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ギターで良い音を鳴らす為に

ギターで良い音を鳴らす。
自分の音と向き合う。

真剣に考えた方は経験者でもあまりいらっしゃらないかもしれません。
これについて書かれた物が無いので当然といえば当然ですが。

管楽器の経験のある方はお馴染みかもしれませんが、減衰していく楽器だからか弦楽器にはロングトーンという文化がないです。

私も大学生の時に習った先生に教わりました。
半信半疑とはいえやっていたら、なぞってただけの演奏が前より音楽的な密度を増していったのを覚えています。

この練習は今もやっており、自分の演奏に迷いが生じた時の原点の様な気持ちでやっています。

やり方は簡単です。
メトロノームをBPM=40にセットし、クリックに合わせて任意の開放弦を鳴らす。
BPMを速くしてしまうと練習の意味が薄れていきますので、40くらいがちょうど良い様です。

どういう弾き方だとクリックにあわないか、音の密度が違うのか、響き方はどう変わるのか、色々考えればやればやるほど少しずつ音は綺麗になっていきます。

曲じゃないしつまらない!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、基礎練習はなるべくシンプルにした方が集中しやすいようです。
ピッキングする右手と、音を聴く耳。
意識するのはこの2つのみで構いません。

もし気が向いたらやってみてください。
毎日15分もやれば、どんどん演奏が洗練されていくと思います。

皆さんのギター人生がより良いものになることを願っております。

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