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いざか家たいよう明日で一周年

感謝してます!

今日が2020年5月29日。明日5月30日はいよいよたいよう1周年です!

皆様のおかげ様です!感謝感謝です!

こんな形で一周年を迎えるとは僕は思っていませんでした笑

普通の営業もできていない状況で(緊急事態宣言解除されたからできるんだけど笑)、ここからの準備の時間に今を注ぐ。

ちょうど一年前の今日と、少し似たところがある。

お店の中の準備、オープンに向けてのいろいろな準備に追われていた。

ほんと、文字通り、追われていた。

お店を5月30日にオープン。太陽酒場(一店舗目の上のバー)のお客さんたちがたくさんきてくれたオープンからの三日間。もちろんそれのあともそうだけど。

僕はオープンが嬉しい反面、複雑な気持ちだった。

たくさんの人に応援してもらった。たくさんの人に支えてもらった。

どうにかこうにかオープンまではいけた。

でもそのお店は、僕がやろうとイメージしていたものとは結果、全然違う形になった。これは僕の経営能力の低さだと思う。

自分が思ってるお店のイメージまで落とし込むことができずでのスタートになってしまった。僕は正直、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

このお店で、来てくれる人は心から喜んでくれるのかな?

このお店は、心から笑顔になれるお店になれているのかな?

接客、メニュー、価格帯、出しているもの、もろもろすべて。

形になりきる前に(少なくとも僕がやろうとしていたお店の形とはだいぶかけ離れた状態)スタートした。

でも、その中で全力は尽くした。一緒にやってくれたみんなも全力を尽くしてくれた。これは間違いない。

ただ、その進む道が少し、僕が進みたいと思っていた道とズレていたということ。

僕はこのnoteでも(やっと)なんのためにお店をやるのか。その想いに至った経緯。生き方を共有してきた。僕は少し変わっている笑

そんな変わった僕は、今この人生で、本気で「日本を元気にしたい」と思っている。別に笑われたっていいし、信じてもらわなくていい。これは志だ。人がどうこういってぶれるようなもんじゃない。

「日本を元気にする」っていう漠然とした大きな言い方だとしっくりこないけど、結局できることというのはまず、「目の前の人を本気で笑顔にするということだ」どんな方法でもいい。僕はたまたま自分が持っている武器が「飲食」と「接客」が得意だったことから飲食店を始めたけど形としては別に飲食でなければいけない理由なんて僕の中には本当のところない。「日本を元気にしたい」が先で「目の前の人を笑顔にする」一番自分にとっての近道がただ「飲食店」だっただけだ。

で、僕は飲食店を始めた。
より多くの人に触れ合う機会を増やし、ハッピーの流れを増やす、その為に「居酒屋」という業態を選んで、お店をオープンすることができた。
僕の目的は「目の前にいる人を笑顔にすること」。
僕がずっと大切にしてきたことは「また」きたいと思えるお店作り。

魅力って簡単で。
一番わかりやすい。「また」きたいお店。「また」食べたい料理。「また」飲みたいドリンク。そしてなにより、「また」あなたに逢いたいという絶対的な魅力。
「また」の前には絶対に楽しかった経験、笑顔になった経験がある。
ディズニーランド出るときに大抵の人が「またこようね」って言って帰ってくあれだ。あれはパーク内にいる時にたっくさんたくさん満たされたから、満足したから、楽しかったから、嬉しかったから、「また」こようねになってるはず。
「また」を追求することが結果、「目の前にいる人を本当の意味で笑顔にすること」ぼくはずっとそう、信じてる。

だから「またきたいと思うお店」を目指して作っていくわけだけれども、僕たちが作ったお店を、僕は心から「最幸のお店」、「またきたいと思えるようなお店」だと僕は思えなかった。なんなら、僕なら行かないかなっていうお店。
ほんと、店やってる人間として失格です。
でも幸いなのは、僕はそれをわかっていた。このままじゃだめだ。圧倒的なスピードでお店を変化させて喜ばれるお店に変えていこうと。

そこからどんどんどんどんお店の中を変えていった。
もうほんと、周りからみたら、なにをそんなに焦ってるの?って言われるくらいのスピードで。実際僕は急いでいた。なんといってもずっと心のモヤモヤがとれない。これできてくれたみんなは本当の意味で喜んでくれるのかなあ?
ずっとずっと、そんな想いが心に残る毎日。
それでも笑顔を追いかけたかった。この店がここにある理由なんて、それ以外になにもないんだから。

お店をやっていく中で大事なこと。
それは、きてくれる人の人生を想像する力。その人がその日1日、どんな風に生きて、どんな気持ちでここにきて、そしてそれをどんな形で喜んで帰すか。
それに尽きる。
経営がなんだの、数字がなんだの、そういうのももちろん大事だけれど、やはりなんといっても大切なのは、本当の意味できてくれる人たち一人一人を大切にするという心であり、その実践だと思う。考えてるだけじゃ人生は変わらないし、思っていてもやらなければやってないのと一緒(←オープン時のお店はこうなっていたと思う)

だから本気で、本気で、本気できてくれた人を大切にする。
ほんとに本当の意味で、喜んでもらう。
帰るときの「ありがとう」が、お世辞の「ありがとう」なのか、本当の「ありがとう」なのかなんて顔見てればわかる。僕たちが目指すのはもちろん「本当のありがとう」だ。きてくれたみんなに、気遣わせちゃダメ笑

たくさん話をした。
想いもたくさん話した。
ここがある意味。
たいようがたいようである理由。

それをチームで共有し、行動に落とし込むことが大切。
お店の利益のことばかり考えている人間と、きてくれた人たちの幸せばかりを考えている人間のどっちが応援される人間であり、お店になるかということ。
僕の恩師(最近気付いたけどやっぱりメンターではなくて人生の師)のアフリカの革命家島岡さんが以前講演会で言っていた「人ってものはそんなに悪いものじゃない。自分が相手の頭の上にいるハエをとってあげれば、相手もそうしてくれるものだ」と言っていたのを思い出す。
もちろんお店の利益も僕は考えなければいけない。でもその手段が、自分の利益を先に考えるのか、相手の利益を先に考えるのかであれば、僕は相手を想う道のほうが結果自分にも大きく帰ってくる生き方になると思ってる。

だから絶対に、きてくれた人が「最高だ!」って言ってくれる(言わなくてもいいけど笑)お店にすることが大切。
よくきく新規客の取り込みにやっきになるやり方は、そもそも論で今目の前にいる人たちがみえていないやり方だと想う。穴があいてる浴槽にそのまま水を流し続けてるのと一緒。僕にとっては無駄な努力でしかない。

だからずっとずっと、きてくれた人がどうしたら喜んでくれるか。
どうしたらもっと喜ばれるお店になるか。
を考えて走り続けたきた。

そんな中コロナ先輩(パイセン)がやってきて、ひとまずお前ら落ち着けと。
一旦考える時間やるからいろいろと考え直せと時間をくれた。
いろんなことを考えた。でも結局、目の前にいる人を幸せにするという動機は変わることはない。その中で手段はもう少し増やしてもいいかなとかはある。
でもやはり目の前にいる人を喜ばせるという軸からぶれることだけは絶対になくしたい。少しずつ少しずつ変わってきた。少しずつ少しずつ、喜ばれるお店になれてきたと想う。それはみんなの帰る時の顔をみてればわかる。
少なくともオープンと今ならまじで、別の店だ笑
絶対今のほうが魅力的。

だけど今回のコロナ先輩(パイセン)の猛威により、いろいろとストップした。
ここで止まるも進むも自由。
僕は進む決意をした。倒れるかもしれない。この先どうなるかなんてすべてを読み通すのは無理だ。それでも僕は、より多くの笑顔を追いかけたくて、挑戦を続けることにした。今までやったことのないことにもいろいろと挑戦していくつもりだ。

この機会にメニューも一新した。
料理長としさんは本当によくやってくれたと想う。
新メニューは本当にワクワクする。いよいよずっとやりたかった本鮪も導入します!このコロナ先輩(パイセン)がきて、みんな怯んでるところ逆に、攻めの一手でいこうと思ってます。
全部が全部ということでなく、お店のいいところを残し、より喜ばれそうなことを導入した形。その中で席数が半分になったお店をやっていく覚悟。今、試されてると思ってます。オペレーション等々も見直さないといけないし、感動して泣く人もいたバースデーのやり方も、人数が減った営業になることで少し変えていかないといけない。それもここからの課題です。(楽しみ!)

太陽酒場のなおきもよく顔晴ってくれ、僕たちはこのタイミングでYoutubeの世界に飛び込みました。これも僕たちなりの「なんのためにお店をやっているのか」の答えです。元気にしたいんです。心の底から。

そんなこんなで、あっという間の一周年(明日ですが)
イベントなどは今のこの状況難しそうで、ひとまず営業再開してからどうするかみんなと相談して決めていきます。
ピンチはチャンスとか。よくいうけど、そんな生ぬるい言葉で乗り越えられる状況ではないのかもしれないけれど、なぜだかこれからの毎日が、楽しみで仕方ないです。ワクワクしてるんです。不思議でしょう笑

倒れたら倒れたで笑ってください。爆笑でお願いします。
どんな形になろうと僕たちは「一生懸命」みんなを笑顔にできるように、喜んでもらえるように、命を使っていきます。

感謝します。
おかげ様の一周年。
みんなのおかげでここまでこれました。
またここからも、一緒に素敵な時間をつくっていきたいです。
まだまだここから走り続けます!
いつもありがとうございます!

リョー

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