なかなか幸せを感じられないあなたへ
みなさんは日々幸せを感じられていますか?
幸せだって思っても、やっぱり心の中では、足りないものについつい目を向けてしまって、不満を感じてしまうこと、けっこうあるのではないでしょうか?
そんな時には、この本がおすすめ。
小林正観さんの『ありがとうのすごい秘密』。
「ものごとをこういう風に見ることができるのか!」
と目から鱗な言葉もあったし、
「幸せって身近なところにあるんだな」
と教えてもらって、心が温かくなった感じがした。
そんな一冊だった。
本書の前半では、自分の感情が、いかに自分を不幸にし-ているかについての話をしている。
たとえば、こんな一節。
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自分の思いがあると思いどおりにならないことが生まれます。思いが強ければ強いほど、多ければ多いほど、思い通りにならないことが多くなります。
今の学校教育は「思いを持つこと」「足りないものをリストアップして、それを手に入れること」が幸せだと教えてきました。自己啓発セミナーでも「強く思いを持てば足りないものは手に入る」と。人の何倍も努力して、ほしいものが手に入らない限りは不幸だという教育論で生きてきた人は、常に何かを求めてリストアップし、手に入れる努力をし続けていきます。
するとやがて体が壊れてしまい、そういう生き方は嫌だと体が反応するようになります。
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これを読むまでは、自分も目標をたてて、それに向かって頑張る。
そんな生き方が当然だと思っていた。
でも、正観さんは、そんな生き方は危険だと言っている。
たしかに、目標を立てて、それを達成させようと頑張るとき、達成できていない間は、自分の心は満たされない。
「なんでうまくいかないんだ?」
「自分にはできないのか?」
「頑張りが足りないんじゃないか?」
そんなことが頭に浮かんでは、自分を責めて、苦しくなる。
目標を達成するまで、そんな苦しみは続く。。。
でも正観さんは言う。
そもそも、当たり前に日々生きられていることが、有難いんだと。
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本当の幸せとはなにも起きないこと。
あたりまえのことが淡々と、そのまま過ぎていくことがどれほどありがたいか。朝起きたら目が見えて、耳が聞こえて、歩くことができて、話すこともできる。
本当の幸せというものがわかってしまうと、その本当の幸せを求めるのに長い旅をしなくてもいいことに気がつきます。
本当の幸せは、身近なところにあって、自分の周りを取り囲んでいるという事実に気がつけばいいのです。
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まさにその通り。
普通に生活できていること、それだけでも十分有難いこと。
特に自分なんか、体に不自由しているところはない。
しかも、ご飯は食べれて、服も買えるし、家にも住める。
さらに、体調が悪くなれば病院にも行ける。
それだけで十分幸せなんだ。
何かこうなりたいという目標をつくっては、それを達成できなくてモヤモヤしていた気持ちが、この本を読んで軽くなった。
また、この本では、目標を立てるよりも、もっと楽に面白い人生を生きる方法も書いてあります。
なかなか幸せを感じることができないな。
そんな方にはぜひこの本を読んで頂きたい。
生き方が変わりますよ!
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