第2回さばけるサミット2019で食と環境を学ぶ
•プロローグ
日本財団海と日本PROJECT主催の
第2回さばけるサミット2019に小学生の娘と参加してきました。
場所は千駄ヶ谷(新宿高島屋近く)の服部栄養専門学校です。
服部校長先生はテレビなどにもよく出ているので
ご存じの方も多いと思います。
プログラムです。
第1部:調理セミナー
第1部は広いキッチンスペースのある講義場でセミナー受講です。
モニターでシェフの方々の手元を映してくれるので
とても分かりやすいです。
登壇は
イタリア料理の土方瞭平さん
日本料理の西澤辰男さん
環境問題に詳しい小澤亮さんです。
土方さんからはイタリアの陽気でマンマ(お母さん)のカルパッチョ
西澤さんからは職人の繊細な技術でのお刺身
の講義を受けてそれぞれの生のぶりの異なる料理の違いを比べながら食べれました。
包丁の歴史やそれぞれの国の包丁の違いなどについても学べました。
ただ料理の手順を説明するだけではなく
様々なエピソードや
料理の歴史や文化を話しながらなので
とても楽しかったです。
江戸時代以前など
冷蔵庫がなかった時代の魚の保存方法の種類を聞き
その中で特に「干物」について学びました。
ここ10年で干物は10%の売り上げダウンだそうですが
従業員10名以下の手作業の加工所では33%もダウンだとか。
工場の大量生産が主な理由ですが
手作業での地道な作業の方が
干物はより美味しく出来ることなどを学びました。
第2部:調理実習
場所をいくつもキッチンのある調理実習室へ移動して
いよいよ調理実習です。
何とか鯵(あじ)を3枚におろすことが出来ました。
先生が複数巡回してくれていて指導してくれます。
3枚におろしたものは
つみれ汁にするので
すりつぶしていきます。
鯵の天ぷらとつみれ汁と
土鍋で炊いたご飯です。
最高です♪。
こんなお料理も頂きました。
服部校長先生のエピソードをお聞きして
服部校長先生より参加者全員(子どもも大人も)に
日本さばけるプロジェクトの認定証を頂きました。
お土産も美味しそうなもの色々頂きました。
この調味料に見合うようなお料理をいつか作れたらいいなぁ♪。
•エピローグ
単なる魚を3枚におろしてさばくといった
お料理教室だけではなく
魚を実際にさばくことによって
魚や海に関わる文化や歴史、環境問題も学ぶ
とても有意義なプログラムでした。
申し込み日時からあっとゆう間に
定員になってしまう人気プログラムなのですが
是非とも一度は親子で体験したいプログラムです。
同じようなプログラムが
来年も全国で展開されるとお話しをされていたので
是非チェックされてみてはいかがでしょうか。
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