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【100チェロ・コンサート】参加者募集!

2019年夏に日本で初開催され大きな話題となりました、ジョヴァンニ・ソッリマ/エンリコ・メロッツィの「100チェロ コンサート」の大阪・堺公演が2025年3月30日(日)フェニーチェ堺大ホールで開催されます。
6月1日(土)より、今回「100チェロ コンサート」参加チェリスト募集が開始されます。
申し込みの受付期間:
2024年6月1日(土)AM10:00~6月30日(日)17:00まで
https://www.fenice-sacay.jp/event/18582/

【募集要項】100チェロ、参加チェリスト募集

フェニーチェ堺5周年記念特別企画
「100チェロ コンサート チェロよ歌え!」
~世界的な天才、鬼才チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマと一緒に「100チェロ」のステージに出演しよう!!
 
「国境を超えて、世代を超えて、キャリアを超えて ― 世界を垣根なく音楽で繋ぐ」というメッセージを、2025年大阪・関西万博の開幕を目の前に控えた大阪・堺に100人のチェリストが集結し、独自性と創造性溢れる演奏を披露します。 
 
・ジョヴァンニ・ソッリマと共に1つのコンサート(約2時間/演奏曲約15曲のステージ)を創り上げます。
曲目:ソッリマ作曲「チェロよ、歌え!」他
コンサート3か月前から楽譜を送付⇒各自で練習⇒3/28~30参加者全員でフェニーチェ堺にて練習⇒本番
指導者:ジョヴァンニ・ソッリマ/エンリコ・メロッツィ 計7名のチェリスト
・公演日:2025年3月30日(日)14時開場/15時開演予定
・場所:フェニーチェ堺 大ホール
・チケット料金:大人 7,000円/子ども 3,500円(18歳まで)
※膝上鑑賞可。座席が必要な場合はチケットの購入必要
・募集人数:100名程度
・参加条件:3/28~30の練習・本番に必ず参加できる方
      小学生~参加可・プロアマ・国籍問わず
      チェロはご自身で準備・管理
・参加費:無料
・参加条件
下記2点をご購入いただきます。
①チケット1枚購入(大人 7,000円)
②参加者Tシャツ購入(1枚 4,000円)本番着用
 
・申し込み方法
ホームページより
https://www.fenice-sacay.jp/event/18582/ ※1申込1人
・受付期間
2024年6月1日~6月30日
※厳正なる選考後、当落の結果は追ってメールにて通知いたします。
・当選決定日
7月中旬予定  
※厳正なる選考後、当落の結果は追ってメールにて通知いたします。
※当落決定後のキャンセル不可
 
主催:フェニーチェ堺(公益財団法人堺市文化振興財団)
招聘・制作協力:(株)プランクトン
後援:イタリア大使館 イタリア文化会館
協力:堺フィルハーモニー交響楽団
問い合わせ:フェニーチェ堺 072-223-1000
 
●ジョヴァンニ・ソッリマ
1962年イタリア・シチリア州パレルモ出身。世界最高峰のチェロ奏者兼作曲家。音楽一家に生まれ、幼い頃から音楽や楽器に囲まれて育つ。特に作曲家兼ピアニストであった父エリオドロ・ソッリマの影響で、幅広い音楽性を身につけた。パレルモ音楽院でジョヴァンニ・ペリエラからチェロを学び、優秀な成績で史上最年少で卒業。その後シュトゥットガルト音楽大学とモーツァルテウム音楽大学で、チェロをアントニオ・ヤニグロに、作曲をミルコ・ケレメンに師事する。
これまでにリッカルド・ムーティ(指揮者/多数共演)、マルタ・アルゲリッチ(アルゼンチンのピアニスト・ミラノで共演)、クラウディオ・アバド(指揮者/ウイーン・フィルやベルリン・フィルの指揮者)、ティグラン・マンスリアン(アルメニアの作曲家・ソッリマのために作曲)、ステファノ・ボラーニ(ピアニスト)、ペーター・シュタイン(ドイツのオペラ・演劇監督)など数多くの巨匠と共演し、絶賛を受けている。世界的チェリストのヨーヨー・マをはじめ、マリオ・ブルネロ、ミーシャ・マイスキー や2チェロ、NYではフィリップ・グラス、パティ・スミス(シンガー・詩人)らとも共演。カーネギー・ホール(NY)やクイーン・エリザベス・ホール(ロンドン)、スカラ座(ミラノ)、サル・ガヴォー(パリ)、チャイコフスキー・コンサートホール(モスクワ)、シドニー・オペラ・ハウスなど世界中のトップクラスのホールで公演を行う。
クラシック、古楽、バロック、オペラ、また、ジャズ、ロック、即興演奏まで、400年に渡る音楽の歴史の旅を綴り、世界中の民族音楽まで飲み込んだ唯一無二の演奏スタイルと作風を持つ。スピリチュアルな大自然のエレメントや歴史、文化、環境・社会問題まで取り込み、圧倒的な表現力で広大なスケールの音楽を生み出す。
2023年来日公演では、初めての「無伴奏チェロ」コンサート・ツアーを全国で行い、大成功させた。2024年に、3月に読売日本交響楽団の公演にソリストして出演、大阪・フェニーチェ堺では100チェロ公演を行う。
Giovanni Sollima cello: Francesco Ruggieri (Cremona, 1679)
ソッリマのチェロ:1679年クレモナのフランチェスコ・ルジェッリ製作
 
●100チェロ
「100チェロ」企画は、イタリアの世界的な天才・鬼才チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマを中心に、国境、世代、キャリアを超えて100人のチェリストが集い、その場所、そのメンバー、そのときでしか生み出し得ないエネルギーに溢れたチェロ・アンサンブルを披露する創造的かつ革新的なプロジェクト。通常のオーケストラのように予め決められた譜面やパートに従ってアンサンブルを構成するのではなく、100人が寝食を共にしながらクリエーションを行うことで、自由な発想と表現欲の赴くままに譜面やパートを作り替えながら、ソッリマのもと芸術性の高いアートへと昇華している。ヨーロッパ各地でも繰り返し開催され、垣根を超えた自由な音楽文化の発信を続けてている。
「100チェロ」企画は、世界の音楽界で名を馳せている破天荒な天才チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマと、エンリコ・メロッツィ により、2012年にローマで立ち上がりました。もともと、18世紀に建てられた由緒あるローマのヴァッレ劇場が廃墟になっていた様を嘆き、その復活を願って、ヴァッレ劇場の創造的エネルギーを高める企画として、友人のチェリスト、メロッツィと共に、100チェロ企画を発足させた。ヴァッレ劇場は3年間もヨーロッパ中の演劇、音楽、舞踊のアーティストたちが占拠、演目を創造し、見事に復活を成し遂げた。今ではその復活劇はひとつのカルチャー・モデルとして、ローマのアート・カルチャーの『神話』となっている。
その後、ソッリマは「100チェロ」プロジェクトを発展させ、2014年には、かつて巨匠ロストロポーヴィチが166人のチェリストを集めて行ったベルリンの壁崩落10周年記念公演の理念を継ぐ存在として、「自由」と「音楽文化」を守るというメッセージを込めた第2回公演を開催。その後もブダペストやミラノ、シチリアなど多数の場所で展開している。
2019年8月に、100チェロ・コンサート日本公演を行って、大成功を収めた。

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