稲城千歳とわかばのこと

ビール

2024年4月21日 03:00

※この記事は性的描写とまだ作品にしていない微妙なネタバレ要素を含みます(それはネタバレなのか？)

「まるこっとらぶ」というタイトルの一次創作です。本編は18禁なので18歳未満は閲覧しないように。

Twitterがシャドバンされているのでなるべくpixivで残したいと思います。

まるこっとらぶ(仮題) ろぐ1 | 🐲 #pixiv
https://www.pixiv.net/artworks/117856825

まるこっとらぶまとめ2 | 🐲 #pixiv
https://www.pixiv.net/artworks/117930300

ジャンルはなんなのだ

まるコット百合えっち漫画です

※まるコット= 一頭身のまんまるなマスコット

>頭身や形の丸さに限らず、パッと見た感じのフォルムがなんとな～くまるっこいキャラクターが該当する。

単刀直入に一次創作をしようと思った理由は「わかばとえっちなことする漫画が描きたい」なんですが、一次創作ということで自分の性癖を詰め込んでしまいます。その結果がこちら。

純愛ネタが多すぎてエロが描けない

竿役……人間のタチである「稲城千歳(いなぎちとせ)」とわかばさんの関係がこじれにこじれてしまったのでなかなかえっちができなかったのだ。あと単純に自分が人間のエッチな絵が苦手だからだ。

フィルタ機能のないnoteにアレなコンテンツを載せられないので1話はこちらからご覧ください。
※直接的ではありませんが匂わせの描写があります

まるこっとらぶ(仮題) ろぐ1 | 🐲 #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/117856825

最初からふたりに肉体関係があることを想定して1話にあたるお話を書いたんですよね。そう！！！……これが一次創作である！！！

人間×マスコットキャラクターの百合が！最初から肉欲たっぷりなことは！既存のコンテンツではなかなか見ないので一次創作のやりがいと言えるところである。

あとnoteで漫画のコマを合法で無断転載できる。
以下、紹介する画像に18禁要素はありません。

……が、なかなかえっちな展開に持っていけないのである。描いた過激さが

1話：自殺未遂とすれ違い

堂々と恋人として紹介してくれないことに憤るわかば
一方本当に嫌われたと思い込む千歳その後(過激なので原作見て)

千歳さんはわかばを傷つけないことを考えていたそうです
想像でもわかばを傷つけたくないので釈明もしません

好きな要素を盛り込めるのが一次創作

ヘイロー(天使の輪)にいちいち感情が現れます。閑話休題、次の話のダイジェストに移ります。

2話：わかば、同族に騙され死産

※過去にくるしい思いをされた方を揶揄する意図はありません

2人は子供を望みました……ということでわかばが
仙人に自分たちの子供を勝手にオーダーします。

仙人様は種族を導く役目を持っています。
人間との交配を望んだわかばを見せしめに利用します。

仙人様がわかばにとって脅威だとわかった瞬間、庇う仕草を見せる千歳さん……原作者じゃなきゃ見逃しちゃうね……というか絵が雑すぎて伝わってるか怪しい

3話：チャラ男が彼女持ちを無知状態でNTR未遂

わかばがあんまり出てないのでこれだけあんまり伸びませんでした。

稲城千歳の部署、「コンテンツビジネス部」は
日曜17時から80.0のFMラジオ局で放送されている
とあるラジオドラマに存在した部署です
(2006年ぐらいかな)。

など、最初の目的が達成できていない……。

にもかかわらず

ふたりの殺し愛を描く別世界線を描いてしまう

ここまで描いたタイミングで、別世界編を描いてしまいます。

エロ要素はないのでノーカットで。ちくしょう！エロ要素のための一次創作なのに！

稲城千歳の服装は某パン屋とコンビニエンスストアです。
トングでわかばを威嚇し、レジのスキャナーでわかばの頭をごちんと殴ります。

「このメスガキ！！」
わかばのヘイローはプロペラで飛べます

千歳さんの服は普通にウエディングドレスで
職業は「花嫁」

わかばは一撃で千歳を殺します
(というより千歳が生きる気力をなくしたのが死因です)
もう為す術(残りの職業)がないこと、わかばを1人勝ち残らせるため、千歳は死ぬ覚悟を固めました。

職業は一回使うと消えます。
だってジェットとかひとつ便利なコピー能力があるとそればっかり使っちゃうでしょ。あとは一回変身してしまうと一人分の自分にまつわる記憶が消える仮面ライダーゼロノスのパロディです。

千歳がその職業を覚えている最後の人類→
一回その記憶を具体化させるとその職業が「絶滅」してしまう。

そしてこのウエディングドレス(最後の職業=花嫁)を使い切ったことで、すべての職業が地球上から絶滅します。それはすなわち人間の文明が滅びたことになるのではないでしょうか。わかばが人類を滅ぼす瞬間です。

「ずっとひとりでさみしかったけど、きみといるときはさみしくなかったんだよ」その言葉が紡ぎ出せず、
泣いている今は伝えられないから必死の思いで千歳を蘇生させます。

いつもの白背景
今までの灰色の背景から、やっといつもの2人だけの
世界ができたということ。

以上がハッピーエンドです。
ん？分岐がある？
ハッピーエンドがあるから、バッドエンドも輝きます。

ヘイローが一部破壊されます。
灰色の世界はそのまま、しかし白い光が差し込んでいて…

日付が不明、人間にとっての時間が失われたと同時にわかばには生まれつき時間の概念がありません。労働もない、文明も千歳が覚えている限りしかない、雌同士なので交配もできない。まっさらな2人の最後のひとりとしての人生が始まります。

雑な解説わかばパワーで千歳にもヘイローが
独自の進化ってなんだよ今は意味がないです。

ヘイローはお互いを指す(差す)方位磁針になったり、そうではないときにもなりがち。

両思いパートでのみお互いの色が分かれている理由ですが、健全に愛される(愛着理論)ことで自我が確立できる発達心理学のネタが入っています。

愛着の形成は、子どもの人間に対する基本的信頼感をはぐくみ、その後の心の発達、人間関係に大きく影響します。乳幼児期に愛着に基づいた人間関係が存在することが、その後の子どもの社会性の発達には重要な役割を持ちます。

https://www.ibmjapankenpo.jp/i-support/stress/k01/k01_3_1.html より

上記画像で「混色は不完全」と記述しています。
混色ヘイローのわかばと千歳は、蘇生するほど愛し愛されているが一方で種族として憎み逢い、殺しあっている不思議な関係です。

わかばは「千歳はぼくのことを悪であり、殺しにくる相手と思っている」という認識のもとで上記の悪役のロールを演じているのです。

一方で自分の中だけに愛をしまいこんでいます。拒絶される確率が高いから、わかばは千歳を愛していることを伝えようとも思っていないのです。

千歳からの矢印の描写が薄いのもこのへんを表現したかったのですが描写不足ですね。

一方で千歳さんもわかばのために利他行動を取るなどしています。
まさかわかばが自分のことを好きだなんて1ミリも思ってもいないのです。
ゆえにわかばにとって千歳自身は、滅んでも問題ない存在だとと考えています。

ちとせのピースの間から発生するエネルギー
映画:プリ○ュアオールスターズFのキュアシュプリームが元ネタです(人間とマスコットの不和=虐待関係があるのでオススメ)。

別世界線編:バッドエンドルートの後のふたりについて

後日談もエロないよ(笑)なのでご覧ください

(こいつなんか大嫌いだ！わかばの片思い……片思いだから……！)(危険からは守るし、一緒にごはんは食べるし、一緒に寝る)

明らかに愛情が芽生えている(拒絶できずずるずる付き合っている)のに2人が混色のままなのは言葉の上ではまだ愛し合えないからです。

以下はまだ描いていない話のネタバレです。

わかば「千歳ってぼくのこと好きなの？」
千歳「大嫌いだよ」
わかば「そっかぁ」

セリフのみ

冷たい印象を受けますね。

ところがどっこい漫画にしたもの

温かみが増しました。

「大嫌い」と言いつつ言葉にできない思いと、キスされたら屈んであげる優しさがバレバレです。ですが、千歳がわかばに「おまえなんか大嫌い」と言った事実は事実です。
幸いにも、わかばは「千歳が本当は自分のことが好きなのだ」と一緒にいることを始めてから察してはいますが、戦闘状態の頃など、相手を知らない状態は直接的コミュニケーション手段である言葉のみしか判断材料がなく、存分に勘違いする可能性もあると思います。

蘇生させるのだって、ただ戦いたいからだとか愛以外に理由を持たせることも容易いです。

さらに、言葉でのすれ違いが生まれるというこれからの2人にとっての不安要素を暗示させています。