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インターリンクが風通しの良い理由は「目安箱」にある?

「フラットな職場」「風通しが良い」「ボトムアップ」
これらは企業の求人でよく見かける言葉ですが、具体的なエピソードや制度まで踏み込まないとイメージしにくい部分でもあります。

インターリンクの風通しが良い理由の一つは「社員が自由に意見を言うことができる」というところ。

そして、その環境を作っていると言っても過言ではないのが目安箱の制度。目安箱といえば、匿名で意見を投稿することができるシステム。
インターリンクではWeb上で全社員がいつでも、どこでも意見提案や質問を投稿できるようになっています。

「会社のこういうところ、もっと良くならないかな…?でも誰に言えばいいんだろう…」そんな悩みを解消することができる上、より良い会社づくりが可能です。
今回はそんな目安箱について、どのような意見が投稿されているのか、実際にどんな運用がされているのかをご紹介します。




目安箱を導入したきっかけ


目安箱ができるきっかけになったのは、実はある事業部発信のプロジェクト。KGI達成に向けて開催した、ある事業部のワークショップにおいて、メンバーが「事業部の課題点を挙げて、改善していこう!」と呼びかけました。
その取り組みの中で、「良い意見や提案がたくさんあがってくる」という気付きがあり、「事業部だけではなく、もっと広く、全社的に自由に意見提案をしてもらうことでさらに会社を良くしていけるのではないか」という想いから目安箱を設置することになりました。

運用としてはシンプルに以下のように取り組んでいます。
①目安箱担当部門が寄せられた意見を確認、対応該当部署や役員へ共有
②共有を受けた側は寄せられた意見を確認・検討し、回答(検討に時間がかかる場合、まずは一次回答)
なお、寄せられた意見とそれに対する回答はナレッジ共有ツール内で全社員に公開されています。

集まった意見は?


実際に寄せられた意見の一部をご紹介します。

誕生日休暇の取得可能期間を、誕生日前後1か月に増やしてほしいです
以前、インターリンクでは誕生日休暇の取得期間を誕生日月内としていましたが、こちらの意見を受けて誕生日月と前後1か月の3か月以内に取得期間を変更しています。

紅茶を飲むためのティーポットが欲しい
休憩時間にリラックスしてもらうため、用意しました。

独自の受付システムを作ったらどうか
インターリンクでは来客があった際に受付から電話をかけていただき、用紙に署名をいただいております。この来訪者の手間を少しでも軽減できれば、とあがってきた意見です。
こちらの意見を受けて、後日、社内のエンジニアがGoogle HomeとChatworkを連携させ、音声認識による受付が可能な環境を作りました。(受付でGoogle Homeに話しかけ、名乗っていただくとChatworkの来客用チャットルームにその情報が送られてきます)
※現在はリモートワーク移行に伴い設置しておりません。


気軽に意見提案ができる環境を


意見提案ができるのは、目安箱だけではありません。

インターリンクでは年に2回評価面談を実施していますが、その際に提出する面談シートの中に「会社への意見提案」という項目があり、何かあれば明記して提出することができます。
評価面談の中で記載したことについて会話も可能ですし、内容によってはその後必要な部門で検討し、結果をフィードバックします。

半期面談では上長はもちろん、役員とも話せる場があるため、経営層に直接意見することが可能です。

また、ChatworkやSlackなどのチャットツールを導入しているため、人事部や役員宛に直接連絡が来ることもあります。
もともと業務連絡や、部活動などで社員同士の交流もあるため、チャットツールを使って気軽に連絡ができる雰囲気があります。こういったツールを利用して「そういえば…」とちょっとした気付きを社員が送ってきてくれることもしばしば。
連絡を受け取った側もすぐに対応することで、次回以降の気付きもまたフィードバックしてもらえて、好循環が生まれています。


社員から多くの意見提案が寄せられるのは、社員が会社を良くしたいという想いがあるからこそ。会社も社員の想いに応え、集まった意見に対し真摯に向き合っています。
こういった取り組みやツールがインターリンクが風通しが良いと言われる理由の一つになっています。

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