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浅草ロック座から山谷、吉原、隅田川を歩く

先日は浅草に行ってきました。最近は、外国人観光客が戻ってきているというニュースがよくやっていますが、浅草は日本で最も訪日外国人観光客が多いのではないでしょうか。

帰りの電車内は、周りの人たちが皆、外国人の旅行者というレベルでした。外国人観光客が日本旅行を楽しむYouTubeをよく見るので、嬉しい限りです。

そんな中、ずっと行きたいと思っていた浅草ロック座に行ってみました。

浅草ロック座

浅草ロック座は、1947年頃からあるストリップ劇場です。

ストリップ劇場というと、アダルトな雰囲気を連想しますが、浅草ロック座の場合、一般的な風俗とは枠組みが異なるというか、ある種の伝統文化的な雰囲気を漂わせています。

客層は比較的年配の男性が多いようですが、女性同士やカップルにも人気なようで、実際、女性やカップルも何名かいました。

ショーの内容は、本格的で、出演女性やストリップショーに知見がない私でも、非常に楽しめました。

キュートなダンスショーからシリアスなものまで、バラエティに富んでいて、飽きさせない、楽しませようという工夫が伝わってきました。

浅草ロック座特有なのか、ストリップショーの暗黙のルールなのかは不明ですが、女性が洋服を脱いで、ポーズを決めて秘部を見せる際に、拍手をするようです。

その様がシュール過ぎて、異世界に迷い込んだような気持ちになりました(笑)

浅草ロック座では、一度料金を支払えば、ラストまで会場にいても問題ないようです。外出券ももらえるので、ちょっと外に出て、また戻ってくることも可能です。

私は外出券をもらったのですが、外にいたら戻り時間が過ぎていて戻れませんでした。

あと、場内では一切、携帯電話類の使用が禁止なようです。仕方ないので、私は開演までの30分ほど、勉強していました。ストリップ劇場で勉強するのも、中々シュールで良い経験になりました。

出演女性については、永澤ゆきのさんがめっちゃ美人で素敵でした。あと、笠木いちかさんは、アイドルグループ内でもTOPレベルにいけそうなくらい、ショーもルックスも可愛かったです。

観ていて一番楽しかったのは、鈴木千里さんの姫と虫(イモムシ?)をテーマしたダンスでした。あんなに明るいエロを初めて見ました。ほんの一瞬だけ高度経済成長期の日本にタイムスリップしたような気持ちになりました。「働いて日本を成長させるぞ、良い暮らしするぞー」みたいな、そんなエネルギーの面影を、ストリップ劇場の中に見た気がしました。

楽しくなって、途中からは常連の方々の手拍子に合わせて、楽しく手を叩いていました。

山谷を歩く

いろは商店街

ロック座を出た後は、
散歩がてら山谷まで歩きました。

山谷とは、日本の三大ドヤ街として知られる場所です。今は地図上に山谷という場所はなく、東浅草や日本堤などのエリアが、山谷地区になっています。

一般的な街と大きく違いがあるわけではないと思いますが、1泊3,000円以下くらいの簡易宿が多く存在し、ドヤ街と呼ばれる所以となっています。

昔は、治安が悪いと、外からは恐れられていたようですが、私が見た限りでは、別に普通の街と変わりありませんでした。治安でいったら、歌舞伎町や渋谷の道玄坂なんかの方が比較にならないほど悪いと思います。

山谷を歩いていたら、気づいたら吉原にたどり着いていました。

あしたのジョー?

ただ、吉原は、通りの客引きが激しいので、安心して散歩できません。そんなわけですぐに引き返しました。

浅草ロック座に戻ろうと思って歩いていたら、方向を間違えて隅田川に来てしまいました。私は方向音痴なのでスマホのマップが命綱なのですが、バッテリーが切れそうなため使わずにいたら、隅田川にたどり着いていました。この時点で6kmくらい歩いていたので、いったん休憩です。

その後は、ロック座近くにあるくら寿司に行き、ロック座近くにあるゲームセンターでメダルゲームをやりました。

メダルゲームの種類がかなり多い

初めて行ったのですが、メダルゲームの種類がかなり多くてテンションが上がりました。初めて見たポケモンのメダルゲームにハマり、時間を忘れてメダルゲームをやりました。

ここまで終えて初めて気づいたのですが、ロック座の外出時の再入場には時間期限がありました。常識なのかもしれませんが、知らなかったです。受付の人が外出券を渡してくれた時に、何か書いているとは思ったのですが、確認せずにバッグにしまってしまいました。

そんなことも知らずメダルゲームで、ひたすらポケモンをゲットしていた、あの時間に戻りたいです。やっぱり浅草は良い街でした。

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