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趣味

ここのところYouTubeばかりを見ているので、今までのように芸人やモンスターファームのチャンネルだけではなく、料理系や工作系のチャンネルを見る機会も増えている。



厨房の見える定食屋なんかに行くと、「人の作業ってずっと見てられるなあ」などと思うことがあるが、YouTubeはそんな需要にも応えてくれる。



変な人もいるもんだと思ってチャンネルを覗くと300万人登録とかでビビる。
井の中の蛙が大海を覗き見ている気分だ。

こんなのばかり見ていると、AIが最適解を導き出してくる。



冷蔵庫の扉の持ち手部分を塗装するだけの動画なのに、めちゃめちゃかっこよかった。
成人男性たちが「世田谷ベース」をこぞって見る気持ちもわかる。いつまでもたけしの暴走を止めないおじさんだと思っていてはいけない。あのころから所さんはMC横をやっていたんだ。

所さんといえば、次兄がMDに入れた「デジタル所さん」を聞かせてもらっていた時期があった。内容とかはあまり覚えていないけど、おもしろい歌を歌うんだなこの人と思った記憶がある。
兄がデジタル所さんと、はなわと、嘉門達夫を聞きまくっていたあの時期はなんだったのだろう。
(デジタル所さんはアニメだったかもしれない。記憶があいまいだ。)

所さんは面白い歌だけでなくて、かっこいい歌も作る。家族の誰かが借りたコブクロのベストを自分の音楽プレーヤーにも入れて聞いていたら、「毎朝、ボクの横にいて。」だけがずば抜けていい歌で、気に入ってよく聞いていたら、後々所さんが作った歌だと知った。
このことを思い出して、いま所さんの歌を色々聞いている。

外出自粛で最大の趣味である写真を奪われたことによって、自宅でできる趣味に走っていたわけだが、いわゆる「男の趣味」(今にそぐわない言葉ではあるが)に関心があることが判明して驚いている。
写真と珈琲はわりと万人だれでもという感じの趣味だし、機材・道具狂でもないので楽しみ方も「男の趣味」ではない。
ギターもバイクもあまり興味はないけれど、くっきー! が自分のコレクションを紹介しているのは楽しく観ることができる。

でも自分でやるほどではないので、見る分にはという程度なのかもしれない。人の作業を眺めるというだけの趣味もいいかもしれない。趣味なんて別に実にならなくていい。

最近は大量の料理を作って自分で大食いする動画を見ている。

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