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最年少女性マネージャーが誕生したので本人と上司に話を聞いてみた

こんにちは、インターパーク採用担当です。

インターパークは2000年に設立された「ビジネスや日常をシンプルに、効率的に、より価値のあるものにする」というミッションを掲げクラウドサービスの開発・提供に取り組んでいるSaaSベンチャー企業です。現在展開している3つの自社サービスを柱として、大手からスタートアップまで1,500社以上の導入実績を誇ります。

インターパークでは今年10月に組織改編により「財務経理ユニット」が新設され、最年少の女性管理職が誕生しました。今回は新しくマネージャーになる小野さんとその上司に抜擢の背景など話を聞いてきました。 


▍プロフィール

小野さん
管理部 財務経理ユニット マネージャー
2021年に業務未経験で中途入社、2024年10月よりマネージャーに昇進

▍簡単な経歴を教えてください

小野:管理部 財務経理ユニット マネージャーの小野です。

北海道の東側にある玉ねぎ農家で生まれ育ち、高校まで地元で過ごした後に「道外の世界を見たい」と思い、青森県の弘前大学に進学しました。

大学ではバイトとサークルを往復する所謂「THE・大学生」といった生活を送っていました。実家が自営業で帳簿やレシートの処理を手伝う機会が多く、会計に身近な環境だったこともあり、3年生の時に会計学のゼミに所属しました。

新卒では会計とは関係のない建築資材メーカーの代理店に就職し、約2年間、住宅会社向けの営業をしていました。お客さんとの会話は楽しかったものの、売上目標を追うことが肌に合わず別のキャリアを模索していました。
大学で学んでいた会計学が面白かったので、経理の仕事を探していたところ「IT企業!経理募集!未経験可!」と書かれた求人を見つけ、応募したのがインターパークとの出会いです。

東京ドーム3~4個分ある広大な畑の中ですくすく育ちました

▍インターパーク入社~現在までどんな仕事をしてきましたか?

小野:実務未経験で入社したので入社当初は一つ一つ取り組んでいきました。入社から一年が経ち、徐々に担当領域が広がり「そろそろ慣れてきたな」と思った頃、内部統制にも関わるようになり、一気に会社全体の動きを見ることになりました。

手元にやったことのない仕事がたくさんあって、やってもやっても初めての仕事が現れる状況で、自分の力じゃどうにもならず誰かに助けてもらうばかりで、無力さを感じる苦しい時期が続きました。経理として出来ることが増えてきたと思ってたタイミングだったので余計に辛かったです。

そんな状況が約1年続いた頃、次第に自分で答えまでたどり着けることが一気に増えて「トンネル抜けたー!!」と思える瞬間が来ました。このとき味わった感覚のおかげで、「やってみればなんとかなる、大丈夫」って思えるようになって精神的に強くなれたと思います。

インターパークは他部署とのコミュニケーションも盛んで、辛い時に周りの人が優しく受け止めてくれる環境だったので、そのおかげもありなんとか乗り越えられました。

▍インターパークに入社してから一番嬉しかったことは何ですか?

小野:やはりマネージャー昇進を告げられた時が一番嬉しかったです。

経理はエンジニアのように製品を作るわけでもなく、営業のように数字で成果が見えるわけでもないため、達成感を味わうことが少なく、感謝される機会も多くはありません。きちんとやり遂げて初めて合格点という仕事なので、喜びを感じにくい仕事だと思っています。

だからこそ、今回の昇進は入社から今までの仕事を評価してもらえたことがとても嬉しかったです。マネージャーになること自体よりも、評価してもらえたっていうことが何よりも喜びでした。

▍インターパークのビジョン、バリューで大切にしてるものは何ですか?

小野:バリューにある「期待値を超える価値を提供する」という考え方です。自分に期待されていること、やるべきこと、一緒に仕事をする相手やその時の状況などを総合的に考え、求められていることにプラスαを提供するという姿勢は、普段の仕事の軸になっています。

ただがむしゃらにやるのではなく、自分ができることをきちんとこなしつつ、状況に応じて相手が必要としていることをさりげなく提供する、そんな仕事の仕方を心がけています。

▍上長の上山さんはどんな存在ですか?

小野:上山さんは、私とは異なる視点から物事を見ていて、私が気づかないことを教えてくれる人です。私が感情的になりそうな時でも冷静にアドバイスをくれるので、とても助かってます。

また、私のスキルアップやキャリアについても常に考えてくれていて、仕事を任せる際もただ指示を出すだけでなく、どのように成長できるかを意識して指導してくれる点が特に印象的です。

~上長にも話を聞いてみました~

上山さん
取締役 CFO
特技は天まで届くハイキック

▍財務経理ユニット新設の背景を教えてください。

上山:上場を見据えた体制づくりを進める中で、管理部全体の専門性を高める必要があると考え、新しいユニットの設立を決定しました。

中途採用で経験者を迎えることもできますが、さまざまな不確実性を考慮した結果、自社内で将来有望な人材を引き上げる方が良いと判断し、上場前に経験を積ませるためにも小野さんにマネージャーを任せることにしました。

▍上山さんから見て小野さんはどんな人ですか?

上山:小野さんは仕事を効率よく進め、組織の中でうまくポジショニングする力を持っている人です。

経理の仕事は月次や決算など時間との戦いなので、「間に合いませんでした」は許されませんが、小野さんは常に要領よく仕事を進めてなにかしら形にしてくれるので安心して任せることができています。

また、経理の仕事は社内外のさまざまな部署と連携することが多いですが、小野さんは役員や部長とも協力関係を築く能力があり、時には「小野さんにお願いされたらしょうがないか」と思わせるほどの人間関係を築く力も持っています。

小野さん:普段のコミュニケーションで気を付けてることは、人によって対応を変えないことです。仕事をしていると、役職や立場によって態度が変わりがちになる場面もあるかもしれませんが、私は常に平等で一貫した対応を心がけています。これは、バリューにある「公明正大に取組む」という姿勢にも通じる部分だと思います。

▍最後に所信表明をお願いします

小野:今後、会社が成長するにつれて、財務経理ユニットとして処理する業務やイレギュラーな案件も増えてくると思います。ユニットメンバーがそれぞれ専門分野を持ち、対応できる幅を広げることで、チーム全体として臨機応変に対応できる力を高めたいと考えています。

経理が素早く動いて答えを出すことは、会社全体のスピード感にもつながります。そのため、会社を下支えできるような強いユニットにしていきたいです。

また、インターパークの「個と個を掛け合わせたチーム力でアイデアを実現する組織文化を育む」というビジョンの通り、財務経理ユニットのメンバーそれぞれの個性や得意分野を活かし、足し算ではなく掛け算でチーム力を高めていきたいと思います。

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