見出し画像

インテリアコーディネーター2次試験、概要と勉強の進め方は?

インテリアBiz+のasaです♪
昨日2022年2月14日(月)は、第39回インテリアコーディネーター資格試験の2次試験の合格発表日でした。
製図と論文で構成される2試験は、マークシート式で行われる学科試験よりもさらに専門性が問われる内容となっています。
今回は2次試験の概要や学習方法についてご紹介致します。

インテリアコーディネーター2次試験の概要

インテリアコーディネーターの2次試験は、毎年12月の第1日曜に行われます。試験内容は【プレゼンテーション】【論文】で、試験時間は180分となっています。インテリア産業協会のホームページによると審査基準は下記の通りです。

【プレゼンテーション】
インテリアの基礎知識をもとに、住まいなどのインテリアに関する与 えられた課題について、与条件を理解した上でインテリア計画を行 い、図面作成や着彩により必要な情報を分かりやすく表現し、伝達 できる能力を有していること。
【論文】
住まいなどのインテリアに関する与えられた課題について、インテリ アコーディネーターとして、これを理解し、判断した上で、的確な解 答を文章で明瞭に表現できる能力を有していること。

第39回(2021年度)の2次試験の総評

プレゼンテーションは、平面図、家具図(正面図と断面図)の作図と、ウインドートリートメントの種類およびその特徴を記述形式で解答するという課題になっていました。
論文課題は、寝室まわりの収納について記述する内容となっていました。

プレゼンテーションに関しては、作図量は多くはありませんが指定されているものの名称や形、寸法に対する理解がなければ、配置計画に時間を要する課題でした。
また、論文については、提案やアドバイスではなく、各収納の特徴を理解していないと書く内容をまとめることが難しい内容であったと言えます。

2次試験の学習はどのように進めればいいの?

2次試験に関して独学で学習するならば、1次試験終了から2ヵ月弱という短期間で、いかに集中して学習を進めていけるかが重要なポイントとなっています。
試験時間は180分なので、最終的には160分でプレゼンテーションを、残りの40分で論文を完成させるようにしましょう。

製図は、どれだけたくさん描けたかがカギ!

プレゼンテーションは製図試験です。
製図に関しては、過去問題の問題と解答を見ながらひたすらトレース(模写)することが学習の第一歩です。
初めから自分ならこのようにレイアウトする、などといった難しいことは考えず、暫くは解答をそのまま解答用紙に写していくことに集中しましょう。エレメントのサイズを覚えておくと製図スピードは格段に早くなるので、ダイニングテーブルやソファなどの代表的なものは、覚えておくことも大切です。
試験では、平面図に加えて立断面図やアイソメ図、パースなどの作図が求められます。最初は平面図の模写だけで数時間を要してしまいますが、焦らなくても大丈夫。書けば書くほど、スピードが上がり、より正確な図面が描けるようになります!
トレース(模写)に慣れてきたら、予想問題集に取り組み精度を上げていくと良いでしょう^^

論文の勉強は、プレゼンテーションの合間に

論文の学習は、プレゼンテーション(製図)の合間に行うようにしましょう。2次試験の対策は、プレゼンテーションがメインであることをしっかり覚えておいてください^^
論文も過去問題に取り組むことから始めます。
まずは問題文を読み、解答を読む前に自分ならどのように書くかをしっかりと想像することが大切です。しっかりイメージ出来たら、そのまま模範解答を読み進めましょう。そして、模範解答はどのように論点を組み立てて書いているのかを理解することが重要です。
また論文の学習に取り組む上では、問題文で聞かれていることにしっかりと答えることもポイントとなってきます。
この2点をおさえながら学習を進めましょう。

2次試験のみ、予備校や通信講座を利用するのも◎

1次試験に関しては幅広い知識が問われるものの出題範囲は決まっているので、時間をかければ独学での合格の可能性も0ではありません。
しかし2次試験はプレゼンテーションが難関のため、予備知識が全くない状態から合格を目指すのは、難関といえるでしょう。
場合によっては、1次試験は独学での合格を目指し、2次試験のみ予備校や通信講座を利用する、という方法もあります。
インテリアBiz+では、インテリコーディネーター2次試験対策講座を実施しています。講座ではEラーニング講座で製図と論文の基礎を学んだ後、ベテラン講師の指導の下、課題に取り組んで頂き、しっかり実力を付けられる内容となっています^^
こちらの講座も是非ご検討ください♪
自分に合った学習方法で、合格を目指してくださいね^^
では、また♪