく。子供の頃の時間の価値と大人になっての時間の価値がどんどん短く軽くなっていく。生きた分だけ、体感時間は短く、早くなっていくのだろうか。

今年の夏は、わたしはおばさんになった。
子供というのはもともと嫌いではなく、赤ちゃんはどの赤ちゃんも可愛いと思っていた。ただ、同じ家で生まれ育った兄弟の赤ちゃんは、兄弟の小さい頃の面影とおもいで、お相手のおかげだと思われる綺麗な新しい瞳が交差して、とてもきらきらした輝きを感じた。

まだ直接触れてもいないその子は、生まれながらにして私にとって特別で、親と違って24時間守らなければという責任も薄く(逆におばさんで強いと迷惑よね)、本当に愛らしいと思ったわけです。

赤ちゃんは毎日顔が変わって、今日はずっと寝てる、笑顔が見えるようになった、最近は目が開いてと、私がなんとなく過ごしている一週間や1ヶ月が本当に貴重なものなのだと教えてくれる。

そしてまた、あっという間に年末になるのだろう。
あっという間に幼児になって、小学生になって、大人になって、私はおばあちゃんになる。そうやって人の成長を毎日思えるのはとても幸せなことなんだな。